株式会社GEOTRA(ジオトラ)
KDDIのGPS位置情報と機械学習技術を掛け合わせ、生活者ひとりひとりの行動分析が可能な全く新しい人流データをご提供します。
https://www.geotra.jp/
株式会社GEOTRAは、2月1日に『まちづくりのための人流ビッグデータ活用入門』(弊社代表取締役社長 陣内寛大・プロダクトマネージャー 樋田英能及び株式会社GEOTRA共著)を学芸出版社より刊行しました。
この同書につき、6月18日に刊行記念イベントを開催いたしましたので、概要をご紹介します。
イベントのベースとなった本書は、スマホの普及やIoTの進展により社会実装が一気に進む人流ビッグデータを「なんとなく面白いもの」で終わらせず、実際に使える知識とし、また都市計画、交通、観光、商業、防災など、常に人の活動を前提として進められてきたまちづくりにおいて、「今、まちで何が起きているのか」を客観的なエビデンスに基づいて理解し、意思決定につなげていくための入門書です。既に多くの方々からご好評を頂き、Amazonをはじめ全国の書店にてお取り扱い頂いています。
これまで、人の動きを把握する手段としては国勢調査やパーソントリップ調査などが用いられてきましたが、実施頻度や空間的な制約がありました。また、コロナ禍を経てテレワークの普及や観光需要の変化など人々の行動様式が多様化したことで、過去の経験則や数年前の統計データだけでは捉えきれない場面が増えています。
こうした制約を乗り越える形で登場した「人流ビッグデータ」について、本書では各種データの特性や限界、データの選び方といった基礎から、観光振興・都市計画・防災・交通政策といった豊富なユースケースまでを網羅しています。
単なるデータの可視化にとどまらず、施策の立案や住民・関係者との合意形成にどう役立てるかという、実務のプロセスに踏み込んでいる点が特徴です。
イベントの前半では、書籍の著者である陣内と樋田が登壇いたしました。
現在、人流ビッグデータは都市政策・公共事業から民間ビジネスまで幅広く活用されていますが、「結局どんな課題解決に効くのか」「どのデータを選べばよいのか」「分析結果をどう施策や合意形成につなげるのか」など、使い始めでつまずくことも少なくありません。
セッションでは、データの種類や読み方、利用上の注意点といった入門的な基礎知識を整理しつつ、以下の具体的なユースケースをご紹介しました。
また、これらを通じて、データの特性や限界を理解したうえで、どのように読み解き、意思決定につなげるかという視点をお伝えしました。
続いて、実際に人流データを活用してプロジェクトに取り組む、一般財団法人計量計画研究所の都市地域・環境部門長、石神孝裕氏にお取り組みをご共有いただきました。
自治体における都市交通の調査、データ解析、計画・ビジョンの立案を手掛けるとともに、交通に関わる国の様々なガイドラインの策定に従事されている立場から、データ分析をとりまくリアルな課題感や論点についてお話しいただきました。
後半のクロストークおよびQ&Aセッションでは、陣内、樋田、そして石神氏の3名が登壇し、「人流ビッグデータをどのように読み解き、意思決定につなげるか?」をテーマに議論を展開しました。
会場およびオンラインの参加者の皆様からのご質問を交えながら、それぞれの専門的な知見に基づいた意見交換が行われました。
弊社内だけでなく様々な企業や自治体での人流データ活用の最新事例や、位置情報領域における市場トレンドなどについて、より深く知りたいと思っていただいた方々に向けて、過去のセミナー動画を限定公開しております。詳細は、以下のリンクよりご確認いただけますので、ぜひご覧ください。