20代前半で新規事業を立ち上げ前進し続けられたのは、「できる」と思わせてくれる人がいたから
目次
「目の前の人をしあわせにし続ける」という理念に共感し、転職を決断
事業責任者として、ハイクラスのCTO候補と相対する
「できる」と思わせてくれる人がいるから、前に進める
場数を踏むことで市場価値を上げられた
セブンリッチグループでは、年齢や勤続年数にとらわれない抜擢人事を積極的に行っています。
セブンリッチ内で人材紹介事業としてスタートし、2023年に新会社として独立した株式会社BOXもまた、人材紹介事業部の責任者に20代の社員を、採用コンサルティング事業責任者に入社1年目の社員を抜擢するなど、実力主義の人事制度を貫いています。
今回ご紹介するのは、エンジニア特化型人材紹介チーム「BOX for Engineer」を束ねる棚橋 佑梨彩さん。棚橋さんは入社2年目、24歳のときに事業責任者になりました。今回はキャリアの歩みと、セブンリッチグループならではの成長環境についてお話を伺いました。
「目の前の人をしあわせにし続ける」という理念に共感し、転職を決断
——棚橋さんはこれまでに社会復帰支援を行うベンチャー企業、日本生命保険、コンサルティング会社の1人目社員を経験し、セブンリッチへ至りました。さまざまな企業を経験される中で、セブンリッチを選んだ決め手は何だったのでしょうか。
棚橋:
「目の前の人を幸せにし続ける」という企業理念に強く共感したことが大きかったですね。セブンリッチは、会計士である服部さんが会計事務所を立ち上げ、お客様との信頼関係を積み重ねて成長してきた会社です。セブンリッチとお客様との関係性が広がっている理由は、目の前で困っている人を誠実に支援し続けてきた姿勢にあると聞き、深く感銘を受けました。
思い返せばわたしは、就職が困難な人の支援や、リスクや不安を抱えている人への保険提案など、常に目の前の人の幸せのために働いてきたことに気づいたんです。
ベンチャーも大手も経験してきましたが、働く場所や仕事が違っても、結局自分がやってきたのは「目の前の人を幸せにし続ける」ことだったと思いました。その企業理念を軸に、会計や人材などさまざまな領域で事業を展開しているセブンリッチ。転職するならここだろうと、腑に落ちた感覚がありました。
また、転職を考える中で「どんな仕事をするか」よりも、「誰と働くか」を重視していました。そして、当時面接を担当してくれたのが事業部長の角田さんと入社後に上長だった牧野さんたちで、「この人たちと働きたい!」と人柄に惹かれたことも大きな決め手になりました。
特に印象的だったのは、「中学卒業後から働き始めた」という自分の経歴を話した時の反応です。これまで半信半疑で聞かれることが多かったのですが、セブンリッチのメンバーは、まったく疑う素振りもせず「面白い人生だね」と興味津々に聞いてくれた。初対面の人間の話を素直に信じてくれるその姿勢に、心強さを感じました。
——棚橋さんは2022年に、セブンリッチの採用支援事業部(現・株式会社BOX)に入社します。エージェントとして働くのは初挑戦だったと思いますが、戸惑うことはありませんでしたか。
棚橋:
入社当初は、KPIの管理方法やPDCAなど戦略的な思考に慣れるのが大変でした。それまでは「とにかく行動量を増やす!」という姿勢で仕事をしていたので、目標設定から仮説検証まで、体系的に考えることは新鮮な経験でした。
たとえば、支援成功数というKPIを達成するために、スカウト通数、返信率、書類選考通過率など、プロセスごとの「数」と「率」を分けて考え、どのプロセスの課題を分析するのが1番インパクトが大きいのか、などの方法を学びました。「そもそもスカウト通数が足りていないのでは?」「書類選考の通過率が低いのは企業理解が浅いから?」など、結果を生み出すための要因分析ができるようになりました。
何より、自分の仕事を振り返り、仮説を立て、検証するサイクルを回すことがいかに自分の成長に直結するか思考をすることの大切さを、セブンリッチに来てから身にしみて分かるようになりました。
事業責任者として、ハイクラスのCTO候補と相対する
——セブンリッチに来てから、自身のキャリアプランについてどのように考えていましたか。
棚橋:
正直、わたしはキャリアプランを考えるのが苦手で、「メンバーのマネジメントをやってみたい」くらいの漠然とした目標しかありませんでした。
ですが、エージェントとして多くの方のキャリア相談に携わる中で、面白い発見がありました。キャリアの描き方には大きく2つのパターンがあって、「5年後、10年後の理想像を掲げて逆算していくタイプ」と「目の前の仕事に真摯に向き合い続けるタイプ」。私は恐らく後者です。目の前の人や仕事に向き合う凡事徹底を続けて、気づいたらここにいたというタイプの人間です。
そのため数年後にありたい姿を固めることなく、当時の上長でもあったBOX代表の角田さんと相談しながら、次にチャレンジできそうなことを考えていきました。
メンバー層から、そのメンバーをマネジメントするリーダーへ。それから新規事業を立ち上げて、現在は事業責任者に。ステップアップしているようですが、このキャリアは自分だけで作ったものではありません。
——代表の角田さんとは、キャリアに関してどんな会話を?
棚橋:
マネジメントをやりたいという願いに対して、いろいろな角度から問いを投げてくれました。「棚橋は本心からマネジメントをしたい?」「マネジメントってそもそもどんな仕事?」と問い続けられ、考えさせられる。
ときには、「こんなポジションが棚橋に向いているかも」「こんな経験をしていった方が、将来役に立つ日が来ると思う」と、BOXの中でトライできそうなことを話してくれました。日々の業務を見てもらったり、話をしたりする中で、現在のポジションを任せてもらえました。
——現在の棚橋さんは、エンジニア支援特化のエージェントチーム「BOX for Engineer」の責任者をされています。具体的にはどのような役割を担われているのでしょうか?
棚橋:
エンジニアのキャリア支援をする部署で、わたしのほかに数名のエージェントが在籍しています。わたしが主に支援させていただいているのは、30〜40代のベテランのエンジニアの方々です。
これまでは、20代の転職希望者を担当することが多く、紹介する求人も営業職やマーケティング職がメインでした。わたしと同世代で経験値も近い方々だったため、自然に同じ目線で話せたんです。しかし今は、自分よりも年齢が上で、年収1,000万円を優に超えるCTO(最高技術責任者)候補の方など、ハイクラス層のエンジニアの方々と向き合っています。
それでも、その方々のキャリア支援をできているのには理由があります。
——というと?
棚橋:
セブンリッチのエンジニアチーム「DELTA」とBOXが協力し、エンジニアの採用支援をしているからです。
たとえば転職希望者との面接対策では、技術的なスキルや実績を言語化する必要があります。非エンジニアの私だけでは十分なサポートが難しい部分ですが、ここでDELTAのエンジニアの方々に協力いただいています。
具体的には、技術スキルの訴求方法や、今後経験したい業務など、専門的な相談をDELTAのエンジニアが担当。一方で、どんな働き方やライフスタイルを希望するのかなど、普遍的なキャリア相談をBOXが承る。それぞれの組織の強みを活かすことで、挑戦するエンジニアのキャリア支援が実現できています。
note「BOX for Engineerの事業を紹介します」より
「できる」と思わせてくれる人がいるから、前に進める
——DELTAのエンジニア陣のほかに、セブンリッチの中で関わりがある人はいますか?
棚橋:
セブンリッチ副代表の福島さんとは、BOXのメンバーと一緒によくご飯に行っています。
たとえば、事業の目標達成が危ぶまれる時期があったのですが、福島さんが「何がボトルネックになっているのかを一緒に探そう」と寄り添ってくれました。一般的な企業であれば、定量的な結果が出せていなければ、責任者を外されたり事業部自体を解散させることもあると思います。
でも福島さんは、課題に対する打ち手がなかなか思いつかなくて苦しんでいる時も「まだいける、やってみなよ」と背中を押し続けてくれるので、福島さんと話し終わった後は次のアクションが見えて「できる」と思えるんです。経営陣が決して見放すことなく向き合い続けてくれるからこそ、私も責任者として踏ん張れているんです。
また、「BOX for Engineer」を立ち上げる際には、経営企画室の吉川さんとBOX代表の角田さんと3人で相談していました。その流れから、吉川さんに週1回、1on1の時間を取ってもらっています。
毎週、事業の話やキャリアの話などいろいろと聞いてもらうのですが、先日は「一度メンバーとして学び直した方が良いのか」という率直な悩みを相談をしました。現在のわたしは、人に何かを教えることや人のマネジメントをすることが主な仕事になっていますが、まだ25歳であるため、一度誰かのもとで事業に対する向き合い方から学び直した方が、長期的に見て自分や組織のためになるのではないかと考えました。
そんな迷いを吉川さんに打ち明けたところ、「教えてもらうことに集中して打率を上げるのもひとつの選択肢。でも、打席に立ち続けないと見えてこないこともある」というアドバイスをいただきました。
確かに失敗しても打席に立たせてもらえて、事業責任者だからこそ出会える人に向き合える、こんな環境で守りに入るのは悪手だろうなと。「事業を続けるために何ができるか」を一緒に考えてくれる経営陣とともに、今のポジションをまっとうすれば良いんだと腑に落ちたんです。そうやって日々、さまざまな人に相談しながら打席に立っています。
場数を踏むことで市場価値を上げられた
——最後に、転職を検討している方へメッセージをお願いします。
棚橋:
わたしは、大手もベンチャーも合わせて4社を経験してきましたが、セブンリッチは圧倒的に経験を踏める環境だと思っています。
これまでに数々の転職希望者を支援してきましたが、「親を安心させたい」「安定した給与がほしい」「大手で働いているという肩書がほしい」という理由で、知名度のある企業を選ぶ方を多く見てきました。「でもそれは果たして自分の人生を生きているのか」と、わたしは思ってしまいます。
大手の肩書は自分の肩書ではありません。個人の名前ではなく「〇〇部門の担当者」として扱われることがほとんどでした。しかし今は「棚橋」という一人の人間として評価され、25歳で事業責任者という、転職市場において珍しいキャリアを築けています。
また大きく変わったのは、これまで言われてきた「若いのにすごい」など、年齢と天秤にかけられて評価されることが多かったのですが、今は本当の意味で年齢が関係なく、仕事では「ひとりの事業責任者」として他者からの評価を受け、実は25歳だったでビックリされることが増えました。
もちろん経験を踏むということは、苦しい場面もあります。ですが自分の幸せを第一に考えながら、若いうちに経験の数を増やしていってほしいと思います。
棚橋さん、ありがとうございました!