ARTHが運営する、高知県のTheMana Villageで活躍中の中途入社社員、イタリアンシェフ髙見真司さんのインタビュー記事【後編】です！
こちらでは、お仕事内容やお客様とのリアルなエピソードに迫ります！

（【前編】をまだ読んでいない方はこちらを確認ください！
▼「【前編】「人生は1度しかない。憧れのイタリアンシェフへの挑戦」」）

▼TheMana Villageについて

【後編】「28年目シェフ 新たなイタリアンシェフへの挑戦」

実際の業務内容について教えてください！

シェフとしてお客様に料理を提供する上で、調理をする前の工程にこだわっています。
地元の土佐清水の食材探しから関わり、実際に試食を何度も繰り返します。お客様にとっての最高の料理を目指しながら試行錯誤の連続です。私が前の職場で使っていた食材も参考にしながら、現在の職場でもそれらを使ってみたりというように、できることは最大限提案しあっています！

私を含めARTHで働くスタッフは皆、こういった調理前の工程において他のホテルの方々よりも貪欲だと思います。自分一人ではなく「みんなでいいものを提供しよう」という意識があるため、スタッフ同士が試食したものでいい食材があれば、共有しチームで突き詰めるという文化・環境がありますね！
これは料理人関係なく、支配人や他職種の人からの意見も取り入れて、全員が納得するまで何度もトライし続けています。

自分たちが食べて「いい！」と思った食材を提供するプロ意識、髙見さんがイタリアンのシェフにこだわった想いに通ずるものがあると思いました...！そして職種の垣根を越えて意見を交換できる環境に風通しの良さが伺えますね！髙見さんはARTHのTheMana Villageへ来る前も幅広いご経験があると思いますが、ここが自社の魅力だというところはありますか？

まず、高知県という自然豊かな環境です。
海や川があって、郷土料理のご飯が格段に美味しい。他とはレベルが違うと思います。
人柄も表裏がなく、自然も人も、とても魅力的な場所です！

また、団結力がある環境もARTHならではです。
会社の方針でもある、「1人で出来なくてもみんなとなら」が体現できていると感じます。そして、スタッフ内共通の目標である、高野代表が常日頃おっしゃっている会社のスローガン「アジアナンバーワンリゾートを目指す」に向かって、同じ方向を向いて頑張れていることが魅力的なんだと思います。

高知県幡多地区は過疎や人材不足があり、住民の高齢化・空き家問題で悩む地域です。
ARTHのTheMana Villageがこのような問題解決のモデルケースとなり、日本各地・アジアや世界各地から高知県幡多地区に来てもられるように。そして、最高のサービス・最上のホスピタリティ・驚きと発見のある食事・そして足摺岬のダイナミックな景観を生かした施設をお客様に提供しようという、代表・会社の思いに強く惹かれ、自分もジョインしました！

そんな環境が自分に合っているのか、気づけば朝起きて出勤するまでワクワクしてる自分がいますね（笑）
このようなプラスのパワーがお客様にむけて発揮できるのも魅力の一つですね。

団結力がお客様への最高のおもてなしへ繋がっているんですね！
それでは、実際に働いていて、印象的なエピソードを聞かせてもらえますか？

やっぱり印象的だったのは面接の時に初めて見たレストランの景色ですね。あれは本当にすごいとしか言葉が出てこないです…！

あとは関西から四国にきて計13年住んでいますが、同じ県内でも市内に出回らない食材との出会いが楽しいですね！これはARTHに来たからこそ、お客様を含めた関係者から色んな情報が入ることで得られた価値観です。
料理長が地元の方のため、現地の食材をどう使うかを教えてくれるのも毎回楽しいですね！実際に料理を作るプロセスで、「この食材にどんな思いが込められているのか」ということを感じながら、生産者様の思いを込めてお客様へと料理を届けることにやりがいを感じています。

経験を重ねても尚ステップアップできる環境に身を置いている髙見さんを尊敬します！
ずっとやりたかったイタリアンシェフを実際やってみていかがですか？

一から学び直しの状態ではありますが、「新鮮な食材をシンプルに調理すること」の素晴らしさを実感しました。

また、ピザは触ったことがなかったのですが、昨年末からピザ職人さんに指導して頂いて、少しずつ様になってきたように感じます。

このようにARTHに入って以来、前を向いてただひたむきにやっていたら、スタッフの若い子が見て「髙見さんが頑張っているから、私も頑張ろう！」という気になってくれる方もいるようで...。このような刺激は更に頑張る力になりますね！

若手スタッフからそのような事を言われるのは嬉しいですね！高見さん自身が周囲の方に良い影響を与えていることが伺えます！
それでは、個人として髙見さんがこれからやりたいことを教えてください！

施設内で農園を開こうという計画があるので、スタッフ全員で野菜を育て、お客様に提供できるといいなと思っています！ファームの予定地はすでに決まっており、計画には上がっているので、2.3年後には実現できていくのではと思います。

というのも、前職のホテルでは自分たちで小さい畑を作っていたんです。仕上げ用の野草（ハーブなど）を栽培していました。その時、八百屋さんに依頼するのではなく、自分たちで作って行くことが好きだと実感したんです！

お客様のために、自分たちが１から心を込めて作った高知のものを、美味しく食べていって欲しい。そうすることでサービススタッフもより深くお客様へ説明ができます。
そうする事で、物語ができる。同じ一皿でも、唯一無二の一皿になるのではと思います。

そんな計画を実現するべく、ただひたすら前に向かっていきたいです！
そしておいおいではありますが、いつか独立して自身でお店を構えたいとも思っており、また私の子供達は現在20歳を超えていますが、高知に育ててもらった恩返しもしたいと思っています！

魅力的なお話をありがとうございました！

いかがでしたでしょうか？
ARTHで働く社員がどんな人か・どんな活躍をしているのかイメージが鮮明になりましたら嬉しいです！

ARTH施設　高知県のTheMna Villageでは、一緒に会社を盛り上げてくださるメンバーを募集中です！
ご応募、心よりお待ちしております。