1
/
5

デザイン会社の「営業」とは?MIT'Sを支える営業陣に聞いてみました。

みなさん、こんにちは。株式会社MIT'Sです。

私たちは京都の桂を拠点にお客様に「印刷」と「デザイン」を駆使して価値を提供している制作会社です。

現在は営業職を募集中ということで「デザイン会社の営業はなにをするの?」「MIT'Sでは、どんな営業ができるの?」といった疑問にお答えしていただこうと思います。

お話しいただくのはMIT'Sの営業部門を支える、このお二人です。

  • 左)小野口達(おのぐち とおる)さん
  •   営業部 ソリューションプランナー
  •   印刷業務のスペシャリスト
  •   休日は昔の映画を鑑賞することが趣味
  • 右)中安雅哉(なかやす まさや)さん
  •   営業部
  •   普通の広告代理店が面白くないと感じ、MIT'Sに転職した経歴を持つ
  •   休日はもっぱら韓国ドラマ。好きな食べ物は辛ラーメン


ーお二人とも、本日はよろしくお願いいたします。

小野口&中安)

よろしくお願いします。

中安)

中々こうやって話す機会がないから緊張しますね。

MIT'Sの「営業」とは

ーまずはMIT'Sが手掛ける「印刷×デザイン」について詳しくお聞きしたいです。

小野口)

わかりました!まず、商品のパッケージやWEBサイト、パンフレットといった「広告物・販促物・PR」に関わる企画提案、デザインがMIT'Sの仕事です。その中でも「印刷」までを含めたすべての工程を自社で対応できることが大きな特長ですね。印刷会社はデザインのことをよく分かっていないことも多いんですよ。だから、印刷のタイミングで「このデザインじゃ印刷できないですよ」って差し戻されることもあります。それだけで納期に大きな影響が生まれるんです。MIT'Sはこれらをしっかり意識して制作を進行していくので無駄がありません。

中安)

あとは社長が「どんな提案をしても良い」と言ってくれることもポイントですね。企画提案するジャンルに制限がないんですよ。MIT'Sは歯科関係の仕事が多いんですが、診察に使う針を立てるためのスタンドを作ったこともあります。図面から作成しましたね。あとは患者さんに症状を説明するために使う実物大の模型を製作したり。おかげでお客様からは「なんでもできる人たち」だと思われています(笑)

小野口)

マネキンを装飾するパジャマやカツラの仕入れもしていましたよね(笑)


ーお仕事の幅が本当に広いんですね。なにか大変なことはないのですか?

中安)

仕入れ先がとても多いので、選定が難しい時があります。でも、それだけ僕たちに協力してくれる会社さんが多いことに加えて、商品によって適した会社を選べるということなので、喜ばしいことでもあるんですけどね。


ー具体的にはどんなお客様と、どんなお仕事をされるんですか?

中安)

歯科関係のメーカーが主なお客様です。「新製品が出る」となったら製品ロゴやカタログ、販促ツールを制作していきます。

根っこにあるのは「お客様のために」

ー中安さんは、どうやって営業活動をされているんですか?

中安)

既存のお客様からお仕事をいただくことが多いです。でもそれだけでは販路を拡大できないので、自分で新規営業もしますよ。ただ、会社から「〇〇に営業をかけろ!」という指示はないですね。自分が「この会社さんと一緒に仕事をしたい」と思ったところにアプローチをしています。

ーそうなんですね。どうやってアプローチ先を見つけるんですか?

中安)

そうですねぇ。まずは「業界で大きな会社」「新商品をたくさん出している会社」、あとは「自分がビビッときた会社」をリストアップしています。その中でも、やっぱり「MIT'Sに依頼してくれる頻度が高そうな会社」がメインです。となると、実績が豊富な歯科業界がベースになっていきます。歯科業界専門の広告代理店もあるので、そこの社員さんと話すことで情報を仕入れることもありますよ。業界の方とお話しすると非公開な情報も手に入れたりできるので(笑)


ーなるほど。そこからお仕事へはどう繋がっていくのですか?

中安)

これも色んなパターンがあります。コンペにお誘いいただくこともあれば、自ら進んでデザインを制作してプレゼンすることもあります。本当に決まった方法はありません。目の前のお客さまのために「なにがベストか」を考えて行動する必要があります。

ご縁があってお仕事に繋がれば、納品まで責任を持って行うことも営業の大事な仕事です。日々のやりとりやアフターフォローまで、お客様に期待していただいていること以上の価値を提供できるように行動しています。なので、自分の言動すべてが営業活動なんですよね。


ー「お客様のためにベストを尽くす」ステキな考えですね。

小野口)

これがMIT'Sの仕事のベースになっているんですよ。理念である「お客様と共に、お客様のビジョンを実現する」にもあるように、なによりもお客様をベースに考えています。お客様の売上を伸ばさないと意味がありませんしね。ただひたすらに「お客さまのため」を考えていますよ。


ー小野口さんはどうやって「お客様のために」を実現しているんですか?

小野口)

まず「お客様の要望に応える」というのが根底にあります。私が主に携わる「印刷」ってとても奥が深いんです。まずは期日通りに納品できて当たり前の世界。ちょっとでも遅れたら、それだけでお客様にとっては損失ですからね。そして「同じデザインでも、すべて同じように印刷できるか」と言われると、そうでもないんです。ほんの少しですが印刷にズレが起こったりすることもあります。これも損失です。なので「いかにマイナスなことが起こらないように配慮できるか」が大きなポイントですね。「できて当たり前の世界」でプラスをいかに積み上げていくか、が重要です。


ーシビアな世界ですね…。そのプラスはどうやって作られているんですか?

小野口)

これもやっぱり「お客様のお願いに応える」ことが大切です。例えば「タイトな納期だけど大丈夫ですか?」というお問い合わせに全力で対応する。なんとか実現できる方法を考える。こういった動きが大切です。その場でお客様の状況をお聞きしながら「じゃあこういう方法はどうでしょうか?」と提案して取りまとめることができれば「MIT'Sにお願いして良かった」と思っていただけるはずなんです。こういった地道な努力の積み重ねじゃないでしょうか。どうしても厳しい時は「お手伝いできずに申し訳ございません」と断ることもありますが、やっぱり心苦しいですよね。お客様のお手伝いをいかにクオリティ高く実践していくかが仕事なので。


ーお客様への想いがひしひしと伝わってきます。お二人が個人的に仕事で大切にしていることはありますか?

中安)

じゃあ私からお話ししますね。私は「いくつになってもやりたいことを持ち続けること」を大切にしています。最近だと「歯科業界の専門情報誌」を作りたいんですよ。取材からライティング、コピーを考えることまで自分でやってみたいです。挑戦したい目標ですね。これができれば、売上にも貢献できますし、新しいMIT'Sの事業の柱になるかもしれない。そうすれば、下の世代の社員に進むべき道を残してあげることができる。普通にガンバっても普通の売上しか作れないんですよ。だから、それ以上をどう作っていくか。私は今、自分のやりたいことを通した後進の育成に興味がありますね。

小野口)

私は常に「疑問」を持つことですね。「このやり方で良いのかな?」「もっと良い方法があるんじゃないか?」と考えるんです。こういったやりとりがクオリティアップに繋がっていくんですよ。印刷を進めるにあたってデザインを確認することもありますが、デザインって人によって作り方に癖があるんですよね。場合によっては、それで印刷ができない時もあります。だからこそ「絶対大丈夫だ」と簡単に考えてしまうと失敗する。「仕様通りに作れて当たり前」の頭でいるとダメなんです。ちょっとした違和感をどうやって感じ取るか、が重要で、それって常に「疑問」を持っていないと気づけないんですよ。もちろん経験則な部分もたくさんあります。僕だって失敗から学んできましたから。でもこれができると、打ち合わせの段階でどんどんアドバイスや注意点の指摘ができるようになるんです。だから、たくさん失敗をしても良いから常に「疑問」は持ち続けて欲しいですね。

考え方が違うから、面白いし、楽しい。

ーありがとうございます。お二人は考え方やお仕事内容も違いますが、小野口さんと中安さんだからこそMIT'Sに良い影響を与えていることってありますか?

中安)

難しい質問ですねぇ(笑)

小野口)

たしかに(笑)よく僕はお父さんっぽい、中安さんはお母さんっぽいって言われますけどね。


ーお父さんとお母さんですか(笑)

小野口)

そうなんです。僕は幹部陣に対しても思ったことをガンガン言うタイプなんですよ。それを中安さんが広い心で受け止めて、なだめてくれます(笑)

中安)

でも、それぐらいのバランスで良いと思います。違う方が良いんですよ、きっと。同じキャラクターばっかりだったら「そうですね」と同調して終わっちゃうじゃないですか。考え方が違うから、お互いを理解するために考える。このプロセスが大事だと感じています。難しいことですが、まずはお互いを認めることから始めていけば良いんです。もちろん、これから新しく仲間になるメンバーも、僕たちと違った考え方で大丈夫。むしろ大歓迎です。


ーそれでは最後に、新しい仲間に期待することはありますか?

中安)

今、MIT'Sはデザインと印刷が軸ですが、そこに+αでなにかを生み出してくれることでしょうか。新しい仲間だからこそ出るアイデアが楽しみです。それが会社の新しい軸、柱になるかもしれない。そのためにガンバってもいいと思っています。もちろん基礎になる部分は学んだ上で、ですが。

小野口)

僕は「スポンジ並みの吸収力」ですね。MIT'Sの物差しにハマっていれば、なにをしても大丈夫です。ただ「前職ではこうだったから」と思って欲しくはないんです。固定概念に縛られない発想や行動に期待したいですね。


ーありがとうございます!そんな方と出会えること、心から祈っています!

小野口&中安)

こちらこそ、ありがとうございました!

いかがでしたでしょうか?

デザイン会社というクリエイティブな領域での「営業」や「必要なマインド」がお二人の口からたくさん飛び出してきて、聞いている私もとてもテンションが上がってしまいました。

MIT'Sでは、現在「営業職」を大募集中です。

少しでも興味の湧かれた方は、ぜひカジュアル面談にて直接お話しましょう!

では、次回のストーリーで!

株式会社ミッツでは一緒に働く仲間を募集しています
27 いいね!
27 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング