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異端児と言われた彼がブロックチェーンで実現したい未来

こんにちは、JPYC株式会社広報部です。本日は、JPYCで活躍しながらToken Unionというコミュニティーを運営する濱口さんにお話を聞きました!

ブロックチェーンで社会を豊かにしたい

ーーまずは自己紹介をお願いします!

Hello token economy 濱口幹久です。今年で25歳になります。主にJPYCで経理もしくはリサーチャーをしていて、得意分野はブロックチェーンを使ったアプリケーション、Dappsを人に簡単に説明することだったり、会計分野に少し知見があったりします。

この会社外だと、Token Unionっていう、日本の法律の中でトークンエコノミーを社会実装を実現しようというコミュニティで活動しています。あとは、色んなプロジェクトにも顔を出しています。例えばたまたま出会ったガラス職人のNFTの販売の手伝いをしたり、Torus WalletっていうSNS認証の上にウォレットを作成することで、例えばTwitterユーザー名が分かれば暗号資産やトークンを送ることが出来るものを利用する支援をしていたりします。

ーー色々やっていらっしゃるんですね!それってどういうモチベーションなんですか?

自分がブロックチェーン業界にいるのって単純に便利だからなんですよね。例えばインターネットって最初はごく僅かな人しか使えなかったところ、スマートフォンという形で手に取るように使えるようになりましたよね。単純な便利さをインターネットやスマートフォンが実現したんですね。

ブロックチェーンもそれと同じように、我々の社会を単純に便利にできるだろうと思っていて、スマートフォンの果たした役割をDappsに置き換えようと思っています。。ブロックチェーンが便利だと理解がある上で使ってもらえると、社会がより豊かになるんじゃないかなっていうのが根底にあります。

JPYCがととのった日本で何かやりたい!

ーーそれ実現するために起業することはないんですか?

この会社に入る前、ちょうど去年の今頃、VR関係で起業しようと思ってました。自分は「VRの世界に住みたい!経済を回したい!」って言うのが実現したい社会なんですが、自分が1から会社を作ることがそれに対して最も正しい方法なのかと言われると、そうではなかったんですよね。様々な会社が先陣をきってやっているわけで、その人たちとビジョンがあっていて自分が貢献出来るのであれば、会社を建てるのではなくてそこに入って、実現したい社会に向かって最も有効な手段を選ぼうっていう考え方になりました。

JPYCを好きになった理由がここにもあって「こういうトークンエコノミーを実現したい」って思った時にネックになったのが、独自の経済圏のみだと、運営する人たちがご飯を食べるのって非常に困難なんですよね。ほかの経済圏と結びつけるのは大変なんです。これを自分がやらなければいけないと思っていました。

そんなところに当時の日本暗号資産市場(JPYC社の社名変更前)がICB(JPYCの前身)を発行して、ICBは独自の経済圏とほかの経済圏の接続点になり得ると思って、JPYCがととのった日本で何かやりたい!って思いました。

ーー濱口さんの周りに人がたくさんいる印象があります!

2019年の11月に飲食店の社員の内定を辞退してフリーターになったんですが、その次の年の目標が、ブロックチェーン業界で機会を掴むだったんです。だから日本ブロックチェーン協会が開催したハッカソンに参加したり、TokenUnionというコミュニティの立ち上げに参加したりと機会を作ろうと努力しました。その発足会を東京でやることになったんですが、当時神戸に住んでいてフリーターだったのでチケットを買えなかったんですよ。そしたら一緒に立ち上げをした方が「1ETHあげるから東京においでよ」って言ってくださって、でもイーサリアムでは新幹線チケットは買えないんですよね。そしたら岡部さんが「古物商持ってるからイーサリアムをチケットに変えるよ」って言ってくださって、僕は無事に東京に来ることができました。

その後も起業しようとしていた時にそのことを当時からJPYCに入っていた方に相談したら「勿体ないのでうちに来てください」って言われて今に至ります。

機会がないのは地獄

ーーどうしてそんなに人に恵まれているんですか!?

いい人の周りってみんないい人になるんですよ。自分もいい人になることを意識しているのと、あとは皆さんが優しかったですね。当時2019年、スキルも機会もなかったんですね。だから、機会を掴むためにブロックチェーン興味あるんですよねって言われた時にガッと引き寄せられるように準備をしていました。例えばその時に「Hello token economy」って出すんですよ。何それって聞いていただけるのでトークンエコノミーの説明をして、興味を持ってもらえた時に資料とかを見せてガっと掴むんです。

興味を持って貰えた時にガっと掴んで機会に変えられたから周りにこんなに人がいるんだと思いますね。機会がないのは地獄なので如何に機会を掴むかより、機会がある場所を探す方が苦労しました。

ーー今後の目標を教えてください!

とりあえずJPYCで2、3年働いて経済的自立を得ながら、VR業界で貢献したいなと思っていますね。2022年は「もっとコアなところで活躍する。手段として適切であれば起業したい。」という思いがあります。結構行き当たりばったりなので、10年後、20年後は想像できていないんですが、人生の目標はひとつあって、それがいい人になるなんですよね。

僕の中のいい人の定義は衣食住、心技体を満たす人なんです。衣食住を満たしたらだいたい人は幸せじゃないですか。これが整ってなかったら人に幸せを与えるのって現実的じゃないと思います。心技体は仕事、どうやって継続的にお金を稼ぐかってことだと思っていて、精神とスキルと健康な身体を常に満たし続けるのがきっと長期的な目標になりますね。

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