私たちG-gen は、Google Cloud 専業インテグレーターであり、Google Cloud プレミアパートナーです。「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」をビジョンに、Google Cloud のプロフェッショナルとしてお客様に伴走し、お客様のビジネスの成功に寄与することを目指しています。
G-gen では、エンジニアの半数以上が自主的に技術ブログを執筆し、継続的に外部へ情報発信を行っています。なぜ、G-gen のエンジニアは発信を続けるのか。その背景には、個人の成長意欲と、アウトプットを後押しする会社の文化があります。
今回は、月3本のペースで技術ブログを執筆し続けているクラウドエンジニアリング課の佐々木さんに、情報発信を始めた理由や、得られた成果について伺いました。
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【プロフィール】
佐々木 駿太:クラウドソリューション部 クラウドエンジニアリング1課所属。2022年にG-gen へ入社。Cloud Run や GKE(Google Kubernetes Engine)など Google Cloud の主要サービスを軸に、案件対応と技術ブログの執筆を両立している。
技術ブログを書ける環境を求めて、G-genへ
――佐々木さんが技術ブログを書き始めたきっかけを教えてください。
新卒で未経験からエンジニアになった当時、優秀なエンジニアの方々がブログで積極的に情報発信している姿に強い憧れがあったんです。G-gen も、親会社を含めて対外的な情報発信が活発な会社だという印象がありましたね。
入社してからブログを書き始めたというより、ブログを書きたくて G-gen に来たと言ったほうが正確かもしれません。実際、入社から1週間後には最初の記事を公開しています。
――技術ブログのテーマはどのように決めているのですか?
基本的には、「これから自分が勉強したいこと」をテーマに選んでいます。得意な分野を書くこともありますが、入社当初は特に「この領域で伸びていきたい」という思いを込めてテーマを決めていました。ブログは、「この分野をやりたい」という意思表示のひとつでもあったと思います。
現在は、自分のやりたいことと会社の利益、その両方を満たせるテーマを最優先にしています。ただ、どちらか一方しか満たせない場合は、自分のやりたいことを選びます。モチベーションが一番大事ですし、自分の成長を最優先にした結果として、それが会社の価値につながればいい、というスタンスですね。
テーマ選定のために、Google Cloud のリリースノートを毎朝チェックしています。あわせて SNS もよく見ていて、エンジニアの反応が多い技術や話題から、「今これを書いたら需要がありそうだな」という視点でテーマを考えることも多いです。
――これまでで最も手応えがあった記事は?
Cloud Run に関する記事です。現在「Cloud Run」というキーワードで Google 検索すると、私のブログがありがたいことに上位に表示されており、記事の内容や質が客観的に評価されていると感じます。成果が形として目に見えるのは、やりがいにもつながっています。
ブログ執筆で得た成長実感と Google 社員からの評価
――技術ブログを書くことで、理解が大きく深まったと感じた経験はありますか?
あります。例えば Cloud Run はコンテナ技術を活用したサービスですが、入社当初の私は、コンテナの仕組みを正直ほとんど理解できていませんでした。それでも、「徹底解説の記事を書こう」と決め、ゼロから調べて整理し、自分の言葉で説明するプロセスを重ねるうちに、自然と理解が深まっていきました。
ブログを書くという行為は、公式ドキュメントの内容をかみ砕き、「自分の言葉で説明し直すこと」なんですよね。文章に落とし込むことで、知識が少しずつ自分のものになっていく。その手応えを感じた経験でした。
――情報発信を続ける中で、ご自身の中にどんな変化が生まれましたか?
入社当初は、「自分にはまだ実力が足りない」という感覚が正直ありました。ただ、ブログを継続して書く中で、社内でも「この分野なら佐々木」と認識してもらえるようになり、少しずつ自信がついていきました。
また、発信することや文章を書くことが自分の強みになるとは、最初は思っていませんでした。書き続けるうちに、「これも自分の武器なんだ」と気づけたのは大きかったですね。言語化する力も確実に鍛えられ、情報発信を続けてきてよかったと感じています。
――外部からの反響で特に印象に残っている出来事は?
技術イベントに出展した際、声をかけていただく機会が増えました。「 G-gen の佐々木さんですよね」「ブログを読んでいます」と言われると、自分の発信がきちんと届いているんだなと実感します。
なかでも印象的だったのが、Google の方から直接「ブログを参考にしています」「とても勉強になりました」と言葉をいただいたことです。
もともと「エンジニアとして認められる存在になりたい」という思いで G-gen に入社したので、社外のエンジニアや Google の方から評価してもらえる経験は、大きな励みになっています。
――ブログ執筆はどのように評価されますか?
ブログ執筆そのものが直接的な評価項目になっているわけではありません。ただ、発信を通じて技術力や専門性が可視化されるため、自然と関連案件を任せてもらえるようになったり、社内外での認知が広がったりといった効果はあります。一番大きいのは評価ではなく、自分自身の技術力が確実に向上していること。それが結果的にキャリアにも良い影響を与えていると思います。
ノルマなし、強制なし。それでもG-genの情報発信文化は続く
――技術ブログ以外にも、G-gen で情報発信文化を実感する場面はありますか?
例えば、Google Cloud の公式ユーザー会「Jagu'e'r」では、当社のエンジニアが年間10回以上イベントに登壇しています。ただし、このような活動はいずれも基本的に挙手制で、無理に求められることはありません。
社内向けのアウトプットも活発です。全社で共有したほうがよい情報があれば Slack で発信しますし、部署内で勉強会を開いて知見を共有することもあります。個人的には最近、「生成AIと著作権」など AI 関連の法律にも関心があり、そうしたテーマも今後は勉強会を通じて社内に共有していきたいと考えています。
――情報発信の文化が根付いているのはなぜだと思いますか?
一番大きいのは、経営陣やマネージャー層が自ら発信していることだと思います。私自身、積極的にアウトプットするエンジニアに憧れて G-gen に入社しましたが、実際には忙しいはずの人ほどブログを書いているんですよね。「やりなさい」ではなく自ら行動で示してくれる。その姿勢が文化の土台になっていると感じています。
ちなみに、外部の方から「どうやってそんなにブログを書いているんですか?」と聞かれることもありますが、特別な仕組みがあるわけではありません。ノルマも強制もない。それでも継続的に発信が生まれているのは、情報共有がエンジニア自身の成長に直結するという価値観が、現場で共有されているからだと思います。
技術ブログは、成長したい分野を「行動で示す」手段
――これから技術ブログに挑戦したいエンジニアに、アドバイスをお願いします。
大切なのは、「自分が本当にやりたいことを書く」ことだと思います。モチベーションがなければ続きませんし、続かなければ意味がありません。最近は生成 AI を活用すれば、比較的簡単に記事を書いたり、注目を集めたりすることもできますが、それ以上に重要なのは「書きたい」という気持ちだと思っています。
最初は、とにかくブログを書くことに慣れるところからでいいと思います。自分の興味があることを書きつつ、会社に所属しているのであれば、そこに「会社にとっても価値がありそうなテーマ」を少しだけ重ねてみる。そうすることで、「もっと書いていいよ」という空気が生まれるのではないでしょうか。
もうひとつ大きいのは、アウトプットが「行動による意思表示」になるという点です。やりたいことを言葉で伝えるだけでなく、ブログという形で示すことで、周囲からの信頼を得やすくなり、仕事も任せてもらいやすくなります。
実際、私自身も発信してきた内容に関連する案件を、優先的に任せてもらえるようになりました。私にとっての Cloud Run のように、まだ対応できる人が少ない分野について発信していると、自然とそうした案件が集まってくるんです。
――最後に、G-gen に興味を持つエンジニアへメッセージをお願いします。
「これをやりたい」と手を挙げれば、まず挑戦させてくれる会社です。その上で困ったときには相談にも乗ってくれるし、適切なアドバイスももらえる。挑戦の自由と安心感、その両方があるのが G-gen の良さだと思います。
Google Cloud 専業という強みもあります。一つの領域を深く学べますし、プロフェッショナルとして確実にスキルを積み上げられる。「広く浅く」ではなく、「深く専門性を磨きたい」という方には、とても合っていると思います。
そして、自分の成長を対外的にも発信したいという方なら、さらに良い環境です。技術ブログや登壇など、アウトプットを歓迎する文化がある。Google Cloud は企業のクラウド移行が加速する中で確実に需要が高まっている分野ですから、この領域での専門性と発信実績を持つことは、エンジニアとしての市場価値を大きく高めることになると思います。