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モビリティの可能性を最大限まで引き出す、新しい事業を創出するビジネスディベロップメントの仕事

「私はいま日本で一番おもしろい仕事をしていると、自信を持って言えます」。そう話すのは、トヨタコネクティッド先行企画部エクスペリエンスデザイン室ビジネスデザイングループでビジネスディベロップメントを務める中野です。新規事業の創出、既存事業のグロースなど、トヨタコネクティッドの事業の基盤を支えるビジネスディペロップメントメント(以下、BizDev)。業務のやりがいやカルチャーについて聞きました。(※2021年11月取材当時の内容です。)

モビリティの可能性を限界まで引き出し、ビジネスの在り方を変えていく

——はじめに、中野さんのこれまでの経歴を教えてください。

広告代理店のアカウントプランナーとしてキャリアをスタートし、6年ほど勤めたあと、ポイント事業やレンタル・小売事業を展開するライフスタイル提案企業に入社しました。そこで初めて事業企画などBizDevの領域に携わり、オンライン、オフライン双方のサービスを担当していました。

そんな中、2020年に、米国ラスベガスで毎年行われる家電の見本市「CES」に参加する機会があったんです。そこでは世界における日本の家電メーカーの弱さを目の当たりにしました。

一方で、この展示会でトヨタのWoven Cityが話題にのぼっていて、やはり日本が世界で戦えるジャンルとして、モビリティの領域は強いと感じましたね。特に、トヨタグループのイノベーションに対する姿勢や次世代に対する覚悟のようなものに非常に感銘を受けました。トヨタコネクティッドという会社を知ったのは、まさにそういった思いを持ち、自分のキャリアを考えていた時でした。

トヨタコネクティッドはいわゆるテレマティクス(自動車、輸送車両などへの情報提供サービス)であったり、システム開発、販売店へのソリューション提供がメイン事業です。その中で、先行企画部では新しいサービスを作ったり、モビリティの提供価値を従来とは異なった形でお客様に提案したりといった、非常に大きなチャレンジができそうだと感じて入社を決めました。

——トヨタコネクティッドでどのようなことを実現したいと考えていたのでしょうか。

トヨタでは、これまでクルマは人やモノを運んでいましたが、これからはコトや情報を運ぶと言っています。

私はこの言葉の本当の意味は、コトや情報を運ぶことで生まれる「感動」や「喜び」を運ぶのだと思っています。それをお客様に対してデザインし、提案するからこそ喜ばれるし、サステナブルなサービスになっていくんです。

たとえばいま、配送や運送、車両そのものの販売といった行為以外に、モビリティはビジネスアイテムとしてあまり有効に使われていません。

ここ5〜10年のあいだにUberのようなプラットフォームを活用したシェアリングサービスなどが出てきていますが、モビリティビジネスの有りようやマネタイズの仕方はまだまだたくさんあるでしょう。

モビリティの可能性を限界まで引き出して、お客様がこれまで見たことのないようなサービスをお届けできるのではないかと思っています。

ダイナミックで社会的意義のある、未来の街をつくる仕事

——ビジネスデザイングループはどういった業務がメインなのでしょうか。

ビジネスデザイングループでは、トヨタコネクティッドとしての新規事業開発や、トヨタ自動車などと一緒に、5〜10年後に向けたサービスを構想し企画・設計するという先進的な取り組みを進めています。

具体的に動いているプロジェクトでいうと、東京の再開発予定地に対し、モビリティサービスや新規ビジネスをデザインするという、新しい街づくりに挑戦しています。

チームの組成はほとんどがUXデザイナーやリサーチャーで、BizDevは私だけ。彼らが顧客体験をベースにしたサービスの基礎設計をし、それをビジネスに落とし込むにはどうすれば実現できるかといったところを役割分担して進めています。

私はもともとモビリティビジネスの支援で入社したのですが、このプロジェクトでは提供すべきサービスの計画策定など、事業戦略面のサポートにも関わっています。プロジェクトの成果が出るのは数年後。ご利用いただくお客様にどういう行動変容を促すか、非常にダイナミックで社会的な意義の大きな仕事ですね。

——とてもやりがいがありそうな仕事ですね。

日本で一番おもしろい仕事をしていると、自信を持って言えますね。このサービスが世に出たあと、さらにスケールしていくところまでを想定してサービスを描いています。

事業企画にはいくつか道があると思っています。1つが既存事業をグロースさせたり、パートナー戦略を組み直してエコシステムを作っていったりという道。もう1つが、新規の事業を作るという道です。

トヨタコネクティッドであれば既存事業も新規事業も、どちらにも携わることができると感じています。

——具体的な業務プロセスについて教えてください。

BizDevは本来、サービスが設計されたうえで、そこに必要な人や資金を計上して、売上計画を提示していくことが多いです。ですが、トヨタコネクティッドの場合はサービス設計と売上計画が並行して走っていますね。

意思決定プロセスでいうと、現状はチームの中で企画を作って、それを定期的に上位層にぶつけます。上位層の壁打ちに対して、足りないところは直しながら徐々に解像度を上げていきます。

おそらく新年度を迎える頃には、企画段階から実証実験のフェーズに入っていくでしょう。実証実験ではモビリティを使います。安全性や影響度などを確認しながら、サービスとしての実用性やお客様からの評価も含めて、実際の事業を構築するプロセスに移行すると思っています。

——ビジネスデザイングループはどんなカルチャーを持っていますか?

意見や相談がしやすい、かなりオープンな環境です。特に、相談しやすい環境は大切ですね。「これはこう思う」という意見は言いやすいのですが、「これはどうしたらいいと思いますか?」という相談は、なかなかしづらいものです。

ビジネスデザイングループは、どんな悩みでもワンステップごとに相談に乗ってもらえる雰囲気があります。人の意見を頭ごなしに否定する人はいませんね。

トヨタはWoven Cityについて、「人を中心とした街をつくる」と言っています。この構想はともすればロボティクスやモビリティが主役に見えがちですが、そうではなく、あくまで中心は「人」なんです。

UXって、突き詰めれば「人」を考える職業だと思うんです。このチームにはUX/UIに携わっている人が多いから、「人」についていつも考えを巡らせているのかもしれませんね。

チームで得られるキャリア機会について

——ビジネスデザインチームにBizDevとして携わることで、どんなキャリア機会が得られますか?

何よりも周りの人たちが優秀なので、常に刺激を受けています。その刺激が仕事に直結していますね。

これまで自身のBizDevとしての仕事は役員レベルとの協議・事業検討がメインだったのですが、現在はチームで動くことが多いです。事業性をどう捉えるか議論することで、自分にはない発想が得られたり、モビリティ独特の考え方を知ることができたり、非常に勉強になっています。

トヨタには「カイゼン」という言葉があります。カイゼンを通して常に自問自答し、自分を高めていく。そうした考え方はトヨタコネクティッドにも根づいていて、事業スピードに対して、アウトプットの精度やクオリティがアンマッチにならないようにカイゼンを重ねています。

——メンバー個々が能力を発揮するために、会社からはどんなバックアップがありますか?

いま携わっている社内プロジェクトの1つに「イノベーション創出」というものがあります。このプロジェクトはイノベーションにおけるアジャイルの速度を上げることを目的に作られました。

通常、企画というのは何かしら事業の目的を叶えるために作られるものですよね。そうではなく、アジャイルのサイクルを速くすることを目的に、ショートスパンの企画を作っていかに時間をかけずにPoCまでたどり着くことができるか、検証するために企画を作るんです。

トヨタコネクティッドではそうした企画にも予算がつきます。いわばアジャイルのサイクルを回すトレーニングをしているようなものなので、会社が筋トレの機材を買ってくれているようなイメージですね。

このプロジェクトが成功すればアジャイル開発のスピードが上がりますし、企画からアウトプットまでの時間を短縮できれば企画の総数を圧倒的に増やせるでしょう。会社として、企画人材を育てることに力を入れている印象ですね。

そんなふうに、チャレンジすることに熱意や貪欲さがある人には、この会社はいろんなものを与えてくれます。後押しもしてくれるし、前にも引っ張ってくれる。いい環境ですね。

もちろん、モビリティにかかわっている以上、安全性を最重要事項として検討しなくてはいけませんし、ステークホルダーが多いので意思決定プロセスでも気を遣うことが多いです。ただ、人に感動してもらったり、ポテンシャルのあるアセットを最大限活用するチャンスがあったり、そういった魅力が大きいので日々の苦労は些事に感じますね。

素直な気持ちと熱意を持って、新しいことにチャレンジしてほしい

——中野さんの今後の目標を教えてください。

まずは、いま携わっているプロジェクトを成功させることです。

私にとってのプロジェクトの成功は、サービスがリリースされること自体よりも、サービスを通して多くの方に喜んでいただけることです。

ビジネスなので利益を上げることは重要ですが、お客様に喜んでいただいて初めて、サービサーと言えるのではないでしょうか。

——トヨタコネクティッドのカルチャーにはどんな人がフィットすると思いますか?

BizDevに求められる資質としては、素直であることも大切です。お客様の反応を真摯に受け止められる、市場に対して真面目であること。素直で熱意のある人は、半年もすればなんでもできるようになるんです。

先行企画部のビジネスデザイングループおいては、企画をすること、人と関わることが好きで、自分から仕事を取りにいく意欲の強い人がフィットするのではないでしょうか。ビジネスをグロースさせたい人よりも、新しいものを自分で一から作りたいという人に向いています。

他社でも事業開発でおもしろい取り組みをしているところはたくさんあります。ですが、私はトヨタコネクティッドでの仕事が日本で一番おもしろいと思っています。BizDevとしてキャリアアップしたい、別の商材でビジネス開発にチャレンジしたいと思っているなら、候補の1つに挙げてみてください。

これまでBizDevを経験したことがなく、これからBizDevとしてビジネスデザインチームに参画したいという人にもチャンスはあります。

たとえばいまコンサルや営業をしている人でも、コミュニケーション能力や情報収集する力、情報を整理する力が備わっていて学習意欲があれば、経験がないからと諦める必要はありません。

私自身、まったく違う業種から自動車産業にかかわることになりました。似たような業種からでも、まったく違う業種からでも、私たちの仕事におもしろみを感じてチャレンジしようと思ってくれるのであれば大歓迎です。

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