あなたは大企業とベンチャー企業にそれぞれどんなイメージを持っていますか？

今回紹介するのは大手総合広告代理店からpamxyに転職した有若さん。
有名人気企業からベンチャー企業に転職を決めた背景と、実際に転職して分かったギャップ、そしてこれからのキャリアについて聞きました。

社会人3年目で転職を決意

株式会社pamxy SNSマーケティング事業部
有若 原也

ー有若さんのpamxyでの仕事を教えてください。

SNSを主軸にお客様のマーケティング活動のご支援をしています。単なるSNSの運用代行だけではなく、設計や分析まで行い、さらにSNSに伴う広告やキャンペーンのご提案も行なっています。

pamxyの強みは、自社でYouTubeチャンネルを運営しており、累計登録者数100万人超の実績があるところだと思います。SNSマーケティング事業では、これらのノウハウを惜しみなくお客様にご提供しています。

またYouTubeだけではなく、TikTokやInstagramなど他のSNSのプロフェッショナルも所属しており、自社でTwitterのキャンペーンツールの開発も行っています。

これまでの運用経験を通じて、すでに独自のSNSマーケティングのノウハウは蓄積されているため、属人性なくお客様の課題やご要望に沿ったご提案ができています。

ー社会人3年目で転職していますが、前職についても教えてください。

社員数600名ほどの大手総合広告代理店で、デジタルマーケティングのプランナーをしていました。

ーなぜ新卒で広告代理店を選んだのですか？

父の存在が大きいです。父はとある企業の広報の仕事をしていました。
その背中を見て育ったため、広報や広告といった仕事に昔から興味を持っていました。

また、祖父が実業家だったため、いつか自分で事業を創る経験をしてみたいと考えていました。

そのため新卒の就活時には、広告代理店か創業フェーズのベンチャー企業に絞って受けていました。全部で74社にエントリーして11社から内定を頂き、その中から選んだ会社でした。

ー新卒で入った会社から転職することを決めた理由はなんですか？

内定を頂いた11社の中から前職を選んだ理由は「大企業の組織としてのスケールの大きさ」と「泥臭い働き方」の両方がある環境だったからでした。

しかし次第に「事業も組織も自ら創っていける環境」で働きたいと思うようになり、3年目の時に転職活動を始めました。

ーどのような軸で転職先を選んでいたのでしょうか？

「マーケティング」「グロースハック」「ベンチャー」というキーワードで会社を探していました。広告代理店で培った経験とそれらのキーワードを掛け合わせた時に、自分の価値をより高められると考えたんです。

約1ヶ月間転職活動をしていくつかの企業様から内定を頂き、最終的に「挑戦できる幅の広さ」と「自分らしく働ける組織風土」に魅力を感じてpamxyに入社を決めました。

転職の不安とギャップ

ー大企業からベンチャー企業に入社することに不安はありませんでしたか？

正直、最初は不安でした。しかし入社して半年以上経った今では転職して良かったと思っています。

周りを見ると、大企業からベンチャーに転職した人の多くは「自分の実力不足を実感する」という壁に当たっているように思います。

私の場合はその壁にぶつかりながらも、pamxyのメンバーにサポートしてもらい、いち早く専門性を身につけることで乗り越えることができました。

ー働き方に関してはどのような変化がありましたか？

「スタートアップは残業ばかり」という話をよく聞きますが、必ずしもそうではないと思います。

私の場合は仕事のオンとオフを分けることができており、平日は集中して働き、休みの日には休息を取ることはもちろん、個人でYouTubeチャンネルを運営していたりします。また、前職で身につけた広告運用のスキルも副業を通じて継続して磨いています。

そこは良い意味でギャップでした。

学び、実践するのにこれ以上ない環境

ーpamxyで働く魅力はなんだと思いますか？

pamxyは全員がゼネラリストであり、一方でどこかに特化したプロフェッショナルの集団です。そんなメンバーと一緒に働くことで得られるものは多く、個人としても任せてもらえる仕事の範囲も広いため、学び・実践する環境としてこれ以上ないと思っています。

マーケターが転職する際に「広告代理店に行くか事業会社に行くか」という二択になることが多いです。しかしpamxyの場合、SNSマーケティングという代理店業と、IPやeコマースという自社事業の両方を行っています。そのため自分の可能性を狭めることなく、自分の選択肢と可能性を広げて働けていると感じます。

また、一人ひとりの裁量権がとても大きいため、自分の仕事が会社に大きなインパクトを与えることにもやりがいを感じます。仕事に変化や貢献実感を求めている人にはぴったりな会社ではないでしょうか。

ー最後に、今後の有若さんの展望を教えてください。

SNSマーケティングにおいては、どんなメディアやジャンルでも勝てるプロフェッショナルになりたいです。その上で、いつか自分自身で事業を創りたいと考えています。

今のキャリアが未来に繋がっていると実感しながら働けているのがいいですね。

◆

取材・執筆：野里のどか

編集・写真：渡辺

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