こんにちは、EQUES広報部です🐎
今回ご紹介するのは、2026年7月6日からEQUESへジョインした岸本さん。居合道と尺八をたしなみ、プロフィールも侍姿——そんな佇まいから、「AIサムライ」と呼ばれています。
札幌を拠点に「札幌すごいAI会」というAIコミュニティを立ち上げ、月1のLT(ライトニングトーク)会からAI映画祭、AIハッカソンまでを走らせる、新進気鋭のAI人材です。
武道の世界に「守破離(しゅはり)」という言葉がありますが、「まず型を徹底的に学び(守)、型を破り(破)、やがて型から離れて独自の境地に至る(離)」——岸本さんのキャリアは、まさにその歩みそのものでした。
北海道からAIの拠点をつくろうとする"AIサムライ"に、その道のりを聞きました。ぜひご一読ください👀
【プロフィール】
岸本さん。高校まで埼玉で過ごし、北海道大学へ進学。新卒で日系大手グループ企業に入社後、外資系コンサルティングファームを経て、2026年7月にEQUESへ。趣味は居合道・尺八のほか、AIアニメ制作、AI映画づくり、量子をテーマにしたAI小説、AI音楽など多彩。「札幌すごいAI会」主宰。
「守」——街の温かみに触れ、北の大地で型を学ぶ
ーー まずは、これまでの歩みを教えてください。
高校までは埼玉で育ちました。北海道大学に進んだのは、気候や、満員電車のない暮らし、街の温かみに惹かれたからです。就職してからは、日系大手のグループ企業、その後に外資系のコンサルティングファームで働きました。
どちらもノウハウが体系立てて整理されていて、仕事の「型」を学ぶには最高の環境でした。剣の道でいえば、師範の技を間近で盗ませてもらうような日々です。いきなり個人で立つ胆力もスキルもノウハウもなかった自分にとって、まず大企業で基礎を固めた時間は、いまの土台になっています。
ーー AIとの出会いは?
前職時代にChatGPTが登場したときですね。当時はまだGPT-3.5でしたが、コードを書けない自分でも、対話しながら業務用のマクロを組めてしまった。あの衝撃が原点です。「これは単なる道具ではなく、相棒になる」と直感しました。
"AI侍"の誕生——豚丼と、一通のDMから
ーー 「AI侍」という呼び名は、どこから?
きっかけはEQUESのメンバー、宮本(執行役員・AI事業開発部 部長)からのXのDMでした。最初はプロフィールにEQUESとも書いていなくて、正直「ちょっと怪しいな」と(笑)。ただ、松尾研発というブランドには前から興味があったんです。
宮本が札幌に訪れたタイミングで、一緒に豚丼を食べに行きました。そこで、居合道や尺八をやっていること、結婚式の前撮りを侍姿で撮ったことなどを話すうちに、「岸本さん、AIサムライじゃないですか」と名づけられて。
キャッチーだし、面白いなと思い、そこから"AIサムライ"として動くようになりました。
寝つけない夜に立ち上げた「札幌すごいAI会」
ーー 札幌でAIコミュニティを主宰されていますね。
ある寝つけない夜に、「AIについて語り合える場が札幌にほしい」と思い立ったのが始まりです。connpassで告知したら、初回から30人ほどが集まってくれました。
いまは月1でLT会やもくもく会、勉強会を開いています。テーマは「AIであれば、何をどう語ってもいい」。生成AIで音楽をつくる人も、映画をつくる人も、ものづくりをする人も、みんな歓迎です。
3か月に一度は大きめのイベントも開いていて、たとえば全国から22作品が集まったAI映画祭(1〜10分の短編)や、コワーキングスペースでのAIハッカソンなどを開催してきました。
オンラインのDiscordコミュニティも、いまや200名を超える規模に育っています。
6月に開催されたハッカソンの様子
「破」「離」へ——結果を出せば、任される
ーー 大企業からスタートアップへ。決め手は?
守破離でいう「破」と「離」を、自分の手でやってみたかったんです。大企業はノウハウが体系化されていて素晴らしい一方で、大きな組織ならではの縛りもある。もっと裁量を持って、公序良俗に反しない範囲で、自分のやり方を試したかった。
EQUESは、まさにその環境でした。細かなトップダウンはなく、チェックは最低限。結果さえ出せば任せてもらえる。いわゆる「スタートアップあるある」の良さはありつつ、ブラックでもなければ、学生サークルのようなノリだけの場所でもない。結果はきちんと出すし、穴があれば互いに指摘し合う。この距離感が、自分にはとても合っています。
ーー 個人活動も活発ですね。
AIアニメの制作、AI映画づくり、量子をテーマにしたAI小説、音楽、イベントやハッカソンの運営……気づけばいろいろやっています。会社の仕事と個人の"AIサムライ"としての活動が地続きになっていて、その両方を否定されないのがEQUESのいいところです。
https://www.youtube.com/watch?v=iO6VIm0o6fM
北海道に、AIの拠点をつくる
ーー これから挑戦したいことは?
北海道を、AIで盛り上げたい。EQUESの北海道拠点として、そして「札幌すごいAI会」のようなコミュニティとして、この地にAIの拠点をつくっていくのが目標です。
入社してすぐ、手ごたえもありました。PR TIMESでの発信をきっかけに札幌市役所から連絡をいただいたり、学生時代の合気道部の友人から久しぶりに連絡が来たり。人とのつながりが、そのまま新しい価値につながっていく実感があります。数百万円規模の案件の話も動き始めていて、コミュニティと事業が響き合っていくのを日々感じています。
守で型を学び、破で型を破り、離で独自の道へ。北海道から、その「離」を体現していきたいですね。
https://zenn.dev/eques_blog/articles/e5a0f4f298e72f
(⭐️岸本さん執筆の記事がZennにて連載中です。ぜひチェックしてみてください!)
終わりに
大企業で徹底的に型を学び、そこから飛び出して、札幌という地で自分だけの道を切り拓く——岸本さんの歩みは、まさに「守破離」でした。AIサムライが北海道に育てようとしている本拠点が、これからどんな景色を見せてくれるのか。EQUES、そして「札幌すごいAI会」の未来が今から楽しみです。
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