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自身の介在価値最大化。コミュニケーション戦略の根幹を担い、組織の価値創造へ。

運用留学や新規プロダクトの立ち上げなど、弊社の中でも指折りのチャレンジをしてきました。根幹にあるのは介在価値を発揮し、コミュニケーションの中心にいること。

まさに今、コミュニケーション戦略策定を担う部署でリーダーを努めます。

鈴木 宏和/第一営業本部/リーダー
前職は中小企業向けWEBコンサルティング会社にて営業に従事。
2015年にD2Cに入社。当時モバイルアプリ代理店のD2C Rに配属。
ゲーム営業部にて、ゲームクライアントに対するWEBプロモーションに営業として約3年半従事。アドプロダクト事業の立ち上げメンバーとして参画。2020年10月より第一営業本部にてリーダーを務める
趣味は酒・野球・音楽・歴史 歴史は幕末あたりが好き。

<インタビュアー:常世田拓>

上手く立ち回ることを学んだ幼少期。最適化することで介在価値を最大化させる。

鈴(宏):緊張するわなんか笑 ちょっとドキドキしてる。

常:そうですよね笑
でもみなさん大体そうで、段々緊張ほどけてくるので大丈夫です!
早速ですが、幼少期はどんな子でしたか?

鈴(宏):結構人見知りだった。目立ちたい欲はあるんだけど、小さいながらに回りを気にしながら過ごしていたかな、
近所の年上と遊ぶことが多かったんだけど、小さい頃の年上って怖いイメージがあるじゃん?びびりながらも一緒に遊んでいたこともあり、余計に周りをよく見ていたんだと思う。

常:確かに年上に好かれる友達とかいましたね。

鈴(宏):でも小中学生とかになるにつれて人見知りは若干なくなってきて。野球やってたのもあるけど運動神経が良かったことで友達も増えて自信がでてきたのか、前に出るのは増えてきたかな。
ただなんでもかんでも目立ちたいわけではなくて、相変わらず周りの目は気にして自分勝手にポジショニングを考えながら立ち回っていたかなと思います。

常:なるほど…器用にやっていたというか…
その反面、目立ちたい気持ちもあったわけですよね?

鈴(宏):いや、目立ちたいっていうよりかは人に好かれたいとは思っていたかな笑
目立っている先輩に可愛がられると自分の代からもすこし人気者っぽくなったりするじゃん。

常:確かに笑

鈴(宏):姉がいたっていうのもあったかもだけれど、その旨味を感じちゃってたんだよね。人気者にならないのが怖かったというか、人に嫌われたくない思いはあったのかもしれない。
だから周りの目を気にするようになったし、その上で自分の立ち位置ってここだなという事を考えながら生きてたな。今はそういうのは大分なくなってきたけど笑

あと、基本的にはいろんなタイプの人に興味があって。新しい出会いも好きで大学時代にイベントを企画していた時期もあり、多くの人と関わってきた。その人たちの価値観に触れる度おもしろさも感じてて、100人いれば100通りの考えがあるから固定概念は持たないようにしたいなと思っていたかな。

常:その考え方って就活にも活きてきそうな印象なのですが…

鈴(宏):いや、就活はそんなに頑張っていたわけではなく、とりあえず何か受けとかなきゃみたいな感じでやってたね笑
当時はイベントを企画することも多くて、また音楽とか空間とかファッションの方向性が好きだったから、アパレル見たりキラキラした感じの業界を見ていた。空間デザインとかブライダルとか。ミーハーな感じで。

あとは、その中でベンチャーベンチャーって言う社長がいたのよ。自分たちもイベントを0から作ってたし、楽しいのかもなと思っていわゆるベンチャー系企業の選考を受け始めていったな。

鈴(宏):その中で内定貰ったところに入社したんだけど、キラキラしたITベンチャー感とかは全然なくて。WEB制作のコンサル会社なのにめちゃめちゃ営業会社感が強かった。
初日に速攻でタウンページ渡されて電話をしまくるみたいな笑 そんな感じのところで働いてましたね。

常:めっちゃハードワークですね…

鈴(宏):とにかく数字ありきで、きつかったね。でも、おもしろい人が多かったからそういう意味では大丈夫だったけど。

常:何年間働かれたんですか?

鈴(宏):4年弱くらいかな。

常:結構長いですね!

鈴(宏):営業としては楽しかったからね。新規営業力もついてくるし、全国出張をたくさんしていた時期とかもあって。色んな人に会えるというのと地方の感じとかも好きだったから。
ただ、前職は楽しいけど自分自身にマーケティングとかコンサルの知識といった知見が溜まっていない実感があったから、そこを学んでいきたいなと思いからの転職だったね。

常:なるほど。ちなみにD2C R入社後の挫折では何が印象に残っていますか?

鈴(宏):挫折というか、これはやらかしたって話なんだけど、普段あまり怒らない当時の上長が珍しく強めに電話してきて、「今回ばかりは案件どーのこーのじゃなくて、クライアント自体の離反もあり得る話だよ」みたいなことを言われるミスをして。相当やばいことをしたんだなと実感しましたね。

常:聞いただけでも震えそうです…

鈴(宏):震えたね。それが当時の業務フローにも大きく影響する出来事になったんだよね。
そこで信用が崩れるのは一瞬だということを改めて実感したね。クライアントからもそうだし、個人としても他のメンバーからも含めて。

常:原体験と繋がりそうなエピソードですね。周りの目を気にすることが多いからこそ、一番そこに敏感になってしまったみたいな。

鈴(宏):そうだね。自分にとって、周りの人から信用を失うことが一番怖いと感じたエピソードだったかもしれない。

社内でのポジションを確立する。運用留学とプロダクトセールスへのチャレンジ。

常:信用失うのって怖いですよね… とてもわかります…
その中で、一番大事にしている仕事感などあれば知りたいです!

鈴(宏):うーん。大事にしている仕事観…。
「相手が何を思っているか」を考えながら取り組むことが一番大事とは思ってるかなー。

あとマーケティング的にもクライアントやその先にいるユーザーが何を考えているかを中心に据える必要があるなと。クライアントもユーザーも結局、本質的には人と人。

だから、いろんなマーケティングフレームとかスキルとかロジックとかいろいろあるけど、受け手と自分がやっていること。その受け手がなにを思っているのかを考えれば、物事は前に進むんじゃないかなーとは思ったりしている。

常:それをふと仕事の中で感じることがあるんですかね?

鈴(宏):そうだね。上流のマーケティングを学ぶ中で、結局人と人とのやり取りだよねと思うところがすごくあって。なんかそれって普通の仕事をやる上でも同じことだなと思ったり。

そんな思考がいろいろ繋がってきたのが実は結構最近かな。

常:人同士の取り組みだからこそ、その人の思いや考えに寄り添わなきゃいけないと…本質的…
では逆に、悩みってありましたか?

鈴(宏):社内の立ち位置でモヤモヤしてる部分はあった。当時所属していた部署はD2C R立ち上げ当初からあって、一定整っている環境下だった。その中で自分らしさを出せずにいて、モヤモヤしていた部分が多分あったのね。だから、自分自身プラスアルファのものが作りたいなという思いがあって運用留学にチャレンジしたんだよね。

常:運用留学について話そうと思っていました!そんな経緯があったんですね。
それこそ「人気者になる」に繋がるかわからないんですけど、やっぱ自分も前には出ていたいという思いからの行動なのでしょうか。

鈴(宏):社内の中で何かわかりやすく目立つではないけど、武器になるインパクトがほしかったっていうのはあったかな。運用ができる営業みたいな。

常:なるほど。そして運用留学から戻ってまた新しい挑戦をされますよね。

鈴(宏):新規プロダクトのセールスへ異動したね。ここも運用留学の時と近い部分もあって。もっと自分だけの武器が欲しいなと感じていたタイミングと丁度重なったんだよね。
とにかく新しいチャレンジをしていきたいなという、そんな時期でしたね。

常:チャンスを伺ってたんですね。

鈴(宏):一応前職でも新規のセールスもやっていたし、Web広告の知識もある程度ついてきていたし、そこそこやれるイメージがあったんだよね。

常:その中で、一番学びになったものってなんでしたか?

鈴(宏):ユーザー目線で考えることの重要性は改めて感じたね。やってみて思ったけどクライアント視点がすこし足りなかったかもなと。プロダクトの強みとしては確かにあったけど、それをどうクライアント目線で説明、設計していくかはもっと考えられるところもあったと思う。

一方で、独自性を出せればうまくいく場面も結構あった。D2C Rだからこそ提案できる内容を今後も作っていけば、「一旦やってみましょう」といった決断になることは今後もおおくあるんじゃないかとはすごく思ったかな。

サービスとユーザーを繋ぐコミュニケーション戦略を。獲得に捉われない戦術を描いていく。

常:その経験を経て、現在の仕事観に昇華したものはありますか?

鈴(宏):ある種一つの事業を経験させていただいたからこそ、代理業としてクライアントサービスにどう向き合っていくかの姿勢は変わったと思う。ただWeb広告を配信するだけではなくて、その事業を「どうグロースさせるか?」といった目線で見るようになったかな。以前よりも踏み込んだ提案やコミュニケーションを心がけるようにはなっているはず。

後は、データを信用しすぎないってこと。データってあくまでデータでしかなくて、セグメントしたターゲットが必ずしもそのサービスを使いたい人だとは限らない。あくまで使ってくれるであろうユーザーにアプローチする確率を上げるためのものだと感じている。そういう意味でデータを信用しすぎないっていう話。

常:なるほど…勉強になります…。
最後に2問だけ質問します。今何に注力して取り組んでいますか?

鈴(宏):マーケティングの上流部分からコミュニケーション戦略を考える領域にチャレンジしていきたいね。そこに時間をどんどん割いていかないといけないんだけど、まだまだ道半ばで。ありがたいことに部全体としていろんな案件を担当させてもらっている中、獲得領域中心のプロモーション施策がメインではあるので。組織全体で業務効率化含めて取り組んでいかないといけないなと。

あとは現状いろんな部署が組織として強くなっているのに、まだ連動してシナジーを生み出せているかといったらまだまだ生まれてないと感じてて。もっと各組織のリレーションを強くしていきながら、シナジーを生んでいければいいなと。そこを僕らから巻き込み動いていければいいなって思ってます。

常:部署として取り組まなきゃいけない事と会社全体として取り組んでいくべき内容がリンクしている印象を受けました。では最後に!今挑戦していることを教えてください。

鈴(宏):挑戦していることも今話したことと結構同じなんだけど、獲得以外のプロモーション領域にチャレンジしている。データを活用したアプローチもそうなんだけど、それを獲得以外のプロモーションにどう活かしていくか。そんなマーケティング全体のコミュニケーション戦略を考えられるようになっていきたいですね。

それに付随して、自分自身もさらに知識を付けていかないといけないなと。個人のスキルの底上げを実施していきながら、部署全体の底上げにも貢献してより強い組織にしていくことにチャレンジしていきたいなと思います。



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彼がいることで案件、チーム、組織それぞれの領域でシナジーが発揮されていく。そんな未来が見えました。獲得領域以外でD2C Rの介在価値を出せる日もそう遠くないかもしれません。

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