目次
会計士や税理士を目指していたのは「お金のため」だった
新卒でセブンリッチに入社。できることを増やす日々
漠然とした不安から明確な目標へ。セブンリッチで見つけた、自分の存在価値
身の回りの幸せの総量が増えていることを実感
「とりあえず、3年働いてから考えてみよう」
学生時代、就職先に特にこだわりがなかったと語る、市原 貴史さん。合同説明会での何気ない出会いから始まったセブンリッチとの関係が、今では財務室室長として会社の意思決定に関わるポジションになるまでに至りました。
このnoteでは、入社してから10年間の成長の軌跡と、「まだまだセブンリッチのためにできることがある」と語る市原さんの想いに迫りました。
会計士や税理士を目指していたのは「お金のため」だった
——学生時代の市原さんは、どんなキャリアをイメージしていましたか。
市原:
高校生まで大分県で過ごし、大学については漠然と「東京に行ったほうがいいな」と思っていました。それを当時通っていた塾の先生に相談したところ、東京の様々な大学をリストアップしてくれました。その中で気になったのが中央大学。大学内に『経理研究所』という公認会計士を目指すための予備校まであると知って「会計士は年収が高そうだな」という理由で会計士を目指し始めたんです。
しかし、中央大学の商学部に進学し日商簿記の勉強をはじめたものの、3年次になっても1級は受からず……。そこで税理士の資格を取る方向にシフトし、予備校にも通い4年生の8月に税理士試験を受験。しかし結果は不合格。在学中に資格を取ることは叶わずでした。
—— そのまま、就職活動を進めることにしたんですね。
市原:
そうですね。「資格試験の合否にかかわらず、就職はしなければ」と思っていました。社会人になっても税理士試験の勉強は続けるつもりだったので、実践経験を積みながら勉強するために会計事務所への就職を希望しました。
そして、12月に予備校が主催していた合同説明会に参加し、そこで初めてセブンリッチを知りました。
——セブンリッチに対する最初のイメージを教えて下さい。
市原:
現在は30以上の事業があり従業員も800人以上もいるセブンリッチですが、10年前の当時は社員10名にも満たない会計会社。自分のなかでは「大手じゃないし、時間が空いているから聞いてみよう」くらいの感覚でしたね。
しかし代表の服部さんとの面談は、予想外の展開でした。野球部出身だと伝えると「ベンチプレス何キロ上げられる?」と聞かれて「100キロくらいですかね」なんてラフなやり取りをしていたら、なぜか採用されてしまったんです。今でも、服部からは"ベンチプレス採用"と言われているぐらいで(笑)。
今ではありえませんが、当時はそのくらいフランクに採用していて、「選考フローはどうなっているんですか?」と聞いても「来たかったら来ればいいんじゃない?」という回答しかもらえませんでした。率直に、人が足りてないんだろうな、なんて思っていましたね。
ただ、合同説明会のお礼をメールで伝えたところ、すぐに返信が来たんです。それがよくある定型文ではなく、「説明会で話した人の中で、市原くんが1番良かった。でも、ほかの企業もちゃんと見た上でセブンリッチに来てくれたら」と。自分をしっかり見ていてくれたことが文面から伝わり、印象が変わりましたね。
新卒でセブンリッチに入社。できることを増やす日々
——その後、大学4年生の1月からインターンを始めたそうですね。
市原:
メールを受け取ってから、もう一度しっかり話を聞こうと思ってセブンリッチのオフィスを訪問しました。服部さんと1on1の時間をもらえて、僕のキャリアについて話を聞いてくれたんです。
「年収1,000万円を目指したい」「今はお金が必要だ」と話すと、服部さんからは「それは日本人の数%の人しか到達できない。市原くんは今大学で上位何%なの?」と言われて冷や汗をかいたのを覚えています。自分はほかの学生と比べて、大学の授業以外にも資格試験の勉強をしていたし「上位30%くらいですかね」と答えると、「どうやって数%になれると思う?」と聞かれ、言葉に詰まる。その場ではすぐに答えを出すことができませんでした。
会社説明もほとんどなく、面接のほとんどの時間が自分にフォーカスを当てた会話でしたが、この会話を通じて、成長できる環境があると思いセブンリッチでインターンを始めました。
——インターンの段階から、セブンリッチへの就職を考えていましたか。
市原:
そうですね......。思い返してみれば、当時はまだ社員も数人しかいない小さな会計事務所だったこともあり、大手を志望していた自分としては、どうしてもここに入社したい!という気持ちはなかったかもしれません。正直に言えば「とりあえず、3年働いてから考えてみよう」とも……(笑)。
実際に働いてみると、セブンリッチは自分がイメージしていた会計事務所とは違うことに気づいたんです。
働く前に想像していた会計事務所は、所長がゴルフや会食に行っていて、実質は事務スタッフが頑張って事務所を支えている......みたいなイメージでした。
ですが、セブンリッチでは代表である服部さんが一番仕事をしていた。自分がイメージした前時代的な事務所ではなく「服部さんの背中を見ながら自分も成長していけそうだ」と、実際に働いてみたことをきっかけに就職したいという気持ちが大きくなっていきました。
—— そこからセブンリッチへの入社を決めたんですね。1年目はどんなことに取り組みましたか。
市原:
法人や個人のクライアントの証憑を回収し、仕訳やデータ入力、試算表の作成など、いわゆる月次決算業務を担当しました。加えて、顧問をしている企業に対して、経理アウトソーシングや資金調達コンサルティングなど別サービスの提案や実行なども行いましたね。
業務が多岐に渡り、常に仕事がパンパンの状態だったので大変でした。ただ、早いうちから幅広い経験を積んでおいて良かったとは思っています。
——というと?
市原:
会計事務所では、お客さんから会計・税務以外のこと以外にも、今何に困っているのか話を聞く機会が多いんです。一般的な会計事務所であれば、「登記について困ってて」「振込代行してもらえませんか」と言われても、「うちでは対応できません」と終わってしまうこともあります。
でもセブンリッチは、お客さんの困りごとを他人事として済ませたくないので、「できますよ」と力になれるよう、会社としてできることを増やすスタンスを取っている。だからこそ僕らのようなメンバーにいろんな経験を積ませ、お客さんのためにできることを増やしているんです。
他社がやらないことをやるからこそ価値があるんだと、セブンリッチに来てから気づきましたし、その中で自分自身も成長できました。
漠然とした不安から明確な目標へ。セブンリッチで見つけた、自分の存在価値
——社会人になってからは、どんなキャリアをイメージをしていましたか。
市原:
大学卒業後も税理士資格の取得を目指していましたが、正直なところ、入社してからは勉強に身が入らず、受験も後回しになっていました。税理士以外のキャリアは考えていなかったので、「このままでは難しいかな」という漠然とした不安を抱えながら過ごしていました。
転機となったのは、セブンリッチの社内経理を専任で任されたときです。新卒1年目から経理業務も担当していましたが、それは振込や請求書管理といった実務が中心。ところが会社が成長し、人材や健康領域など事業領域が広がっていく中で、グループ全体の経理を統括する役割が必要になってきたんです。
そこで、新たに立ち上がる経理部門の責任者を、代表の服部さんから任されました。それから今に至るまで、経理業務以外にも、代表補佐のような形でグループの財務管理などを行っています。
——組織再編に伴い、現在「財務室室長」という役職になりました。このキャリアに進んでいることに後悔はありませんか。
市原:
いいえ、むしろ会社の重要なポジションを任せていただいたことに、深い感謝の気持ちを抱いています。服部さんからの期待を感じたからこそ、新たな道に進む覚悟が決まりました。もしこのチャンスがなければ、「そろそろ税理士の勉強を.…..」と言い続けながら、漫然と10年を過ごしていたかもしれません。
自分の中で財務に関するスキルがあるかと言われればまだ未熟な部分はあると思いますが、セブンリッチのためにできることが沢山あると確信しています。専任になるための業務引き継ぎを快くサポートしてくれた会計メンバーにも非常に感謝しています。
今の目標は、ずっと近くで見てきた服部さんを超えること。これまで服部さんは経営はもちろん実務、財務周りもすべて手がけてきました。今はそれをサポートする形で、経営企画室・社長室・財務室という3つの組織ができました。でもそこで、それぞれの組織に属するメンバーが服部さんを超えていかない限り、セブンリッチは成長できないし、可能性も広がっていかないと思うんです。だからこそ、自分は財務室室長として服部さんを超えていきたい、と思っています。
身の回りの幸せの総量が増えていることを実感
——2015年にお試し期間だと思って始めたインターン。そのとき選んだ職場で10年働き続けました。率直に、あのとき選んで良かったと思いますか。
市原:
そうですね。「辞めたくなったら辞めればいいか」とも思って入社してみましたが、振り返ってみれば、10年間辞めるという思考に至ったことがないんです。
周りにいるのはいい人ばかりで、環境に対する不満はありません。むしろ「もっとセブンリッチを良くしていきたい」「自分自身ももっと成長したい」という気持ちが強くなる一方です。さまざまな要素が重なって、自然と10年が経過したような感覚です。
——いろんな要素というと?
市原:
自分の家族や友人もちょっとだけ幸せにできていることかな、と。
例えば、実家の母に自社の飲食事業部の商品を送ると喜んでくれて、お歳暮として親戚にも送ってくれるようになったり。BOXという人材紹介サービスを友人に紹介することで、その人の転職活動がうまくいったり。兄にセブンリッチを紹介して、一緒に働けるようになったり......。
劇的な変化ではないかもしれませんが、ちょっとずつ身の回りの幸せの量が増えてきている感覚があります。
——最後に、セブンリッチに新卒で入社を検討している方へメッセージをお願いします。
市原:
セブンリッチには様々なバックグラウンドや属性を持つ人材が集まっているのが魅力です。多種多様な事業があるからこそ、さまざまな経歴や考え方を持った人たちが集まり、それが組織の大きな強みになっています。
自分の担当事業だけを見ていると視野が狭くなりがちですが、異なる分野で活躍する仲間とのコミュニケーションを通じて、視野が広がり、新しい考え方や取り組みに触れることができるんです。
もちろん仕事上の関係だけでなく、「サウナ部」のような社内コミュニティも、そうした交流を深める大切な場になっています。
そしてなにより、セブンリッチが「人がいい」組織だと感じています。僕自身、就活でセブンリッチと出会った時「ただの大学生」としてではなく、ひとりの人間として向き合ってくれたことが入社に至る大きな出来事でした。役職や雇用形態に関わらず、一人ひとりの人生に真摯に向き合うこと、それは今でもセブンリッチの文化として根付いていると感じています。
困ったことがあれば必ず誰かが力になってくれるはずです。僕自身も会計チームが整っていない時期から丸10年間、どんな課題にぶつかってきたかを見てきましたし、自社の経理部門の立ち上げと事業責任者を経験している身から相談にのることができます。
セブンリッチであれば、大抵のことは何でもできると思うので、やりたいことがある人、自分のできることを増やしたい人は、ぜひ来てほしいと思っています。
市原さん、ありがとうございました!