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【役員インタビュー】30代で最年少役員に就任した張さんが見据える六元素の未来とは

こんにちは!
六元素情報システム株式会社です。

今回は、連載している役員インタビューの第3弾です。

現在、上席執行役員を務めながら新規事業COE本部に所属している張さんにインタビュー。注力して取り組んでいる内容や、仕事に対する姿勢、これからの未来像について伺いました。


プロフィール 張 琦(チョウ キ)
2004年から日本向けシステム開発に従事、北京にて大規模開発のPMを担当する。2013年六元素へ入社。年金システム開発プロジェクトをリードし、第一事業部部長、第三事業部部長を歴任する。現在は現場を離れ、上席執行役員として新規事業COE本部にて顧客開拓を行う。

要件定義前から参加し、ITプロフェッショナルとしてさらにハイレイヤーへ

張さんのいる、新規事業COE本部について教えてください。

他の部署と協力しながら、顧客開拓をするのが主な役割です。そのなかで大きくふたつに分けることができます。ひとつは新規顧客の開拓をしていて、もうひとつは既存顧客のプリセールスとして、提案に同行しています。

2021年に設立された新しい部署です。2020年までは部署単位で動いていたところ、これからは部署間のコラボレーション、横断的な連携を実現しようと立ち上がりました。プロジェクトの形成に尽力して、立ち上がったら事業部に任せて、また次の立ち上げへ、という動き方をしています。

ただ、ひとつの事業をつくるのに2,3年かかりますよ。簡単ではありません。提案に半年〜1年かけて、信頼関係を築くのに半年〜1年かけて、その後も継続的に取り組みます。

特に最近は、Salesforceの請負開発モデルをつくることに注力しています。コンサル能力があることが前提条件となるため、難易度は高いですが、メンバーとともにチャレンジしています。

メンバーの皆さんはSEなんでしょうか?

はい、エンジニアをやりながら、提案もやっています。現場で働いて実力を見せながら、信頼関係をつくることが大切です。

信頼関係をつくると、会社にどんな影響が?

お客様からすると、六元素に対する見方が変わりますよね。今までは、お客様が獲得した案件の開発フェーズから参加していましたが、現在は、お客様の案件獲得に同行するケースが少しずつ増えてきました。ただの開発会社ではなく、頼れる専門家として認識されると、自然と次の相談が来るようになると考えています。仕事の幅が広がり、スキル習得の機会が増えることで、社員全体のレベルアップにもつながると考えています。

エンジニアにとって、ここで働くことにはどんな魅力がありますか?

お客様やエンドユーザーと距離が近いので、課題やニーズを直接汲み取ることができます。システムエンジニアがエンドユーザーと会話できる機会は一般的に少ないですよね。また、Salesforceなどの製品ソリューション系は、エンジニアひとりひとりの裁量が大きいため、達成感が強いのも魅力です。

その分、要求の高い業務にもチャレンジして、コンサルになりたい人に合っています。誰かの指示を受けたいという人は向いていないかも。自分が引っ張っていくタイプのほうが合います。

張さんは基本リモートワークだと聞きました。メンバーも同じですか?

そうですね、基本リモートワークです。時々お客様やエンドユーザーのところに行くこともあります。新型コロナのことを考えると、社員の安全のためにリモートワークがいいですよね。今後、状況が落ち着いたり、メンバーやプロジェクトが増えたりすると、専用のオフィスを設けることもあるかもしれません。

今までもこれからも「チャレンジ」がキーワード

張さん自身が感じる六元素の魅力を教えてください。

チャレンジしようとする姿勢、させてくれる姿勢です。私自身、PMとして入社した時から多くのことにチャレンジしました。これからは、製品ソリューション系のコンサルを目指します。昨年から始めましたが、すでに少しずつ成果が出てるんじゃないかな。先ほど言ったように、RFIやRFPといった要件定義前から、六元素が参加できるようになってきました。実績のあるプロジェクトはまだ少ないですが、社員に還元できる給料も増えてきています。

個人的にはこういう、会社として新しいことをやる姿勢、範囲を広げていくところに魅力を感じますね。

さらに、学習面でも個人的にチャレンジしていると聞きました。

SIから製品ソリューション系に転換したときは、マイクロサービスやSalesforceなどを学習しました。Salesforceとひとくちに言っても、分野が広い。顧客営業もあるし、最近はマーケティングに関するところを学習しています。それから、年末あたりにはディープラーニング(DL)を学習したいですね。

昔は業務外のことをあまり学習していなかったのですが、いまは時間があれば、興味のある分野をどんどん学習するようにしています。新しい技術が出てきたときにキャッチアップしておかないと、コンサルという仕事柄、お客さんに提案ができません。アイデアが出ないので。

私は、あらかじめ学習時間を確保しています。例えば、月の業務時間が160時間だとしたら、その約半分は学習にあてます。今年何をしたいかというおおまかな目標があって、そのために今日は何をやるべきか、というのを毎日繰り返しています。

どんな会社を目指していますか?

学んでチャレンジし続ける会社にしていきたいです。そうでないと、 毎年連続で達成している増員増収という記録が、いつか止まってしまいます。

これから日本語ネイティブな方を積極的に採用していくことで、日本と中国それぞれの良いところをドッキングさせたいと考えています。しかし、正解はないと思います。アジャイル開発のように、試行錯誤しながら六元素のストーリーを作っていくつもりです。

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