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【社員インタビュー #03】数学教師からデータサイエンティストに「自分主体で物事を動かす」「質と効率のバランス」 ー データサイエンティスト/システムエンジニア・山本聖爾

こんにちは。インターンの脇田です。

今回は、データサイエンティスト/システムエンジニアの山本さんにアーリーリフレクションでの業務についてお話を伺いました。

▽プロフィール

立教大学大学院理学研究科数学専攻修士課程にて数理物理学の研究を行う。在籍中に、分割(n+1,n)に付随するA型 Drinfeld-Sokolov階層の相似簡約によって一つの高階パンルヴェ方程式系を得る。
在学中にAIの教育コンテンツ開発事業に参加。その後、私立高校で数学教員を務める。
教職と並行して、受験生を一元管理するための簡易システム構築をしながらプログラミングを学ぶほか、Pythonを中心にデータサイエンスなどの勉強を始める。
その後、データサイエンティスト、システムエンジニアとしてアーリーリフレクションに入社。入社後は研究開発法人のAZURE移植プロジェクト、機械学習基盤構築等の案件にて、リサーチャー、機械学習基盤設計、リリース試算、テストマネジメント、サーバーサイド設計構築等を経験。現在、DXプロジェクト支援にてテックリード、テストリードとして活躍。

--アーリーリフレクションに入社した理由を教えてください。

転職を考えたのは、「もっと自分で物事を動かしたい」と感じたことがきっかけです。

前職では高校で数学教師をしていたのですが、教員という仕事は、質重視で「決められたことをしっかりやる」ということに重きが置かれるような環境でした。教師という立場で生徒や学校に貢献しているやりがいはあったものの、そのような環境でもどかしい気持ちがありました。

アーリーリフレクションに入社を決めたのは、代表の田中さんの存在が大きかったです。
田中さんとは、大学院のドクター時代にAIの教育コンテンツ開発事業に携わっていた頃に出会ったのですが、田中さんのマネジメントでプロジェクトが日々変化、前進するのを見て、効率と質のバランスがすごいと感じていました。

実は、私はそのプロジェクトの進捗が芳しくない初期の頃から参加していたのですが、田中さんが管理者として入ってから雰囲気もプロジェクトのスピード感もガラッと変わったのを今でも覚えています。普通は、質を重視するとスピードが遅い、効率重視だと質が落ちていく、というジレンマに陥ることも多いと思うのですが、効率も質も良いバランスで担保する、というやり方に共感しました。

教員時代は質重視だった、ということを言いましたが、もう一度スピード感のある環境の中で自分を高めていきたいと思ったことが、アーリーリフレクションに入社した理由です。


--入社してからはどのような業務を行っていますか?

これまで携わった業務は本当に多岐に渡るのですが...
大規模案件のクラウド型AI基盤構築の調査業務、AIモデル作成、大規模インフラ施設のシステム開発、DXプロジェクトの支援などを経験しています。

例えば、AIモデル作成では、道路のひび割れを検知するAIモデルを構築したり、インフラ施設のシステム開発では、洪水予測のシステムを構築しています。どれも、決められた仕様書に沿って開発をするのではなく、アーキテクチャや保守の検討・提案を行い、サーバーサイドを含め実装をしていくというところに責任がある分やりがいを感じています。

また、DXプロジェクトの支援では、顧客組織内での大規模システムの品質向上や総合テスト実施の支援、マネジメントとしての立場も担っているのですが、そこで様々な関係者に情報を求めて、誰よりも自分ごととして関わっていく過程がやりがいがありとても面白いと感じています。


--業務の幅がすごく広いですが、山本さんが心がけていることはありますか?

私は前職が教員という全くの別業界からきているので、良い意味でこだわりや執着がなく、固定観念なく新しいことに挑戦できるというのが強みだと思っていますが、その分、限られた時間の中で新しい領域の勉強をする時間を取るようにしています。

また、どの業務であっても、常に本質からずれないように、自分が見ている範囲が小さくならないように気をつけています。特に、リードエンジニアとしての立場では、人を動かしたり協力をお願いする場面が多くなりますが、「相手が誰か」ということよりも「プロジェクト全体で今何をしなければいけないか」ということを中心に物事を考えています。

そして、「自分の業務範囲を限定しない」ということも心がけていますが、これは業務を円滑に進めたり相手の信頼を得たりするためだけでなく、自分のスキル向上にもつながると考えています。


--アーリーリフレクションに入社して、よかったことは何ですか?

同じ案件がなく次々に新しいことに対応できるので、全く飽きないです(笑)

私は元々、新しい知識を習得していくことが好きなのですが、自分のスキル向上が仕事につながる実感もあり、とても充実しています。

アーリーリフレクションは、自分主体で動かないと何も始まらない環境なので、前職で感じていた「もっと自分で物事を動かしたい」というのも実現できています。


--最後に、どのような人がアーリーリフレクションに向いていると思いますか?

変われる人、努力できる人、かなと思います。

先ほど、次々に新しい案件に対応すると言いましたが、アーリーリフレクションの会社全体としても常に成長して変化しているので、現状に固執せずに新しいことに取り組める人が向いていると思います。また、その中で、それまで全く知らない範囲の知識が出てきた時に、自分から努力して知識を習得したり課題解決の方法を考えられる人だと、アーリーリフレクションをすごく楽しく感じるのではと思います。

今回は、山本さんにお話を伺いました。

貴重なお話、ありがとうございました。


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【社員インタビュー #02】産休育休を経てキャリア復帰「現役1歳児ママの働き方」「会社がストッパーではなく後押しする存在」ー 経営企画室・三井瑞紀

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