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【社員インタビュー】コンサルタント・西翔多さん 大手からスタートアップへ。「対等な立場で中小企業の活性化に貢献したい」

コンサルタントの西翔多さん(31)は大手建設機械メーカー、電池製造メーカーの2社を経て2022年1月にWewillに入社しました。大手メーカーからの転身。どのような思いで仕事に取り組んでいるのか聞きました。

-前職はどのような仕事をしていたのですか。
静岡県湖西市にある電池製造の会社で、生産設備の調達を担当していました。新工場で使用する設備を買ってくるという仕事です。製造は大きく分けて5工程あるのですが、それぞれに大きな設備が10台ずつくらい必要で、さらに各設備は何万個もの部品でできています。中小企業から大手までさまざまなメーカーへ出向き、設備や部品の価格交渉や納期の調整をしていました。調達先は愛知県近郊が多かったですが、九州まで出向くこともありました。新卒で入った建設機械メーカーでは生産管理を担当していましたが、仕入先と一緒にモノづくりをするという調達の仕事がしたかったのと、新卒の会社は全国各地への転勤があり、子供のことを考えたときに転勤のない会社が良いと考え、一度目の転職をしています。

-2度目の転職を考えるようになったのはなぜでしょうか。
仕入先と一緒にモノづくりをしたくて調達の仕事に転職しましたが、その願いは叶えられた一方、仕入先との関係性は不平等だと感じていました。こちら側は大手のため、どうしても強い立場にあります。対等に協力し合える関係性で仕事がしたいと思い転職を考えたときに、大手ではなくスタートアップや中小企業という選択肢が自然と浮かびました。湖西市に古民家をリノベーションした自宅を構えていたこともあって、勤務地は湖西市から通える範囲に絞りました。これらの条件で様々な転職サイト・求人サイトを探す中で、偶然見つけた会社がWewillでした。

-Wewillの印象は。
ウェブサイトやWantedlyなどを見て、経理関係の会社だということはまず分かりました。「畑が違うかな」と思いつつ、経理という専門性を除くと、「中小企業が自社でやりきれない部分を支援する」という事業内容が自分のやりたいことに近いと感じました。また、前職の時に何度お願いしても見積書や請求書を紙でしか出してくれない企業も多く、そうした中小企業はいくら技術があったとしても今後生き残っていけないと感じていました。そういった企業をバックオフィスから支援するという点に興味を持ち、面談を申し込みました。代表の杉浦さんに事業紹介などをしていただき、その後ガレージ(Wewillが運営するコワーキングスペースThe Garage for Startups)を見学しました。そこでお会いした杉浦さんや取締役COOの黒野さん、取締役の八城さんが楽しそうに仕事の話をしていたのを覚えています。単なる経理の会社ではなさそうだと改めて思いました。経理にとどまらず、バックオフィス周りの色々な仕事ができることや、浜松市という場所柄、製造業のお客様も多くメーカーでの経験が活かせる可能性が高いことなどをご説明いただき、直感で「ここなら大丈夫そう」と思って転職を決めました。

-今はどのような業務を担当されているのですか。
コンサルタントとして、愛知県豊橋市から静岡県袋井市までの5社の業務改善を担っています。製造業だけでなく、バスケットボールチームやガソリンスタンドも担当です。元々バスケが好きだったり、学生時代にガソリンスタンドでのアルバイト経験があったりと、偶然ですが全く関係のない業種というわけではなく、色々なことが知れるので面白いです。また、業務効率化は良くも悪くもやり方が決まっていないので、自分なりに考えて取り組むことができています。例えば製造業のお客様には、在庫管理について相談を受けました。今後のサービス拡大に向けてこれまでのやり方では限界が来るというお悩みだったので、バーコードを使った管理方法を提案しました。ガソリンスタンドのお客様でも在庫管理を改善していますが、店舗が複数あるため、製造業のお客様と異なり現場で在庫管理業務に当たる人も複数人います。作業がより簡単になるよう設計しないと、現場で円滑に運用できません。ガソリンやオイルは細かな量が測れない難しさもあり、一口に在庫管理と言っても業種によって違った対応をする必要があるのだと実感しています。また、業務効率化のシステムが導入されていても、現場の人が使いこなす余裕がない場合もあります。自分がマニュアルを読み、どう現場に落としていくかイメージしながら改善を提案していきます。最前線で働く社員だけでは対応しきれない部分を外部から支援するという、やりたかったことができていると感じます。

-どのような働き方でしょうか。
客先に行くことが多く、業務の半分は外出です。お客様に提案する内容の整理の時間が1~2割で、在宅で行っています。ガレージには週に1、2回行っています。フルフレックス、フルリモートを敷いているので、子供を幼稚園に送っていくといったことはやりやすくなりました。一方で、自由だからこその時間管理の難しさも感じています。

-やりがいを感じるのはどのような時でしょうか。
業務改善提案をして、良いリアクションがいただけたときです。サポート先の社長が提案したことを受け入れてくれたり、現場が喜んでくれたりするとやはり嬉しいです。前職では社内調整など「誰のための仕事なんだろう」と考えてしまうようなことも多くありました。そういったことが無くなったのに加えて、他の社員も自発的に動く方ばかりで働きやすいと感じています。

-今後の目標を教えてください。
短期的には、BPOだけでなくコンサルティング案件も「Wewillにお願いして良かったな」と思ってもらえるような仕事をどんどんしていきたいです。長期的な目標は、会社の目標でもある上場に貢献することです。

-西さんは大阪府のご出身ですが、浜松市はどのような場所でしょうか。
関西圏にも近いですし、生活する上でちょうどいい場所です。転職などを機に浜松市に引っ越しをされる方がもっといても良いと思っています。私自身はキャンプやアウトドアが好きなので、自然も豊富な浜松市や湖西市周辺には行く所がいっぱいあります。

ー古民家をリノベーションしたという西さんの自宅

ー自宅でプールを楽しむお子さん

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