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技術を用いて人々の住まいの在り方を変えたい。CTOが目指す“本気”で挑戦できる開発組織

株式会社アドレスは、定額制で全国どこでも住み放題の多拠点コリビング(co-living)サービス『ADDress』を展開しています。

2021年1月「技術を用いて人々の住まいの在り方を変えたい」と、中島京亮がCTO(最高技術責任者)に就任しました。アドレスの開発組織の立ち上げと技術リードを担っています。

今回は中島のこれまでのキャリアを振り返りながら、アドレス入社に至った経緯。現状の開発環境やこれから目指す開発組織の理想像などを幅広く語ってもらいました。

「住む」という体験を新しい価値に。ワクワクする未来を生み出すおもしろさ

ーまずは現在に至るまでのキャリアについて教えてください。

大学卒業後、学生インターン時代の仲間とともに起業し、CTOに就任しました。そこから約9年間、インターネットサービスの企画運営会社を経営しながら、医療美容をテーマにしたアプリ開発の経験を積みます。

その後、当社のCOO岡田からオファーをもらって、CTOに就任することになりました。

ーアドレスへの参画を決めた理由はなんだったのでしょうか?

「ゼロから開発組織を作り上げる」ポジションを任せてもらえることが大きかったです。加えて、全社員フルリモートワークかつフルフレックスという環境下で、どのように開発の生産性を高めていくか。そういう挑戦をさせてもらえるのは魅力的でした。

しかし、一番の決め手は事業内容に社会的意義の高さと新しい可能性を感じたこと。

ADDressは、登録拠点ならどこでも住み放題になる“サブスクリプション型”の多拠点居住シェアサービスです。働き方の多様化や、さまざまなライフプランに応じた生活拠点の気軽な変更といった新しいライフスタイルを提案できる事業だと思います。

ADDressのミッションは「いつもの場所がいくつもある、という生き方。」です。

2033年には、国内の全住宅の約3割が空き家になると予測されています。この社会問題に向き合いながら、尚且つ、人と人との「リアルな出会いや交流を生み出す場を作る」という新しい価値提供に大きく共感し、ジョインを決めました。

ー現在は、どのような仕事をしているのでしょうか?

開発の責任者として、自社のサービス開発に関するほぼすべてが業務範囲です。具体的には、開発チームの組織戦略やマネジメント、技術仕様の選定、そしてサービスの開発計画を固める役割を担っています。

当社の開発チームはまだまだ小規模。開発ラインは、私を含めてエンジニアが2名、開発のディレクションを担うPMが1名、デザイナーが1名の4名体制です。機能開発の優先度をPMとディスカッションしたり、実際に手を動かすことも多いですね。よくメンバーとペアプロしたりもします。

事業の魅力をさらに広めるための開発を進めたい

ー実際に働く中で、どのような魅力を感じていますか?

私が感じる魅力は大きく二つ。“一緒に働く仲間”と“コミュニティ”です。

代表の佐別当は、描くビジョンを伝える力と求心力に優れた人物。そして、当社のメンバーは「その代表が描く未来をどう実現するか」を一人ひとり真剣に考え、適切な議論を交わせる人たちばかりです。

誰と話しても高いレベルで議論できる。そんな意欲が高いメンバーが集っているのは刺激になりますし、信頼しています。

また、私が個人的に嬉しいと思っているのは、当社のサービスを実際に使えるところです。ADDressには、会員様同士が趣味で繋がれる『部活』という場を提供しています。

これは一例ですが、その部活の中に『Web3部』というのがあって、かなり豪華なメンバーも参加しているんです。クリエイターとして著名であったり、技術力の高い人であったり、私なんかでは恐れ多いような方達もいます(笑)。

そういう自社のサービスで得た出会いから知見を広げて、そこからサービス改善や次の開発に反映させる。その循環にとてもやりがいを感じます。

ー実際の体験をすぐにサービスに活かせるっていいですね!開発チームとして次にやりたいことは決まっているんですか?

はい。現在のADDressは会員様向けの予約サイトですが、これを「人との交流をオンラインで楽しめるサービス」にしたいと思っています。

例えば、会員様同士で繋がれるSNSのような機能など、人と交流する体験をWeb上で表現できるプロジェクトを進行中です。

オンラインだからこそ密に“雑談”し、知見を惜しみなく共有する

先ほどもお伝えした通り、当社は全社員がフルリモート&フルフレックスで働いています。そのため、リアルで対面する機会はほぼありませんし、働く場所も時間もバラバラです。

やりたいと思っていたとはいえ、こうした組織の体制を整えていくのは、業務面・コミュニケーション面ともに、かなり試行錯誤してきました。顔を合わせなくても実務がきちんと回るように、あらゆることをテキストに残す文化を作ってきました。

定例会は極力ゼロに。その代わりにテキストコミュニケーションと1on1の時間を大切にしています。

とにかく、悩みを相談しやすいように雑談を多めにしてみたり。顔を合わせない分、そういうことは個人的にも大切にしている部分です。

まだまだトライしている最中の部分も多いですが、テキスト文化の醸成や勉強会の開催を通して、開発チームには「それぞれが得た知見を惜しみなく共有する文化」がかなり根付いてきていると感じます。

ー非同期で働くタイミングが多いからこそ、組織運営やコミュニケーションを工夫する必要があるんですね。開発面で大変なことはありますか?

大変というわけではありませんが、気をつけていることとして、テストやレビューは徹底して行う体制にしています。

先ほどお話しした通り、ADDressはサブスクのサービスで「月に●日予約可能」というもの。つまり、そこを間違えてしまうと、ダイレクトに会員様への請求に影響が出てしまうんです。そのため、お互いのレビューなしには通らないようなルールにしています。

エンジニアが本領発揮できる“最高の環境作り”

ーこれから社内のエンジニア組織も強化していくことになります。今後の展望について教えてもらえますか?

新しいライフスタイルの提供を事業にしている当社ですが、一方で「フルリモートワークの組織をどのように成功に導くか」も私たちの中で重要なテーマです。

移り変わりの激しい業界に身を置いていますが、まず私が注力すべきは「メンバーそれぞれが成長でき、かつ事業への成果にコミットできる開発チームを作ること」だと思っています。

今後も開発チームはさまざまなプロダクトのアップデートや新規開発に挑戦していく予定です。そのために、さらに採用を強化していく必要もあるでしょう。

開発技術があるだけではなく、自ら学び行動できるエンジニアを増やしていけたらと思っています。あとは、個人的な話になってしまいますが、新しい技術が好きだったりするので、そういう話を一緒にできる仲間がもっと増えたら嬉しいです。

チーム内の技術ディスカッションから実際に開発に使う技術を採用できたりしたら楽しいでしょうね。

ー最後に採用メッセージをお願いします。

私たちは良い意味で、まだまだ未熟な組織です。それゆえに、自分のアイデアを形にするエンジニアになりたい方にはぴったりの会社だと思います。

当社には、人との出会いや好奇心を刺激する環境があります。そこで生まれたアイデアをサービスに反映したいという意欲は大歓迎です。

また、当社には挑戦や学びたいという気持ちを全面的に応援する文化もあります。「何を学びたいのか、この目標を達成するにはどうしたらいいのか」そんな問いには、私はもちろんですが、経営陣を含め、他のメンバーも全力で応えます。

私自身もエンジニアが働きやすい環境をつくるために、たくさんの挑戦をしていきます。私はエンジニアにとって『最高の環境』を用意することに全力を尽くす。メンバーには、そこで存分にスキルを発揮してほしいと考えています。

この記事を読んで、少しでも興味を持っていただけた方。ぜひお気軽にご応募ください。お待ちしています!

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