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【決定版】Web系技術の正しい学び方

こんにちは。

株式会社オータムGMの長田です。

本日のテーマは「Web系技術の正しい学び方」です。

今年も早くも1月が終わりに近づきました。新年度から心機一転される方や新しい挑戦を目標立てる人も多いのではないでしょうか。

今回はWebエンジニアとして成長、移行する方にとってどのような形がベストな学習なのかについて解説したいと思います。

明日、職場の人よりも一歩リードしたい自分のキャリア目標の実現を近づけたいという方はぜひご一読ください。

9割の人は勿体無い学び方をしている

同じ時間でも学び方の違いで成長角度を変えられる

よくTwitterではエンジニアやプログラマー、デザイナーが自己啓発系のツイートを発信していて、「こういう学び方があります」など目にする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういう学び方ってどの視点で、どういうプロセスを経てどういう実現目標を立てているかによって良し悪し向き不向きは出ています。つまり、個人差のあることであって万人共通ではないのです。

これって、言葉を濁さずお伝えすると量産型エンジニアと呼ばれる人たちになる温床でもあるのです。

成長角度の低いエンジニアになってしまうと、市場価値もなかなか上げられず成果や結果を出すこともままならず、キャリア形成のおける成長も止まってしまいます。

付け焼き刃の知識は絶対NG

新しい技術やトレンドに合わせて日々学習領域は変化していくと思います。

そういうものを見るや有無を言わず飛び込みで学ぼうとするのはエンジニアの性ですね。

そこまでは大いに結構です。モチベーションの高さが行動に出ることは非常に素晴らしいです。

ですが、問題はそこからです。

初めて知ることがほとんどかと思いますが、十分な知識や知見、経験は漏れなく得られていますでしょうか。

実際問題、他にやるべきことや定常業務を割くと学習に全振りはできませんよね。

そうなると技術の上辺の部分だけを学んでしまうことになります。

よくある例としまして

  • Railsを学んでいます!しかし、Rubyはそれほどしていません…

だったり、

  • jQueryVue.jsを学んでます!でもJavaScriptはそこまでしていません…

などのケースです。

これらは入門書1冊レベルで止まっている知識・知見にしか過ぎません。

つまり、便利な部分だけ/使い方の部分だけ、というのがよくやりがちな誤った学習パターンなのです。

Web系のトレンドは変わりやすい!

少し話の趣旨を変えますが、2005年代まではガラケー(ガラパゴス)が主流で、2010年代はスマートフォンが主流に、2020年代はSNSサービスやツール、AI技術などがエンジニアトレンドを席巻しています。

たった20年ほどで技術領域におけるトレンドは私たちの生活圏にすら影響するほど変化していくので、それらを全てキャッチアップしていくのは非常に困難な所業ですね。

Web系トレンドでは時代に合わせてエンジニアはアプリケーション開発において変化に合わせて開発技術も変えていきますので、今まで使っていた技術が全く使われなくなる、ということもあるのです。

エンジニア業界は盛者必衰!

"変わらないもの"を学ぶということ

ここまでお話してきまして一つの結論が出ましたね。

そう、技術の変化が速すぎてそもそもの技術が使えなくなってしまうということです。

ですが、ここで結論づけるのは尚早です。

確かに使っている技術が変化に合わせてニーズも変わりますが変わらないものがあります。

それは基礎の部分です。

先ほどのガラケーからスマホに変わったという部分においても、実はアプリケーションの動く仕組みに関しては大きな違いはないのです。

プログラミング言語に関しても、使い方の部分はバージョンアップや代替言語やツールで変わりますが、フレームワークの構成言語仕様非常に共通していることが多いです。

基礎における三原則

トレンドにおいて変化しにくい部分として基礎であることをお話しました。

この基礎における三原則というものがあります。

それは理論設計原則、になります。

よく未経験エンジニアとして学習をスタートする人から質問がありますが、共通して「基礎って具体的にはどこから学んだらいいですか?」と聞かれます。

こういった質問に関してですが、三原則に基づいて下記の要素を学ぶことをお勧めします。

  • プログラミング言語:言語仕様
  • コードの書き方:可読性のあるコード設計指針
  • データベース:構造テーブル設計SQLにおける最適な書き方
  • Linux:基本構造操作コマンド
  • ネットワーク:TCPIP
  • セキュリティ:原理と対策ユースケース

上記はまさに基礎であり、どの時代においても変わらない部分ですね。特に言語選定に関しては全言語に共通します。

これらは基礎を重視する上で書籍を用いて体系的に学ぶことが最も能率的な学習リソースにもなります。

よくある有償/無償のオンラインスクールやメンター利用なども参考こそなりますが、基礎の体得となると一過性にしか過ぎないのでむしろ応用面での利用が適しています。

基礎に忠実なエンジニアは市場価値が高い

もうこれで満足だという時はすなわち衰える時である

いかがでしたでしょうか。

時代やニーズの変化に合わせて移り変わっていく技術要素ですが、基礎の部分をしっかり学んでおくことでそれらの変化に対しての学び直しも非常に効率良く行えます。

そしてそれまで積み重ねてきた知識や経験もそのまま生かせて1から学び直しになることはならないのです。

基礎があれば、以前学んだ部分の差分を補完する形で学習するだけで自身のキャパシティにも無駄がなくなります。

学習リソースに関しても、どういう内容や目的趣旨を明示しているかを見極めて利用するようにしましょう。

オータムでは未経験からでもデビューできるように充実した研修プログラムや本記事でも触れた基礎に忠実なカリキュラムディベート実践形式に特化した勉強会などを開催してエンジニア支援環境を整えています。本記事を読んで基礎の学習方法や業界での成功法を身につけたい人はぜひ一度お話しましょう。

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