こんにちは、日本暗号資産市場広報部です!
この会社は総従業員数17名、平均年齢23歳と、とても小規模で若い人材が多い会社です。しかし、今年1月には日本初のブロックチェーン技術(ERC20)を活用した日本円ステーブルコインであるJPYCをリリースし、業界の注目を集めています!
そこで今回は「総従業員数17名のスタートアップが業界の注目を集められたわけ」について組織体系の面からお話しします!
急成長の鍵はズバリこれ!
日本の長寿企業では「本部」「部」「課」「係」のように管理単位で分ける「ピラミッド組織」が一般的です。しかし組織が大きくなるほど組織内の階層が増えるため、情報の伝達スピードが遅くなるというデメリットがあります。なので、早急に情報を伝達してスピーディーに意思決定を行う必要がある組織には向かないと言われています。
そこで弊社は意思決定スピードが格段に早くなるICS(Incident Command System)という組織体系をとっています。この組織体系が日本暗号資産市場の急成長を支える鍵になります!ICSの組織体系は「働きやすい!」との声も多く好評です!
ICS組織って何?
ICSとは、アメリカで開発された災害現場や事件現場などの緊急時における標準化された組織マネジメントの手法のことです。
インシデント・コマンド・システムを日本語に簡単に訳すと
- インシデント(Incident)=事態
- コマンド (Command)=指揮・命令・調整
- システム (System)=仕組み
という意味になり、「災害対応の指揮命令の仕組み」とも言えます。
ICS組織が強いのはこんな時!
例えばお客様とのトラブルが起きた時に、ピラミッド組織だったら上司にお伺いを立てて指示を待つことになり、時間がかかってしまいます。そうしているうちにお客様の信頼を失いかねません。しかし、現場の状況を知っているのは、その場にいない上司ではなく現場の責任者のはずです。
ICS組織では現場の責任者である現場指揮官に全ての指揮権限が与えられています。そのため、トラブルが起きた時に現場指揮官の指示で迅速に動くことができます。これがICS組織の強さです!
スタートアップ企業ではいつでも緊急時と言っても過言ではありません。そのため、ICS組織でいることは理にかなっていると言えます!
バリューについて
従業員の行動指針を示すバリューはICSの組織体型に基づいています!
弊社のバリューは「自律分散」「急成長」「即行動」の3つです。ICS組織であることは自律分散的な組織であり、自律分散的にチャレンジすることで急成長につながる。そして自律分散的な組織だから現場の判断で即行動できるということです。
弊社のバリューについては以下の記事も読んでみてください!
ICS組織でよかった!
1月にJPYCをリリースしたとき、想像以上の反響でカスタマーサポートやトラブルの対応など、いつも以上に慌ただしい日々が続きました。しかし「従業員が少ない中で、いる人が何とか会社を維持できているのは皆さんのレベルが高いのと会社の仕組みのおかげ」と代表も話していたようにICS組織の威力を身にしみて感じています。ICS組織でなかったら今の日本暗号資産市場はなかったかもしれません!
ICSは日本にまだ浸透していない組織体系ですが、これからもっと注目を集める組織体型になるかもしれませんね!
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