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技術ブログを書く理由と、書き方を考える

株式会社G-gen (ジージェン) の 荒井です。

G-gen では G-gen Tech Blog という技術ブログを運営して Google Cloud / Google Workspace に関する情報を日々発信しています。執筆は主にエンジニアメンバーで行っていますが、最初からブログを執筆できる人ばかりではありません。
このストーリーでは「どうすれば技術ブログを書けるようになるか」「なぜ技術ブログを書くのか」「技術ブログを書くメリット」をご紹介します。

以下に当てはまる方は、ぜひご覧いただければと思います。

  • なぜ技術ブログを書くのか理由がわからない方
  • これから技術ブログを書き始めたいと考えている方
  • 技術ブログを書き始めるが、行き詰まってしまう方
  • そもそもどうやってブログを書けば良いかわからない方

また私個人のブログを執筆するスタンスですが、以下のとおりです。
共感できそうな方はぜひ当記事を参考に技術ブログ執筆にトライいただければと思います。

  • 省エネで書く
    • 時間をかけない
    • 手間をかけない
  • 記事数を多く書く
    • 役立つ Tips 的な記事を多く公開したいため「難易度の高い技術記事 < 小ネタ記事」
    • ブログ執筆を習慣化する
  • 需要 (PV) が “多そう” な記事を書く
    • “多い” ではなく ”多そう” がポイント

技術ブログを書けない理由

私自身、元々技術ブログを運営している会社には所属しておらず G-gen に転職するまで技術ブログを書いたことがありませんでした。
転職後もすぐ技術ブログを書き始めた訳ではありません。とは言え技術ブログ執筆にトライしてみたい気持ちはあったため、私が技術ブログを書けなかった理由を改めて考えてみました。

私が技術ブログを書けなかった「10」の理由

技術ブログを書けなかった理由として、私の場合10個の理由がありました。

それぞれの理由を分類ごとまとめると、4つの分類に分けることができました。

  • テーマ選定
    • せっかくなら読まれる記事を書きたい、でも何を書けばよいかわからない。
    • エンジニアなら高度な技術ブログにしなければならないと思うが、自信がない。
  • 時間的制約
    • プライベートも仕事も忙しく、ブログを書く時間が確保できない。
  • モチベーション
    • 時間をかけて技術ブログを書いても、それが何の得になるかわからない。
    • 少し書き始めたが、途中で詰まってしまった。
  • 執筆お作法
    • これまで技術ブログを書いてこなかったため、お作法がわからない。

今まで漠然と「忙しいから」など理由をつけて技術ブログを書いていませんでしたが、理由を明確にすることで打開策を考えることができます。
私自身、これからご紹介する観点や考え方から技術ブログを書けるようになりました。
ではこれら理由を元に、どうしたらブログが書けるようになるか考えてみましょう。

どうしたら技術ブログを書けるようになるのか

1. 何を書けばいいの?

技術ブログを書き始める時、まず考えるのが「何を書けばいいの?」というテーマ選定に悩みます。この理由については、以下の考え方でテーマを考えましょう。

■ 結論

基本的には、何を書いてもOKです!
日々の業務から発生するネタで書き始めましょう!

■ 執筆のヒント

誰かが気になったことは、他の人も気になっているはずです!
気になる人が多ければ多いほど 需要が “多そう” な記事になると想定できるため、一定量の PV 数も期待できるかもしれません。ですので、自分や他者が気になっている技術ネタをブログテーマにしましょう。
具体例は以下のとおりです。

  • 自分が気になって調べた技術・機能について書く
    • 日々の業務の中で発生する技術仕様の調査、検証作業などをブログのネタにします
    • 自身の得意領域について書いてみるのも良いです
  • 誰かが質問、会話していた技術ネタについて書く(以下例)
    • 社内で発生した技術の会話や質問
    • プロジェクト対応の中でお客様から発生した質問
    • 自社のサポート窓口に問い合わせいただいた質問

上記をヒントに執筆テーマを決めることで 自身でテーマを考える時間をゼロ にすることができ、実際の執筆に時間をまわすことができます。

■ アンチパターン

テーマ選定でやってはいけないこととして「大作記事」を書かない。というものがあります。
より注目度が高まるよう最新情報や技術レベルの深いテーマを選定し大作を書こうとする方もいると思いますが、あまりオススメはしません。理由は以下のとおりです。

  • 書き上げるまでに時間がかかり、途中で挫折する(書けない)可能性大
    • 時間がかかる = 習慣化しない(結局書かなくなる)
  • つよつよエンジニアの大作ブログを意識してしまう
    • 社内外のレベルが高いエンジニアのブログを意識すると、差を感じて手が止まってしまう
    • 上には上がいるので、同じ土俵で戦うとことは意識しなくてOKです
    • まずは自分の身の丈にあった内容・ペースで書いてみましょう
  • ブログ執筆が慣れてきたところで、大作にもトライしてみましょう

2. 読まれる記事って何?

せっかく技術ブログを書くなら PV 数が多くなるテーマを選定したくなると思います。
その気持ち、すごくわかります。

■ 結論

考えるだけムダなので、考えない。
どんな記事が読まれるかは記事をリリースしないとわかりません。なので執筆前に考えるのはやめて、まずは1本でも多く書くことを意識しましょう。

■ 執筆のヒント

会社としてマーケ戦略(テーマの指定)などがなければ、気にせずどんどん書きましょう。
記事数がたまれば分析して統計 を出すことができますそこから読まれる記事の傾向がわかるかもしれません。

  • PV 数が高くなる記事の確証はないので、考えても答えはありません
    • しいて言えば流行りの技術(今なら 生成AI とか)は、読まれる機会が多いかもしれません。しかし自分の得意分野とマッチしていない場合、執筆時間に時間がかかりすぎてしまうため諦めも肝心です
  • せっかく書くなら読まれる記事を書きたい気持ちはわかりますが、会社的なマーケ戦略などがなければ気にせずどんどん書きましょう
    • マーケ戦略でテーマがあるのであれば、それを書きましょう(結果的に考える時間が省略できる)

■ アンチパターン

アンチパターンとしては 執筆前にPV数を意識してテーマを考えすぎること です。
せっかく考えてリリースした記事のPV数がイマイチだと、凹んで次の記事にモチベーションが上がらなくなるリスクが高まります。
また 500PV を目指す場合、1本で目指すのではなく2本執筆して合計 500 PV を目指すほうが早く確実です。とは言え、PV 数を意識せずヒットしたらラッキーくらいの気持ちで執筆を進めましょう。

3. エンジニアっぽい難しいこと書かないと?

技術ブログと言うと技術レベルの高い記事を書かなければいけないと思ってしまいがちですが、そんなことはありません。

■ 結論

難しいことは書かなくてOK!
ブログ閲覧者は総務兼任のシステム担当者かもしれません。
難しい記事を書いても読まれなければ意味がないです。役立つ記事を意識しましょう!
そのため、難しい記事にする必要性がそもそもないと考えます。

■ 執筆のヒント

「難しい」の判断基準は人それぞれです。あなたが「難しくない」と思っていることでも、他の人からしたら「難しいこと」かもしれないです。
また「難しい = 役に立つ」とは限りません。難しいことよりも、役立つことの方が重要だと考えましょう。

■ アンチパターン

アンチパターンについては「1. 何を書けばいいの?」と同じで、「大作記事」を書かない になります。
難しい = 大作記事 になりがちですので、ご注意ください。

4. 家事・育児で執筆時間がない

ブログをいつ書くか?これはよく聞く話ですが、業務時間で執筆できない場合プライベートの時間をつかう方もいると聞きます。。。

■ 結論

プライベート時間を削るという考えを捨てましょう!
稀にプライベートの時間を使ってブログ執筆をする話しを聞きますが、仕事とプライベートはメリハリをつけましょう。
会社が運営しているブログの場合、執筆作業は原則業務となります。

■ 執筆のヒント(前提 : 会社運営のブログの場合)

会社運営ブログの場合、就業時間内に書きましょう。業務のアウトプット先 (成果物) がブログとなると考えると、業務上の成果物は業務時間内に作成するのが普通です。
単純にプライベート時間も減ってしまうため、今後の執筆モチベーションに影響します。
とは言え、技術ブログ執筆に開花してそれが趣味となっている方は無理ない範囲で「アイデアを考える」「下書きを書いておく」といった作業をプライベート時間で行うのは良いと思います。

上記はあくまで一般論となります。実際の会社方針や業務方法に合わせて判断していただくのが良いと思います。
※ 個人ブログを開設されている方の場合、反対にプライベート時間でのみ執筆しましょう。

■ アンチパターン

ブログ執筆は、絶対に自分の時間を削ってまでやらなくてはいけない、という考え方は捨てましょう。
エンジニアなので自己学習は大事ですが、アウトプット先が会社ブログの場合、業務として行うことは問題ありません。

5. 本来業務で時間がない

ブログ執筆は業務時間で。書きましたが業務時間は本来業務で忙しく時間がない方も多いかと思います。そんな方こそ、ぜひこのパートを一読してみてください。
※ このパートが今回1番お伝えしたいポイントです。

■ 結論

ブログ執筆で業務の一石二鳥や三鳥を狙い、本来業務の生産性を上げる!!
ブログ記事を有効活用して、業務負荷を減らしましょう。ブログ記事を書けば書くほど、記事数に比例して将来の業務を楽にすることができます。

■ 執筆のヒント

業務時間内にブログ執筆を行う場合、既存既存業務に執筆時間を追加で確保しがちですがこの考え方を変えてみましょう。発想を転換をし、既存業務内にブログ執筆時間を組み込んでみましょう。
具体的には、現在業務で対応している「仕様調査」「技術資料作成」「手順書作成」のアウトプット先をブログにします (機密情報除く)。
ブログ記事が業務でも汎用的に使用できる「技術資料」「手順書」となっている場合、それを顧客に紹介することで都度成果物を作成する時間が削減でき業務の一石二鳥、三鳥を狙えます。
技術ブログの業務活用例としては以下のとおりです。

例1)手順書としてお客様に提供
例2)仕様解説として技術情報を関係各所に展開
例3)サポート窓口の回答 (参考資料) としてブログ記事を添付する

■ アンチパターン

特定用途向けの記事 を書くのは避けましょう。
特定用途 (顧客) 向けの記事を書いてしまうと、汎用性が下がり一石二鳥が狙いづらくなります。
また NDA にかかる可能性もありますのでブログ記事には向きません。
汎用的な記事を用意 し、特定用途 (顧客) 向けの差分情報は都度情報展開の際に補足しましょう。

6. 何か自分の得になるの?

ブログ執筆は、自分にとって何か得になるか…人なら誰しも、自分に得になることをしたいと思うのが普通です。ブログ執筆はどんな得があるのでしょうか。

■ 結論

得かどうかは自分次第。
自分にとって何が得か考えてみましょう。

■ 執筆のヒント

ブログ執筆は目に見えにくい部分で得 (効果) があると考えます。具体的には以下ですが、これらを得と考えるかどうかはあなた次第です。

  • 知名度が上がる (本人は気づきにくい)
    • 知らないところで執筆記事が読まれていることがあり、本人が気づかない間に業界で話題になっていることもあります
  • 自身の技術レベルが可視化され、周囲に認知される
    • 転職活動を行う際には、ブログ記事がポートフォリオになるかもしれません
  • ブログ記事数に比例して、業務が加速度的に効率化し生産性が向上します
    • 例)何度も発生する同様の問い合わせをブログに誘導するだけで解決
    • 例)ブログ執筆は技術ドキュメントを書く練習にもなるので、成果物作成が高速化する
  • 称賛コメントとかあるとめっちゃ嬉しい!
    • 自己肯定感が上がり、エンジニアとしての自信につながります

自身の得 (利益) がブログ執筆で達成されるか、ぜひ考えてみましょう。

■ アンチパターン

言われるから (仕事だから) 書く
ブログ執筆が業務だとしても、少なからず自分にとって有益なものになっていないと苦痛でしかありません。例え何本か執筆できても、長続きはしません。

環境次第ですが、得がないと感じた場合は無理に書く必要はないと考えます。適材適所・向き不向きがあるため、そもそもブログ執筆に向いていない人がいると考えるのが普通です。
ブログを書ける人は書き、そうでない人はブログ執筆以外の自分が輝ける場所で輝くのが良いと思います。

ブログ執筆に向いていない・モチベーションがない方も、いつか執筆したくなる日が来るかもしれませんので急ぐ必要はないと思います。(この記事を読んだ今日がその日かもしれません)

7. 書き始めるけど途中で止まってしまう

ブログを書き始めたけど、なんだか途中で詰まってしまった。。。という方も多いかと思います。

■ 結論

なぜ詰まってしまったか、しっかり向き合って要因を考えてみましょう!
大体の要因はこの記事を順に見ると解決します。

■ 執筆のヒント

書いている途中で詰まってしまう理由はいくつかあります。具体的な例を以下に挙げてみますので、心当たりがあるか確認してみてください。

  • 執筆を進める中で 調べる・検証する 項目が増えてしまい、頓挫してしまった
    • エンジニアだと探究心や好奇心から、正確な情報を調査する、実際にできるか検証する、といった作業が執筆の中で発生し時間がかかって頓挫することもあると思います
    • 「1. 何を書けばいいの?」アンチパターンを参考にしてみてください
    • 「3. エンジニアっぽい難しいこと書かないと?」執筆のヒントを参考にしてみてください
  • 本来業務が忙しくなってしまい、ブログを書く時間がなくなってしまった
    • 忙しい時こそ「5. 本来業務で時間がない」を参考にしてみてください
  • 記事の構成にまとまりがなく、読みにくいブログになってきてしまって公開を諦めた
    • 「9. 記事の全体構成を考えるのが難しい」「10. Tech Blog を書くコツがわからない」を参考にしてみてください

■ アンチパターン

執筆が止まってしまった理由を考えずに、筆を置くこと
執筆が止まってしまった理由は自分でわかっているけど、どうしたら良いかわからず頓挫してしまう方が大半かと思います。その際はぜひこの記事からヒントを得ていただければ幸いです。
あまり自分にプレッシャーをかけず、レベル感を一つ落として執筆するのも考え方の一つです。

8. 変なこと書いたらSNSとかで叩かれる?

技術ブログを公開すると全世界の人が閲覧できるようになるため、品質は気になります。昨今は不慮のインシデントから企業が叩かれることもあるので躊躇してしまう方もいると思います。

■ 結論

意外と叩かれない (と思う)
テーマや内容に大きな問題がなければ、むしろ称賛・賛同の方が多いと感じています!
気にしたら負けです。

■ 執筆のヒント

実体験として、私は執筆した記事について叩かれたり批判があったことはことはありませんでした (気づいていないだけかもしれませんが)。
むしろ親切な方もいまして、記事内の誤情報を X (旧 Twitter ) の DM 経由で教えてくれた優しい方もいたりしました。他の方の記事も叩かれているものはほぼ見たことがありません。
気負いなく執筆してみましょう!

■ アンチパターン

エゴサーチしない
評判などを気にしてしまう方は、エゴサーチしてしまいがちかもしれませんがぐっとこらえてみましょう。
探すから見つかる訳で、探さなければ見つかりません。必要な時以外は控えましょう。

9. 記事の全体構成を考えるのが難しい

技術ブログを書き慣れていない方は、記事構成などを考えるのが難しかったりすると思います。私はかなり難しいと感じています。

■ 結論

まず何件か執筆して自分なりのコツを掴みましょう!
最初は自身が読みやすいと感じる記事を見つけて、体裁などを参考にしましょう。そこから自社 (自分) の型をつくると執筆が進みます。

■ 執筆のヒント

冒頭記載した通り、G-gen でも技術ブログを運営しています。弊社ブログ記事を参考にしていただけると幸いです。
また技術ブログの書き方についてはインターネット上に多くの解説記事もありますので、執筆前に確認してみましょう。参考になりそうな記事を3つほどご紹介します。

■ アンチパターン

自分の書きたいことを、思いつくままに書く

技術ブログを執筆するということは、世界の誰か宛に情報を発信することです。
技術ブログ公開後の主役は閲覧者です。そのため閲覧者が読みやすい、役に立つと思える記事を執筆しましょう。
自分本意で技術を誇示するような技術ブログや脈略のない記事構成では、閲覧者に記事本来の内容が届かずもったいないです。読みやすい記事構成や文章を意識してみましょう。

10. Tech Blog を書くコツがわからない

技術ブログは書けたけど、なんだか物足りない。そもそも執筆に時間がかなりかかってしまった。
技術ブログ書き始めはこんなことを感じることも多くあると思います。

■ 結論

G-gen Tech Blog の書き方を伝授します!
ブログを書き終えたら一読いただいて、少し補正いただけると良い記事になると思います。

■ 執筆のヒント

一例にはなりますが、G-gen Tech Blog では以下のような項目を意識して執筆に取り組んでいます。
社内では執筆ガイドラインを作成し、ブログ執筆初心者向けに展開していますので初心者の方でもブログを書きやすい環境になる工夫をしています。

  • 記事のターゲット (テーマ) を明確にする
    • 徹底解説、機能解説、手順解説、障害対応、資格取得…など
  • 書き手の個性は出さず、読みやすさを重視する
  • 正確な情報を掲載するため、一次資料を引用する
    • 正確な情報を掲載するためには、以下の優先度でエビデンスを添付します
    • Google Cloud ドキュメント > 実環境での検証 > 自社ブログ > 他社、個人ブログ
  • 顧客に提示できる品質 (技術・文章) とする
    • レビュー者を設けてチェックする

■ アンチパターン

細部にこだわると時間がかかるので、記事の公開を優先する
せっかく書いた記事ですから、公開を急ぎたい気持ちもわかりますが一手間加えるだけで記事の印象が変わります。記事が評価されればリピーターも期待できるため、今後の PV 数にもつながります。

なぜ技術ブログを書くのか

私がブログを書けなかった「10」の理由について、どうすれば書けるようになるか発送の転換をして解説してみました。表面的にはネガティブに見えた理由ですが、本質を捉えて考えると打開策が見つかったりポジティブな影響もたくさんあります。
これが私が技術ブログを書く理由、そして書けるようになった理由です。

技術ブログを書くメリット

ここまででご紹介した、技術ブログを書くメリットをおさらいします。

  • 業務効率・生産性が上がる
    • お客様向けに作成するドキュメント(技術仕様書、手順書など)が減る
    • 問い合わせ対応で都度同じような回答を作成する手間が減る
  • プライベート時間とのメリハリができる
  • 業界(コミュニティ)内で知名度が上がる(かもしれない)
  • 技術レベルが可視化され、転職ツールとしても使用できる

上記は個人単位の例となります。
今回は触れていませんが、お客様や社外のエンジニアは意外と技術ブログを見ます (というか行き着きます) 。そのため技術ブログをうまく活用することで、企業としても以下のような期待効果があります。

  • 会社の知名度向上
    • ブログの記事数が多くなることで、検索でヒットする自社情報が多くなる
  • 採用ツールの一つになる
    • 活動内容や技術レベルがオープンになり透明性が高まることで、カルチャーが垣間見えるため転職希望者の増加につながる
  • 商談の勝率 UP
    • 技術ブログを書くエンジニアにはナレッジがたまります。そうしたエンジニアはプリセールス活動でも活躍します
    • お客様がブログを見ており執筆者がプリセールスを担当した場合「あのXXXさんが担当していただけるのですか」とお客様に特別感を感じていただくことができます(弊社でも何件かありました)

技術ブログを運営する立場の方はぜひ、執筆者の方が執筆しやすい雰囲気づくりも検討いただければと思います。

皆さんが執筆される技術ブログを楽しみにしています。

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