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野村工務店が本気で取り組む【社内コンペ】。設計職のジレンマから解放させませんか?

こんにちは、総務部の伊豆蔵(いづくら)です。

突然ですが、設計士のみなさん。日頃から、こんな思いを燻らせていませんか?

「自分のアイデアを形にした家を作りたい!」

「スタイリッシュな建物を作りたい」「おしゃれな平屋作りに挑戦してみたい」「家族向けの大きな家を設計して喜ばれたい」…そんな夢や希望を持って、設計士を志した人も多いのではないでしょうか。

苦労して資格を取って、就職活動をして…。さあ、人に喜ばれる設計をするぞ、と意気込んだものの、実際には行政や施工者、施主など、様々な人との調整に追われ、更には薄利多売のビジネスモデルに疲弊する日々。

いつしか、最初に抱いた「自分のアイデアを形にした家を作る」という夢を無意識に諦めてしまった…。この記事を読んでいる方の中にも、もしかすると思い当たるフシがある方もいらっしゃるかもしれません。

今回のストーリーは、そんなフラストレーションを溜めている方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容。野村工務店の文化、「社内コンペ」について、詳しくご紹介していきます!

そもそも、野村工務店の社内コンペとは?

さまざまなハウスメーカーがしのぎを削る建築業界。数多くの企業がありますが、社内コンペを実施している企業は少なく、設計士のアイデアが日の目を浴びることも比例して少なかったりもします。

しかし野村工務店では、2ヶ月に一度「社内コンペ」を実施。その月によって課題テーマが変わるため、常に新しい発想が求められます。

また、優秀なアイデアを賞賛するためにコンペ賞、特別賞、社長賞といった数多くの賞が用意されており、入賞すると最高で200,000円の賞金が臨時ボーナスとして支給されます。これは嬉しいですね。

さらに、優れた設計デザインとして評価されたものは、モデルハウスとして形になることも!自分のアイデアを発散できるだけでなく、「家が建つ」という形で成果が還元される、まさに設計士の夢が、野村工務店なら叶えられるんです。


とはいえ、実際はそこまで盛り上がらないのでは?

ここまで聞くと、ワクワクする反面「本当にそんなことが毎月ちゃんと行われているのか?」と不信に感じられる方もいらっしゃるでしょう。確かに、このような大掛かりな社内コンペを毎月実施することは大変ですし、労力も必要です。

しかし、野村工務店が求める設計士とは、常に設計や素材などを深く追求し、前のめりな姿勢でアイデアを発散できる人。ただ単にかっこいいだけのデザインを提出するのではなく、その時々の社会情勢やニーズ、土地柄までも考慮し、そこに自分だけのアイデアを足し算する。建売感のない、独自の提案を生み出すことのできるレベルを追い続けられる人こそが、野村工務店の求める設計士です。

そのため、毎回数多くの設計士が社内コンペに参加しており、入賞者も続々と出ている状況!今回はそんな社内コンペの中身を、一部抜粋してご紹介します。

すべての部屋が4畳半!?大阪府交野市という土地を活かした設計

今回ご紹介するのは、2022年6月に実施された社内コンペ。6月度のテーマは「大阪府交野市妙見坂3丁目8号地で建てる一軒家」で、異なる号地で土地の特性をどれだけ生かした提案ができるか、そして分譲地全体の魅力付けに貢献出来るかが焦点になります。


そして、実際の審査項目がこちらです。

重点審査項目
  • 街並みとして統一感のある外観としたうえで独自の提案があるか
  • 妙見坂三丁目分譲地全体を販売するためのアイデアが盛り込まれているか
  • 商品として競争力のある価格設定になっているか
  • オリジナリティのある他にない提案か
  • 建売感(チープさ)のない洗練された提案か
  • 原価削減への提案があるか
  • 住み心地に配慮がされているか
  • コロナ後のライフスタイルへの提案があるか
必要資料
  • 平面図
  • 外観パース 又は1目でイメージのわかる立面図
  • 大まかな仕様
  • インテリアイメージが伝わるもの
  • コンセプト・ターゲット等解説文
  • 販売価格

重点審査項目にはアイデアそのものだけでなく、土地全体の販売が考えられているか、原価削減への提案があるか、コロナによる暮らしの変化に関する提案があるかといったものもあり、さまざまな角度から採点を受けることになります。


そんな難しいテーマで「特別賞」を受賞したアイデアが、なんとすべてのブロックが4畳半で構成された異例の設計。その名も・・・

「4畳半block house」!

すべてのブロックを4畳半にすることで、カスタマイズとコスト管理の両方を簡単に。さらに、4畳半という、誰もが馴染みのあるサイズ感に統一することで、実際の規模や動線をイメージしやすいというメリットもあります。

設計の仕事で注意しなければいけないのは、想像と現実の乖離が生まれがちという点。図面上の設計だけを見てもお客様はなかなか立体的なイメージを掴みにくいため、予めすり合わせておかなければ、後々のトラブルにも繋がりかねません。

そんなイメージの相違によるリスクも軽減できるこの方法は、ただ斬新なだけで終わらない、実際の住み心地に配慮された発想だといえます。

また、テーマが「大阪府交野市妙見坂3丁目8号地で建てる一軒家」ということで、土地の環境に合わせた外観にも注力。同じような外観の建物が並ぶ分譲地の中でも、しっかりと目を引くデザインかつ、周囲から浮かない雰囲気を実現しています。

この「筋交いをあえて見せる」という、シンプルかつ低コストなアイデアが高評価。同じ規格の部屋を組み合わせるという挑戦的なアイデアが審査員の心を打ち、見事「特別賞」に輝きました。

自分だけの“こだわり”を魅せる。野村の設計士は、高いレベルを目指し続ける。

このように、野村工務店の設計士は、常に多角的な視点から生まれるアイデアを求められています。つまり、いわゆるスタンダードな設計や、単純なスタイリッシュさで打ち出されたデザインでは通用しないということ。「土地」「素材」「景観」「ライフスタイルの変化」など、その時に求められているものを汲み取らなければいけません。

正直、レベルの高い能力が必要となる環境です。しかしその分、設計士が心の根っこに置き続けている「自分のアイデアを形にしたい」という強い思いを、全力で発散できることは間違いなし!

“こだわり”という単語1つでは収まらない、あなただけの“こだわり”が無限大にあるはずです。あなたの理想や想像を、私たちにたくさんぶつけてみませんか?野村工務店は、あなただけのアイデアをいつでもお待ちしています。

多数の施工事例がありますので、こちらもぜひご覧ください。

施工物件一覧|施工事例|株式会社 野村工務店
野村工務店が手がけた新築物件、リフォーム物件の事例をご紹介しています。
https://www.nomura-k.co.jp/case/list/?utm_source=google&utm_medium=cpc&gclid=Cj0KCQjw2MWVBhCQARIsAIjbwoOB5ndoEMhR18mb8fNrCYwflvOCFN3ShKouJtqHPFccS-pooJwBFwkaAuF0EALw_wcB

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