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なにをやっているのか

百笑市場は、日本の農家(百姓)が、離農や高齢化による担い手不足、食料自給率の低下、耕作放棄地の拡大など、 様々な課題に直面して苦しい時代だからこそ、笑っていられるような市場(シジョウ)にしたいという想いから名付けました。 「農業は国の礎」と言われている反面、新規参入のハードルが高く、農業従事者の数は減少を続けています。 今年度中に精米の加工設備とお米の貯蔵設備を刷新し、年度内に2億円近い投資を予定しています。さらにこの先2年で約200坪の冷温倉庫を建て、5年後には現在の5倍数量である10,000トン、売上も10億円到達を目指します。 さらに、昨今の新型コロナウイルスの影響で、外食需要が低下し、国内市場での「コメ余り」が深刻化しました。 それでも、農家はみな消費者においしいお米を食べてもらおうと頑張っています。 わたし達は、そんな農家の想いを形にするために。日本の伝統を後世に残すために。 国内だけではなく世界中に届けることで、日本のお米のおいしさを多くの人に知ってもらうために。 そういった沢山の「ために」を実現することで、笑顔で溢れる市場をつくっていきます。

なぜやるのか

現在、日本国内の年間米需要は約710万トンほどですが、人口減少や喫食率低下などから、毎年約10万トン以上もの需要減が見込まれています。 さらにはお米の作り手の平均年齢が68~69才と高齢化しており、継承者不足や担い手不在にともなう田畑の荒廃が予測されています。 米消費の衰退により、作っても売れない時代がすでに到来しているのです。 また新型コロナウイルスの影響もあり、直近の国内年間需要は30万トン以上減少、国内主食用米の在庫量は200万トンを超え、新米の価格も低下しました。 その一方で、海外では新興国の人口増加と所得の向上、また消費者の嗜好の変化が顕著で、日本産米の需要は高まっています。 日本政府が米の需給安定のため、輸出米を奨励し始めて 3年目に入る今年、数多くの日本企業が米の輸出販売に力を入れており、弊社も国内の需給安定や生産農家の所得向上、業界のフラッグシップカンパニーとして、我が国が世界の食料供給に寄与すること、「日本が誇るこの景色を守り、地域の雇用を守り、生産者が恒久的に農作物を供給できるような未来を作りたい」その想いを胸に地域からより豊かな社会を実現していきます。

どうやっているのか

今まで世界のお米作り地帯を訪問して、その地域のコメビジネスの将来性についても学んできました。しかし現実は、おいしく食べることのできるお米が栽培できて、安定して供給できる場所はありませんでした。日本で開発され改良されてきた品種をおいしいお米にする栽培技術と、収穫したお米をおいしい白米に仕上げる技術は、そのために使う機械類の開発と生産も含め、日本が世界一でした。コシヒカリはもちろんですが、今はコシヒカリを改良した品種も、おいしいごはんにできるものがいろいろ出てきました。しかし日本と同じ品種を日本以外の地域に持ち込んで栽培しても、うまくできません。田んぼではうまく育っても、収穫量が少なかったり、乾燥が上手にできなかったり、白米にする技術がないからです。それぞれの地域には、おいしいお米を安定的に作って供給するための、解決すべき大きな問題がある事も分かりました。それらを解決しておいしいお米を作って、お客様に届けるようになるまでには、多額な費用と長い年月がかかります。おいしいお米の安定供給ができる、数少ない地域の中で、一番先頭にいるのが日本のお米です。このお米をたくさん作って、世界のお客様に食べてもらうビジネスこそが、わたし達の長年の目標に最も早く近づける事だと考えています。 これまで述べ50人の生産者と20回もの海外渡航、3万人以上の方に茨城県産米を試食していただき、1100トンの供給を上回る2000トン以上の需要を生むまでに成長しています。