1
/
5

【人事のひとりごと】就活市場の変化

こんにちは!F&Vの人事の千村です!
新年度がスタートし、新たな生活がスタートした方々も多いと思います。
F&Vで就活サポートをしていた多くの学生さんも新社会人として羽ばたいていきました🕊

現在は大学4年生、2023年卒の学生さんのサポートを毎日行っていますが、昨年との違いや就活の仕方に大きな違いを日々感じます。

今日は私の完全な主観になりますが、学生さんの就活サポートをする中で感じていることを綴っていきます!

内定獲得のスピードがとにかく早い!

学生の皆さんや採用に関わっている方は感じているかと思いますが、内定を獲得するスピードが例年以上に早いと感じます。

2月時点の調査で、内定率が過去最高という結果も出ています。
(参考文献はこちら

そして3月末時点での内々定保有率はなんと26.4%。
4人に1人が内々定を持っている、ということになります。

F&Vが就活サポートをしている学生さんは体育会に所属するいわゆる「アスリート学生」が大半を占めています。

これまで、アスリート学生は部活動でなかなか就活をする時間が作れず、一般の学生と比較するとそこまで早い段階で就活を進める方はあまり多くない、という見方でしたが、実際に私がサポートしているアスリート学生も、今年は年末時点には就活を終えている方もいました。
そして2月・3月に内定をもらい、就活を終えようという連絡がドッと増えたように感じます。

やはりコロナ禍でオンラインの説明会や面接が増え、部活や授業のすきま時間に就活ができるようになったこと、そして漠然とした「就活を早くしないとやばい!」という焦りから早まっているのではと思います。

SNSなどを駆使した就活

考えられる要因としては・・・

1つ目はウィズコロナの生活も3年目を迎え、企業側の採用も回復傾向にあることだと思います。
それくらい2年前は急遽新卒採用を取りやめるという企業側からの連絡が多数ありました。

特に打撃の大きかった旅行業界も新卒採用を再開し、人数を確保し始めた企業が増えています。

2つ目は学生側が就活そのものを攻略し始めているのではないかという点です。
TwitterなどのSNSで採用を行っている企業も増え、学生側もネットで情報を多く仕入れる時代になりました。特にアスリート学生は長期インターンや、早期のインターンに参加できる機会が少ないので、ネットで情報収集し、就活を進めているケースが多いように感じます。

例えば、業界研究をしている学生さんから「Youtuberがこんなことを言っていたから、この業界に興味を持った」という声を何度か聞きました。
また選考の対策もネットで調べたり、SNS経由で企業の存在を知り、選考を受けたといったことも日常茶飯事で、就活も情報戦になっていると改めて感じています。

ただ、個人的な見解にはなりますが、「就活を攻略する」ことが学生さんたちのゴールにならないといいな、とは思っています・・・
「周りは内定を取っているのに、自分は持っていないので焦っている」という声をたくさん学生さんが頂きますが、入社してからが本番だと思っているので、私たちF&Vのキャリアアドバイザーも、学生さんがどうしたら納得いくか、入社後も輝けるかという点を忘れずにサポートをしています。

企業側の工夫が求められる

内定率は過去最高でも、実際には多くの学生さんが「就活は引き続きやります」という方が多いのが現状。

「練習として受けていた企業だったから」、「もう少し色々な企業を見てから決めたい」といった声がサポート学生からも多く聞かれます。
企業側もそれらを見越して採用は行っていますが、内定を出した学生へのフォローは永遠の課題だと感じます・・・。

この数年で学生一人にメンターがつき、選考中もその後も手厚くフォローする企業もどんどん増えていますが、このようなフォローができる企業とできない企業の二極化が相当進んでしまっていると思います。

F&Vでも、企業様から採用のご相談を受けることがあります。企業の未来を背負う人材を発掘する採用活動なので、戦略的な採用がどの企業もできるようになり、企業も学生もお互いが幸せになれるような採用活動・就職活動の場を提供していきたいです。
そのために、人材コンサルティング事業部では営業もキャリアアドバイザーもよく意見交換をしています。
すぐに答えの出る問題ではないですが、少しでも私たちが関わっている企業様や学生さんたちが、「F&Vと関われてよかった」と思ってもらえるようなチームを目指しています。

株式会社F&Vでは一緒に働く仲間を募集しています
1 いいね!
1 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング