シェアリングチーム体制のご紹介
実際にどのように仕事をおこなっているのかをもっと知っていただき、少しでもご興味を持っていただくために、求人募集の「どうやっているのか」で記載しています。シェアリングでのチーム体制をさらに詳しくご紹介したいと思います!
まず初めにチーム体制をご紹介する前にシェアリングについてもう一度説明いたします。
■シェアリングとは
『シェアリング(sharing)』とは「共有」の意味を持つ「share」からきており、意味の通りお客様の課題や目標、問題、想いなどを互いに共有し、税務業務の枠を超えて、経営のことについても共に考え悩みながら一緒に解決していこうとするスタンスです。
シェアリングのスタンスで業務を行うと、お客様の言葉の背景や深いところの考え方までをも洞察することが必要となります。従って、能率・効率だけで事務的に業務をこなすだけではないので、かなりの時間を要することになります。
しかし、本当にお客様の立場に立って問題を一緒に解決した結果、お客様からは絶大なる信頼と信用と絆をいただけることになります。
■チーム体制が生まれた経緯
代表の実体験からできた体制です。
体制が生まれたのは代表が担当を外れたタイミングになります。
30年以上前に税理士事務所として独立した時は、お客様担当として監査、相談、決算、申告などを一人ですべてをこなしていましたが、一人で行うことの限界や、ミスなどが発生することがありました。
社員には同じ轍を踏んでほしくないために、チームで業務を完結させる体制をとることにしました。
■チーム体制
今回は法人顧客への税務会計チーム体制と、それぞれの役割をご紹介していきます。
1.監査担当(お客様担当者)
2.審理担当
3.代表
1.監査担当(お客様担当者)
お客様企業に伺って会計上必要事項の確認を行い、訂正事項や指摘事項をお客様に報告します。
また、お客様が困っていることや悩んでいることなどの相談があれば、事務所に持ち帰って上司から適切なアドバイスやフィードバックをもらい、お客様に報告します。
お客様の状況に関して、どんな些細なことでも構わないので、口頭や日報にて報告してもらいます。
お客様の状況を報告してもらうことにより、上司だけでなく審理担当や代表にも内容が伝わることになるので、お客様にも担当者にもスピーディな対応ができる体制となっております。
アドバイスをもらうための相談は、口頭で行うだけでなく、資料を基に又は資料を作成してから行う場合もあります。
自身のチカラで解決できない場合にはまず上司に相談し、上司でも手に負えないことがあれば他の先輩社員や代表がフォローに入りますので安心してください!
2.審理担当
社内税理士が、決算内容を見ながら証拠資料や根拠をチェックして、税務上の問題がないかどうかの確認を行います。特に、税務調査があった時のリスクヘッジ(危険性に備えとる策)をアドバイスします。
3.代表
3年間の貸借対照表や損益計算書の趨勢を見ながら、お客様の経営に関する課題や担当者が困っていることを共有し、最善策を一緒に考えます。その内容により担当者と一緒にお客様に同行し、経営や資金繰りや税務対策などのご相談を行います。
■なぜこのような体制をとっているのか
仕事上の不安を払拭するためにこのような体制を作っています。
仕事を一人でこなし、誰にもチェックしてもらえない環境においては、不安が付きまとってくると同時に限界が生じます。なぜならば、その人の個性により見る角度が一定方向になるからです。
担当者以外の複数人のチェック体制を取ることによって、担当ごとにチェック内容が変わってきます。
例えば会計科目、証拠資料の確認、税務上の確認、経営上の確認など、試算表や決算書を作成した時点で複眼的にチェックをしています。
これにより数値確認をするだけでなく、お客様の経営上の問題などもあぶりだされることがあり、問題が起こる前に事前にお客様に伝えることが出来ます。
フォロー体制をしっかりし、業務を一人で抱えないことで、安心しながら仕事ができる体制になっています。
■チームワークを作るために行っていること
会社の向かう方向性・価値観を共有するレクチャ―を行います。その中でその人の個性や
強みをどのように生かせるかを本人と上司など周りの人が一緒に考えます。強いところを生
かしながら弱いところを周りの人がフォローするというような業務体制をとることにより、チー
ムとしての自覚が芽生えてきます。
また、一人一人が孤立しないように打ち合わせを頻繁に行い、周りの人の進捗状況などの確
認を行っております。
■代表からのメッセージ
わが社は決して一人ぼっちで仕事はさせません。その人の力量に応じて先輩やその他のメンバーとチームを組み、一緒に仕事を進めていきますので、安心して飛び込んできてください。