前回、なぜ私がBLインターンを始めたのか?について書きました。しかーーーし、採用サイトに「なぜインターンを始めたの?」の記事はあっても、実際に入った人間がその後どうなったのかは全然教えてくれない……(泣)。小心者のオタクは不安すぎるよ(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
というわけで今回は、「ぶっちゃけBLインターンって就活に役立ったの?不利にならなかったの?」という観点から、私の就活をリアルに振り返っていこうと思います。あわせて、「インターンと就活って両立できるの?」という現実的な疑問にもお答えしていきます!
①私の志望業界は?
「出版→広告→なんでもいいやーーー!!!!」
とんでもなく軸ブレブレでした。こんな人間誰が採りたいん???
とはいえ、就活を始めたばかりの時点で完璧な軸が決まっている人ばかりでもないのでは……と思うのですが、いかがでしょうか。
就活を始めるまで:出版
10年以上BLが好きな生粋のオタクなので、就活を始めるまでは「オレは、一生BLに携わる仕事がしたいんだ!!」と本気で思っていました。
しかし、いざ就活を始めてみると、講談社やKADOKAWAのような総合出版社への就職がとんでもなく狭き門であることが発覚。「年に数人しか採らないだと……!?!」と絶望した記憶があります。
就活を始めてすぐ:広告
現実に打ちひしがれた私が次に目指したのは広告業界。理由は二つ。
「出版社より採用人数が多そう」「比較的BLの経験を話しやすそう」だったからです。
というのも、私のガクチカはほぼこのサンディアスでのインターン一本だったため、面接での腐バレが不可避(大ピンチ!!!)。スーツを着た大人たちが真面目に話し合う面接の場で、「男性同士がわんちゃんエッなことをする漫画が好きすぎて、インターンしてました!!!」なんて言おうものなら、場を凍らせる自信しかありませんでした(泣)。
だから、当時は「流行に敏感な広告業界なら、まだ面白がってもらえるのでは?」と考えたのです(あと、サンディアスでのインターンを通じて、広告・マーケティングそのものにも純粋に興味が湧いたのもあります)。
就活真っ只中:なんでもいいやーーー!!!!
広告業界の夏インターンに5社ほど応募したところ通ったのは2社。2社行けるだけありがたいのですが、心配性な私は「もし、この2社に落ちたら、ニートになる可能性浮上????」と激病み。
そこで、「ニートになるくらいなら」と広告以外にも金融・IT・コンサルなど幅広く視野に入れることに。
そして、行き着いたのは「私を採ってくれる会社に行こう」という完全受け身モード。就活始めたてのひよっこな私の見立てより、採用のプロに向き不向きを見極めてもらった方がいいのでは?という謎理論に到達し、今の自分でも驚くほどの受け身就活生が爆誕。
こう書くととんでもなく適当な人間に見えますが、志望業界はブレブレでありつつも、根っこに「コンテンツ業界に貢献したい!」という思いはずっとありました。
②実際の就活スケジュール
ここからは、実際の就活スケジュールを振り返りつつ、「BLインターンと就活は両立できるのか?」にもお答えします。
先に結論を言うと、めちゃめちゃ両立できました!!
サンディアスは就活スケジュールにかなり柔軟に対応してくれる環境だったので、割とがっつり就活をしていた私でもインターンを続けながら選考を進められました。ありがたい。
大学2年春休み:就活?なにそれ美味しいの?
周囲でぼちぼち就活を意識する人が出てきたので、とりあえずマイナビに登録。「早く始めて損はない」と思っていたのですが、結果として就活期間が長すぎて、くるちぃ、くるちぃ。
大学3年春学期:就活の洗礼を浴びまくる
ベンチャー企業→大企業の流れでインターン選考が本格化し、面接の機会も増加。でも、ガクチカで「BLインターン」を話すことにまだ抵抗があり、ESでは「BL」を「女性向けオタクコンテンツ」と言い換え、濁す戦略を実行。しかし、面接で深掘りされて結局バレます。だったら最初からBLって書けばよかった!文字数の無駄遣い!!!
他に話せるガクチカもなかったので、結局ひたすらBLインターンの話をし続けました。そんな中、ある広告系の面接で初めて「面白い経験だね」と言ってもらえ、本当に救われました~~~!
また、集団面接で私以外全員男性、ということも複数回ありました。
「学生時代に力を入れたことは、BLインターンです!」と言った瞬間、リアルに時が止まった気がしました(滝汗)。それでも、金融やコンサルといった比較的堅い印象の業界でも選考を通過できたので、「BLかどうか」より「そこで何をしたか」を見てもらえているのだと感じました!
なので、必要以上にBLという言葉を隠さなくてもいいのかもしれません。
大学3年夏休み:インターンの記憶しかない
夏インターンは30社ほど応募し、10社ほど通過(主に金融・広告・コンサル)。夏休みはとにかくインターンに参加していた記憶しかありません(泣)。体力的にも一番つらい時期でした。
そして、とあるインターン先で学生同士「どんなガクチカ話した?」という話題に。「えっと、BL、いわゆるボーイズラブのインターンです」と答え、腐バレして神!!!でも意外と皆、興味を持ってくれてハッピーでした。
そして、元々そこまで興味のなかったコンサル業界でも、コンテンツ関連の仕事があると知り視野が広がりました。「コンテンツ企業に直接入る」以外にも、コンテンツに関わる道は色々あるのだと気づかされました!
大学3年秋学期:激病み期、再来
夏インターンで20社落ちた時以来の激病み期、再び。
というのも、夏インターンが落ち着き、周囲にちらほら内定出てきたのです。内定を持っていない友達と傷を舐め合うことで、ギリ精神の安定を保っていました。
今振り返れば、この時期に内定がなくても全然おかしくないのですが、当時はそんな冷静さゼロでした。
大学3年冬休み:就活終盤
夏インターンに参加した会社の選考が進み、初めて内定をいただきました!それは、以前BLインターンを「面白い」と言ってくれたあの広告系の企業で、本当に嬉しかったです。
その後、本当に有り難いことに、広告・金融・コンサルなど複数の業界から内定をいただき、最終的にはその中の1社へ就職を決め私の就活は終わりました。
という感じで、私の就活を振り返ってみました。
結果として、BLインターンだからという理由で就活が不利になった感覚はありませんでした!大事だったのは「BL」そのものよりも、インターンで何を考え、どんな課題にぶつかり、どう工夫し、行動し、何を学んだかを伝えることだったと思います。
③「学生時代に一番力を入れたことは?」「BLインターンです!!」その時、面接官の反応は?
とはいえ、父親世代くらいの面接官に「BLの話をするのは怖いよ~~~」という気持ち、すごくわかります。そこで、実際に複数企業で聞かれたBLに関する質問の要旨をテンポよく紹介します!これを参考に、ぜひオタクの得意分野の妄想で面接シュミレーションしてみてください。
質問1:「BLのどんなところが好きなの?」
この質問めちゃめちゃ焦りました。というのも、BL好きな理由って何気に考えたことなくないですか???「BLとは考えるものではなく、感じるもの」派の私には難問すぎました。
質問2:「BLに興味がない人に、BLを売り込んでみて?」
ぎゃーーーー、えぐい!!!BLに興味のない人に、BLを売り込むなんてガチでムズすぎる。かの有名な「この水を一万円で売ってください」くらいムズい。
質問3:「インターン先はどんな会社なの?」
まず、「BL」という単語を出すかを悩む究極の二択質問。「BL」という言葉を面接官の方が知っているのか?「ボーイズラブ」という補足説明で通じるのか??など、脳をフル回転させます。
また、サンディアスは複数の事業を行っているため、初めて聞く相手にも一言で説明できるよう準備しておくことが大事だと痛感しました!
質問4:「そこまでBLが好きなのに、なぜ(コンテンツ企業ではなく)うちなの?」
内心「本当におっしゃる通りです」と思いつつ、もちろんそのまま言うわけにはいきません。
実際、私が本当にやりたかったのは「BL企業に入ること」そのものではなく「コンテンツ業界に貢献すること」でした。そのため、その会社でどう実現できるかを自分なりの言葉で説明するようにしていました!
面接を通して感じたこと
面接官の方も内心「BL???およよ??」と思っていた可能性は十分ありますが、だからこそ「BL」の先にある考え方や人柄を知ろうとしてくれていたのだと思います!
それに、「BLインターン」というガクチカ自体、そうそうないはずです!!
もちろん「珍しければ何でも有利」というわけではないと思いますが、ニッチな経験は伝え方次第で面接官の印象に残りやすく、強みにもなり得ると感じました。
④面接で特に大事だったこと
(1)堂々とする
ある面接で、私が「BL」という言葉を言い渋っていたところ「そんなに言いにくいものなの?」と聞かれてしまい……。面接中に面接官を不安にさせてしまうという大失態(泣)。それ以来、絶対面接官を不安にさせないぞと決意。「スパダリ攻め」を心に宿し、面接に臨むようになりました!!
(2)早口にならない
オタクの弊害、早口。私は自分の得意分野になると、無自覚に饒舌になってしまうようです。オタク同士の会話なら良いですが、相手は面接官であって決して「この就活生、焦って早口になってるのかわちぃ🥺🥺🥺」とか思ってくれる過保護系オタクではないことを忘れずに(自戒)。
まとめ
「就活のことも考えて、インターンを始める方も少なくないのでは?」と思ったため、今回は「就活でBLインターンって有利?不利?」という観点からお話してみました!
実際に就活をしてみた私としては、BLインターンは相手への伝え方次第では、むしろ強みにもなり得る!と感じました。
もちろん、就活はガクチカだけで決まるものではないですし、BLインターンをしたから内定が取れるというわけでもありません。それでも、就活での不安がサンディアスでのインターンを始めるストッパーになっているのであれば、そう思う必要は全くないと少しでもお伝えできたら嬉しいです……!
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