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創業者のひとりごと。

「この子を残して死ねないんですよね・・・」
きっかけはふとした会話でした。重い障害を持つわが子の将来を憂いて悩む日々。わが子に不安を与えまいとそれでもつとめて明るく振舞おうとする親の愛。苦しくも素敵に生きる人たちの役に立ちたい。腹の底からこみ上げるような熱いものを感じました。そして自分自身が重い病気にかかった意味、その結果、障害を負うことになった理由がようやくわかった気がしました。それまではたらくとは自立するため、生活のため、そして障害者であることの劣等感を埋めるためでした。でも、あの日あの瞬間、あの出会いでは人生が大きく大きく変わったのでした。ようやく見つけた役割にたどり着くまでずいぶん遠回りしたけれど、一生かけて取り組みたいことに出会えたのでした・・・あれから5年。思いに共感してくれた仲間たちが「明日が待ち遠しい暮らしを創造し、実践する」ために、愛知岐阜の各地で活躍しています。

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くらしケアの理念は2本立てです。ひとつは「精神保健領域の課題解消を通して地域社会に貢献する」ですが、この理念のさらに上位理念に「明日が待ち遠しい暮らしを創造し、実践する」があります。これは創業時から大切にしている言葉。私たちはこれを総称して「くらしケアWAY」と呼んでいます。

明日が待ち遠しい暮らしとは「希望」です。その昔、私自身が癌にかかり、再発の恐怖に絶望し、将来を悲観した時期があったのですが、日ごろ接する親なきあとの当事者の方々のうち明日でさえ十分な希望を持っている方は多くないように思います。私を含めて誰もが希望の持てる暮らしを創造し実践できることを願い、日々活動しています。

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私はよく会社を船に例えます。くらしケアという船があり、くらしケアWAY という航海の先に希望がある。私たちは希望を目指して進んでいく、そんなイメージです。航海の途中で出会った仲間(社員)とともに希望を目指す。寄港地で出会った方々(障害のあるお客様や利用者様、そのご家族)も仲間に迎えて一緒に希望という名の目的地を目指します。航海の途中では、新しい出会いがあったり降りる仲間も現れたり。ときにはぶつかりあったり励ましあったりと様々な ドラマがあるのですが、それでも同じ目的地を目指す仲間が力を合わせて一緒に船を前へ進めていくのです。仲間が増えたら大きな船に乗り換える。この船には現在、38名のスタッフと600名を超える利用者様が乗っています。もっと仲間が増えれば力が増して船は安定し、より早く目的地へ近づく。そんなことをイメージして会社を運営しています。

そして、船に乗るお客様(利用者様とご家族)はパートナーだと考えています。一般的にお客様といえば「もてなされる方」ですが、この船のお客様は精神保健の課題解消を共に変えていくパートナーという位置づけです。この船にはスティグマ(偏見)は存在しません。この船で一緒に過ごし、役割を見つけたらピアサポーターとして活躍してもいい。大切なことは当事者や家族が病気や障害をどう受け止めるかです。苦労した経験、乗り越えた経験は、ほかの誰かにとっては貴重な経験談でありストーリー。誰かの励みなります。自信をつけたら希望の旅を続けてもいいし、船を降りて好きな街で暮らすのもOKです。

私たちの 道のりは遠いかもしれません。それでも未来には必ず希望があると信じて。出会った人たちと一緒に前へと進めたらとそんなことを考えています。

株式会社くらしケア 代表取締役 直野武志

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