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新卒1か月目で事業責任者に。採用支援コンサル&自社採用担当と2足のわらじを履く2年目プレイヤー

|吉岡さんの経歴を教えてください。

2020年新卒入社、現在2年目です。石川県金沢市出身で、地元の金沢大学5年目の10月から、当社にインターン生として入社したのが始まりです。

国際学類という、国際関係や他言語・他文化について学ぶ学部に在籍していました。中学生の時、東京ディズニーリゾートを経営する株式会社オリエンタルランドに新卒で入社したいと決め、当時の塾の先生に「胸を張って、私はこれが出来ますと言える特技をつくる努力をしなさい」と言われたことをきっかけに、唯一の特技だった「外国語」を伸ばそうと決めたんです。「英語だけではなく中国語もプロになれば、これからのビジネスで重宝される人材になれるかもしれない」と安直に考え、国際系の大学を目指しました。

大学に入ってからまずアジアコースに入り、中国語を専攻しました。大学一年の終わりに台湾へ10日間の実習へ行き、帰国してその2ヶ月後にも海外へ行きました。

その場所は・・・フィンランド。「アジアちゃうやん」って、正しいツッコミだと思います。小学生の頃からずっと憧れていた国だったんです。国内旅行も1人でしたことも無いのに、いきなり「1ヶ月フィンランドにひとりで行きたい」なんて言うので、母はびっくりしてました。でも反対されなかった。昔から、「一度決めたら頑固なやつ」で通ってました。笑

その後、一年間のアメリカ留学へも行きました。留学の理由は「生まれ育った金沢の観光業を更に強く周知したい」という気持ちから。私が大学に上がる春に新幹線が開通し、金沢は「観光地」として更に名を馳せるようになりました。それと同時に、一度金沢へ観光へ来た人からは「一度来たら十分」なんて声を耳にすることもありました。街がコンパクトに収まっているせいか、日帰り旅行でも十分と言われる地元を見て、悔しかった。

もともと行きたいと決めていたアメリカ留学で、PRや広告について学ぶことを決めました。もっと金沢の魅力を多角的に広報する方法は無いのか、と毎日考えていました。大学指定の留学を終えてから、もともと国連で働いておられた大学の先生に頼み込み、日経旅行会社のニューヨーク本社で一ヶ月間のインターンシップをさせてもらいました。

|「金沢という街を消耗させたくないから、旅行業界では従事しない」

「おいおい、言ってることめちゃくちゃじゃんか。」またまた正しいツッコミです。実際に世界一の観光地で暮らして感じた素直な気持ちです。観光のためだけにつくられたような町並みを見て、「程度の差こそあれど、ニューヨーク・マンハッタンのように、観光のために金沢という街を消耗させたくない。だったら、住む人にとって『一番好きな金沢』をつくろう。」これが私の1年間の留学で得た、人生最大の気づきでした。

私の友人に「金沢には面白い会社が無いんだもん」と東京へ出ていく人があまりにも多く、悔しくてなおさら気持ちに火がつきました。「住む人がポジティブな理由を持って金沢に住み続けるお手伝いをすること」が自分のキャリア選択の軸になり、3つの条件で、会社を探していたんです。

①地元石川で働ける

②作り手とエンドユーザーの間に立って縁の下の力持ちになれる

③行政ではなく民間企業

業種や職種、企業規模や福利厚生なんて全く頭にありませんでした。就活というよりも人生探しくらいの壮大さ。正直、どんな仕事をしても自分なりに一生懸命頑張れるイメージはついていました。だからこそ、より「自分の目標と合った企業理念を持つ企業」にこだわっていて。こだわり過ぎて、なかなか企業を見つけられず・・・笑
半ば諦めた頃にタネを見つけました。ここで終わりだったら、当時バイトをしていた飲食店で正社員になろう、と腹をくくっていたんです。




┃プロジェクトタネに入社したきっかけを教えて下さい。

-「いちばん強く」惹かれたのではなく、「唯一」タネにしか惹かれませんでした。

タネを見つけたのは知り合いの紹介です。「俺の友達が働いてる会社が楽しいらしいから、行っておいでよ」と言われ、放置していて一年後くらいにやっと検索しました。「マーケティングとかよく分かんないけど、地元の良さを正しく表現するお手伝いが出来そうだ。」社長のブログを見て「なんだか変な人じゃなさそう」と思ったのを覚えています。もうここで決まり!と心を決めたからこそ絶対に落ちたくなくて、「インターンの応募です」と言って入社しました。ずるいですよね。笑

入社して一ヶ月した頃、「やっぱりこの会社が良い」と心に決め、「お話したいことがあります」と社長をカフェに呼び出しました。後日談ですが、社長は辞職の相談をされると思ったそう。笑 メンバーに「吉岡に何かしたか?」と聞くと「いえ、むしろ何もしてません!(期初で忙しすぎて放置されがち)」と言われ、更に不安になってカフェに行くと「ここで正社員にしてください!」と告白された社長。今では笑い話です。


|入社1ヶ月目から事業責任者に

インターン生として入社して半年。新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年3月1日に開催を予定されていた大手ナビ媒体の合同説明会が中止されました。合説を頼りにしていた企業も、学生も、それぞれが採用・就活の道を絶たれてしまったのを目の当たりにしました。また、タネ自体もコロナの煽りを受けて、広告出稿を控えるクライアントが続出し、それまで絶好調だった業績も一転し、急に非常に苦しい期間に入りました。

そんな時に「苦しいのはみんな一緒なんだから、どうせなら人の為になることしようぜ!」という社長・髙平の一言をきっかけに、「北陸採用Tube(現:採用Tube北陸版)」を立ち上げました。

「掲載・インタビューページ作成・45秒の動画作成・サムネイル作成」を30社無料で行うと決めました。期限は一ヶ月

全員総出でテレアポリスト作成、テレアポ、メールでの連絡、そもそものメディアサイト制作、デザイン、、、アクセル全開でしたね。もちろん既存でお付き合いをいただいていたお客様にもご掲載はいただきましたが、半分くらいは新規のお客様です。そこからずっとお付き合いいただき、どんどん投資をしてくださるようになったクライアントがいます。タネの採用事業をずっと隣で見てくださっているこの企業様のおかげで、精神的にへこたれそうなときも何度も助けて頂きました。

こんな風に、最初は何もなし得ない私たちに期待をかけて、投資をしてくださった皆様に恩返しするべく、毎日新しいチャレンジを続けています。



|現在のお仕事の内容は?

-私の在籍している「人材開発グループ」では、社内・社外に関わらず、「活躍人材」をどれだけ生み出すことができるか?を考え、実行する仕事です。具体的には、以下のように三方面から人材採用に携わっています。

1つ目は、企業様の採用活動のお手伝い。
企業を知ってもらうための広報や、企業の魅力を伝えるためのコンテンツ制作をしています。自社が伝えたいことと、求職者が知りたいことをどうマッチングさせるのか。そもそも自社について「届けたい人」はどんな人なのか。届いて入社してもらった後、どのようにキャリアを積んでもらうのか。

ただの採用サイト制作や採用広告屋さんではなく、目的に沿ったご提案をするように心がけています。付け焼き刃的な採用活動ではなく長期的に見て成果の出る採用活動を目指し、企業様にとって一番近い外部の人間として、お客様の課題解決に向き合うことを大切にしています。


2つ目は、当社運営就活メディア「採用Tube北陸版」の事業責任者。
北陸三県の企業様に特化しているメディア、かつ、真に実力のある優良企業をピックアップしているので、地元北陸で就職したいという人や、UIターン就職をしたいという方にぴったりだと思います。

北陸三県にもこんなにワクワクした働き方が出来るんだよ!って伝える世界観をつくるため、イベントの企画・運営や企業情報の掲載、就活ハック記事の投稿を行っています。企業様の採用活動のお手伝いをしていて、どんな仕事もやりがいがあることをひしひしと感じています。都会に行かなくても、バリバリキャリアを積むための働き方だって出来るはず。そんな情報が詰まったメディアを目指しています。


3つ目は、自社の採用担当。
主に新卒採用に携わっており、説明会の参加や面談対応、Wantedlyの更新など。また、社内のメンバーがもっとレベルアップするには?と考え、社内研修の企画、人材採用の商品開発なども行っています。



┃仕事の中で、一番のやりがいを教えて下さい。

-マクロで見ると「住む人がポジティブな理由を持って金沢に住み続けるお手伝いをすること」を実行できていること。
ミクロで見ると「お客様の役に立つ商品を自分たちで作っちゃう」ことができること。

タネのスピード感はものすごくって、社内で出てきた意見やお客様の生の声から商品をつくって、すぐ提案に行くなんてこともしばしば。社長との距離が近くていつでも意見が言える環境です。例えばお客様先にアポイントに行って、「こんなソリューションや商品があったら良いのになぁ」なんて帰りの車の中で話しながら「じゃあ、それ作っちゃおうよ!」なんて言いながら形にしていってしまうスピード感。

こういうスピード感が「タネらしいなぁ」と思いますし、タネのメンバーの颯爽としたスピード感と対応力を見ながら、自分も目の前のお客様に真剣に向き合っている時間が楽しいです。

私は、様々なクライアント企業の人事担当や経営者の方にもお会いしますが、ステキな会社というのは決まって「スピード感と推進力」がすばらしいので、私たちもそんな「未来のステキな会社」になれるように、といつもたくさんの気づきと刺激を頂いています。



┃プロジェクトタネの社風を一言で表すと?

-温かいのに甘くない代表と、スーパー素直で真剣なメンバー。

この一言に尽きます!みんな真っ向勝負で嘘なしにお客様に向き合っているんです。こんなに毎日一緒にいて、全員のことを尊敬して働けているってすごいことじゃないですか?人間だから嫌なところも見えるはずなのに。それだけ素直で魅力的なメンバーです。

何より代表が一番素直な人かもしれません!笑
だから誰も嘘をつけないんでしょうね。

当社はまだまだ企業規模が小さいからこそ、個人でマルチタスクすることも多いですが、個人で成果を独り占めすることには批判的な会社です。「みんなで良い仕事を創ろう」「みんなで良い会社を創ろう」という共創の考えを大事にしているので「チームプロジェクトタネ」が合言葉です。



|これからの目標は、マネージャーになること。

-一度達成できなかった経験があるから、今度は自分に負けません。

昨期、ずっと目標だったマネージャーになるために頑張っていたのですが、もう一歩というところで結果を出せず、叶えられませんでした。自分の情けなさに悔し泣きをしながら母に電話しました。こういうとき、相談する相手は夫ではなく母なんだなあと妙に冷静に考えてましたね。笑

母との電話の中で「これ以上頑張れんってくらい頑張った自信はあるから、後悔ないよ」と言った自分に自分でハッとして、ホッともしました。「そんなに一生懸命になれることってすごいことやからね。頑張れ」と母に背中を押されてからは、まだ心折れていませんよ!「一度決めたら頑固」ですから。

戦うべきは他のメンバーじゃなくて自分です。代表にはよく言いますが、例えるなら、常にパン食い競走のパンにかじりつこうと必死なイメージ。それも毎回、少し先にあるだけでなく、少しずつパンの高さも上がっていてジャンプ力が必要になっているような感覚です。そうして少しずつ、自力をつけさせてもらえています。

このブログを読んでくださった方、採用面談で私が出てきたら「ちゃんとマネージャーになりましたか?」って聞いてあげてください!笑 それまでに頑張ります。

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