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会社に貢献できるエンジニアチームを作るために努力したこと

UPDATERのエンジニアチームでは、パートナー企業の方にジョインいただき、社員と分け隔てなくチームの一員として事業を進めていただいています。

今回は、2022年11月より株式会社メンバーズさまより参画していただいている宮本敦さんにお話を伺いました。

ーUPDATERでの担当業務について教えてください。

みんな電力の法人用システムのリーダーとして、既存システムの保守、法人用の新規システムの開発の要件定義、上流設計、ヒアリング、資料作成を主に行っています。

新規開発としては、現行の顧客管理システムのリプレイスのために、より高度な機能、よりみんな電力にフィットした機能を実装する予定です。そのほか、認証システムやコーポレートPPAの料金計算システム、お客さまに対して今よりバリューが伝わる電力用のマイページなどを作っています。

他にも法人の電力事業に関するシステムに幅広く関わらせていただいています。たくさん頼っていただいてありがたいですね。

ーUPDATERでの業務の面白い点、難しい点を教えてください。

電力のCISとして、ここまで高機能で自動化されているシステムは国内外含めても、なかなか他にないんじゃないかな?と思っています。

電気料金やお客さまの管理、発電量の管理といった非常に複雑なシステムになってまして、電力という複雑な仕組みの中で影響を持てる範囲が狭い中で、どう業務を円滑に進めるか、どこが自動化できて、どこのチェックが必要なのかといったことが難しくもあり、エンジニア目線では面白い点だと思います。

また難しさでいうと、ビジネスの最適化と開発の最適化が必ずしも一致するわけではないということがあります。この点は自分が入ったことで解決してきた点でもあると思っています。

ビジネス的な予算や納期の考え方、売上・顧客数の伸びの最適化、マーケティング的な視点などと、開発を円滑に進めるためのスケジューリングや開発の工程を、両方理解して最適化するのが難しいと思いますが、今のところはうまくいってるのかな?と思いますよ。笑

ー事業側と開発側の最適化といった点で、宮本さんのジョイン時と今とで状況が変化しましたか。

非常に変化は大きかったと思います。メンバーズはチームでUPDATERにジョインしているのですが、そのチームに対する認識が変わったと思います。1年前はUPDATER側のマネジメントクラスから、私たちのチームが何をやっているのか見えにくい状態だったんですね。

メンバーズのチームはスキルが高い人たちが多いと思ってますが、エンジニアの優秀さ、コードがきれいであるとか、インシデントが発生しないとかを、ビジネスサイドから見て評価することは難しいと思っています。

そこで、UPDATERのマネジメントサイドと定例の場をもち、透明性をもって、わかりやすい言葉で伝えることに取り組んできました。。そうすることで、非常に認知していただけるようになり、信頼度も向上、関係性もより良くなり仕事がスムーズに進むようになったと感じています。

あとはスケジュールですね。これから何をやる予定で、どういう優先度なのか、それがUPDATERにとってどういう影響があるのか、今後どのような工数が必要なのかといったことを先だしでお伝えし、開発の理想の姿を共有してアクションをお願いすることもやってきました。

ーそういった立ち回りができるエンジニアさんって中々いないのではないかと思います。

ありがとうございます。これまでも、クライアントやチームメンバーから、その点をご評価いただくことが多かったですし、自分としてもよりバリューを発揮できる部分でもあると思っているので、意識してやっていきたいと思っています。

実は私は、ビジネスサイドからキャリアをスタートしているんですね。営業畑でキャリアを積んで、マネージャーも経験したのちITエンジニアへキャリアチェンジしました。それが今に繋がっているかもしれないです。

営業と開発は対立構造になってしまうことがありますが、それは良くないと思っています。見ているもののレイヤーが下がると対立構造になってしまうのですが、目指しているものはお互い一緒なはずなので、きちんとUPDATERの価値を理解してそれを増幅させるシステムを作りたいと思っています。

ーパートナーさんから見たUPDATERの魅力を教えてください。

人の魅力がすごくある会社だと思っています。「顔の見える」というコンセプトも個人にフォーカスを当てたものだと思うんですけど、従業員に対してもひとり1人の想いを大切にしていると思うんですよね。

これは資本主義というか、一般的な会社に対するカウンターパンチ的なカルチャーも持っていると思ってまして、ビジネス的にはAが最適なんだけど、UPDATERの想いとしてはBなのでBを選択して、結果上手くいっている、みたいな面白さがあると思っています。

新電力と言われる企業の中には、安さで売っていたけどコロナや戦争で電気代が高騰して、どんどん利率が合わなくなって赤字になって倒産した企業もありますよね。

でもUPDATERは安売りしないとか、再エネなら何でもいいのではなく、どんな再エネなら使いたいのかとか、消費者にも新しい価値を提案して、一緒に成長するところも含めて、想いがないとできないことだよなと思ってて、そこがすごく魅力的で他が真似できないところだと思います。

ー今後どんなシステムを作りたいか教えてください。

三方よしのシステムを作りたいと思っています。使う人は使いやすい、管理する人も管理しやすい、エンジニア目線でもコードがきれいで自動テストが走っていてCI/CDが整理されていて、インシデントも起こりにくい、保守しやすいことがすごく重要かなと思っています。

お客さま目線でいうと、よりUPDATERの魅力が伝わるものがいいと思っています。電気ってインフラ的な観点からするとどこから買っても同じかもしれないですが、お客様がUPDATERを選んだ、発電所を選んだというアクションによって社会へどんな良い影響があるのか。

ひとりの力は1かもしれないけどユーザーの力を全部合わせたら、どんな社会的影響力があるのかということを可視化して伝えていく、伝えることでより広がっていくと思います。

ーパートナー企業さんを含めたエンジニアチームのチームビルディングについて教えてください。

これまでは個別のチームビルディングで精一杯でしたが、今年はパートナー企業同士の助け合いをしていくことで、よりUPDATERの価値に直結していこうという動きがあります。この動きは非常に良いと思っていますし、私も意識して動いていて、自分が持っているノウハウはどんどんシェアするようにしています。

また、UPDATERオフィスにパートナー企業同士集まり、開発のときに嬉しかったことや悩みを共有しました。システムが関連しているところがあるので、要望の透明性がより増したと思います。

他社の良いエンジニアと関わることで、姿勢が正しくなるというか、普段の意識が高くなるといった良い効果も出ていると思っています。横断的なコミュニケーションをすることで仕事の効率もアップしているし、仲良くもなっていると思います。

ーどんな人がUPDATERで働くのに向いているでしょうか。

柔軟性がすごく大事かなと。再エネや脱炭素、ESGといった分野はすごく良いものなのに、伝え方によっては伝わらなかったり広がらなかったりするものだと思います。「絶対にこれじゃないといけない」みたいな思考ロックをかけずに、社会的な価値をどう伝えるか考えられる方が向いているのではないかと思います。

また、エンジニアとしては基本的な技術力に加えて、価値に対してコミットできるエンジニアが強いと思っています。UPDATERの価値やUPDATERのお客様を意識して開発したり、価値に直結した考え方ができる方が増えていくと、より良いシステムが作れると思います。

ー最後に何か一言お願いします!

満塁ホームランを打つよりも、常に期待していただいていることに対してきっちり返せるようにしていきたいと思っています!

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