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2023年で最も注目すべきテクノロジートレンド

こんにちは。

株式会社オータムGMの長田です。

本日のテーマは「2023年で最も注目すべきテクノロジートレンド」です。

2023年を迎え、情勢や世相が大きく変化していく中、IT業界も常に変わっていっています。

今回は今年最も流行るであろうテクノロジートレンドについて深掘りしながら解説していきます。

エンジニアとして興味を持っていたり、新たな環境で挑戦していきたいという方はぜひご一読ください。

トレンドとは全体の方向性を指し示すもの

世界情勢で移り変わるトレンド

2年前の2020年には世界的なパンデミックウイルスの効果によって様々なビジネスやインフラにおいて大混乱に陥り、リモートワークを推奨・支援する企業やサービスがものすごい勢いで注目を集め、ハイブリッドモデルへの移行が始まり、この働き方が普及してはや2年が経ちました。

しかし、これを2019年の時点で予測していた人はほとんどいなかったでしょう

そして時間の経過や国を上げて経済がパンデミックに順応して回復に向かっていた中で、今度は2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻がエネルギー価格の急騰やインフレの拡大、サプライチェーンの問題、広範な景気後退への影響を与えました。

このニュースだけでIT業界にも重大な影響を及ぼしており、世間の動向では2023年以降も影響は続くとされています。

2023年のテクノロジートレンドTOP10

日本のこれまでの課題がトレンドに

画像:Gartner

第1位:デジタル免疫システム

システムの安定"健康"を損なう各種要因に対応する仕組み”免疫”を作り上げ、耐障害性の向上と復旧の迅速化を目指す取り組み

第2位:オブザーバビリティ

メトリクス、イベント、ログ、トレースすべてを能動的に収集、可視化し、インテリジェンスを適用して、複雑なデジタルシステムの動態を理解しやすく把握するもの

第3位:AI TRiSM

AI Trust, Risk and Security Management」を総称する造語で、AIの利用に付随するセキュリティやプライバシー、倫理などのリスクに対応して、AIへの信頼を高める取り組み

第4位:インダストリークラウド

可用性の確保や障害対応、セキュリティ対策、ハードウェアの調達といった保守運用に関する工数を激減できるサービス

第5位:プラットフォームエンジニア

ITインフラの専門技術(サーバ、ストレージ、ネットワーク、OS、データベース、セキュリティ)を駆使して、顧客/客先のシステム基盤を構築するもの

第6位:ワイヤレスの高付加価値化

デジタル・サービスを新しいコンテキスト顧客へと拡張することによって、ビジネス機会を拡大していくこと

第7位:スーパーアプリ

1つのアプリの中に複数のアプリが搭載されたアプリ。 ユーザーエクスペリエンス(UX)を自然な1つの流れに統合でき、様々なビジネスサービス、生活サービスの利用がよりスムーズになる

第8位:アダプティブラーニング

学習者一人一人に最適化された学習内容を提供することで、より効率的・効果的な学びを実現するもの。適応型学習と言われる

第9位:メタバース

インターネット上に存在する「3次元仮想空間」を指す。メタは「超越」、バースは「ユニバース」という意味。

第10位:サステナブルテクノロジー

環境に優しい製品やサービスを生み出したり、社会的な課題解決に貢献したりするなど、持続可能な世界を作るために活用されるテクノロジーとその取り組みを指す

出典:https://www.gartner.com/en/newsroom/press-releases/2022-10-17-gartner-identifies-the-top-10-strategic-technology-trends-for-2023

持続的可能性があるトレンドに

2023年では、環境における持続的可能性を重きに置いた戦略を見据えた経営者やCEOが軒並みに増えています。

下記はGartnerによる2023年の戦略的テクノロジートレンドのトップ10における共通点です。

  • ITシステムの最適化を通じた信頼性の向上やデータ駆動型の意思決定の改善、AIシステムの価値の完全性の維持
  • 製品の垂直統合の拡大・製品提供の迅速化・あらゆる場所での接続の実現
  • ビジネスモデルの変革・BtoC間の関わりの改革、新しい仮想マーケットを活用する戦略の加速

これら3点による共通点は日本が技術的に後進国とされているウィークポイントでもありました。

2023年はこういった課題解決につながるテックリードを用いて情勢に左右されないイノベーションが各分野で生かされることでしょう。

これまでの「課題」が「解決」される時代に

時代を席巻するのはこれから先もエンジニア

2022年まではパンデミックから政治的情勢が絡む問題以外にもイーロン氏のTwitter買収問題などでSNS業界に大きな変革をもたらした時代でもありました。

また、半導体不足や人的リソース問題などを理由にPS5などの精密機器に不足が生じるなど課題も山積みで一定の層への問題提起が目立ってもいました。

しかしながら、2023年からはそれらの課題や問題がテクノロジートレンドによって解決されていくことが予想されます。それらは全て時代を先駆けするエンジニアというスペシャリストが導いていくものだからです。

オータムでは、スペシャルワンにもなりうるエンジニアとして成長できる環境を提供し、独自の研修プログラムなどを定期的に開催しています。本記事でエンジニアとしてのキャリア形成に興味を持たれた方はぜひ一度お話しましょう

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