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【社員インタビュー#3】技術社員が語る、クモノスの技術・3次元計測の面白さ

クモノス採用担当です。
今回は、新卒入社以来技術職として、おもに3D計測やデータ処理を担当する社員、石原さんに話を聞きました。当社の技術職の仕事内容について、またそのやりがいと難しさについて語ってくれています。

プロフィールと現在の所属を教えてください。

2020年に新卒入社をしました。ずっと技術の部署におり、今はその中でも3Dデータを扱っています。大学時代には地理や地形の勉強をしており、卒業研究の中で測量を学ぶ機会がありました。

測量というものに興味を持ち始め、測量会社が集まる発表イベントに参加をして出会ったのがクモノスでした。3Dデータを日本国内で最初に扱い始めた会社、という点で非常に魅力を感じ、当社への入社を決めました。

■仕事内容を詳しく教えてください。

3Dレーザースキャナで対象物の点群データを取得し、お客様のニーズに即した成果物を作成しています。案件により動き方もさまざまで、1人で現場に行くこともあれば複数名、多いと5名くらいのチームを組んで計測を行うこともあります。

「3D計測」のご説明をすると、3Dレーザースキャナは1回の計測で対象物の360度のデータを取得することができます。それを何か所も、何度も繰り返し行い、データを合成することによって、その空間全体の3Dデータをそのまま写し取ることができる、というイメージです。

同じ現場であってもスキャナをどこに置くかによって、データ取得の回数や時間が変わってくるので、経験を積めば積むほど効率的に進められるようになり、それは腕の見せ所かなと思います。

■クモノスの強みはどんなところにあると感じますか?

実績件数は圧倒的に強みだと思います。機械自体は同じものを使っている会社もある中で、それでもクモノスにお願いしたいと言って頂けるのは、実績とそれに伴うデータの精緻さだと感じます。お客様に「クモノスのデータは綺麗で精度が高い」と言って頂けることはよくあります。

■やりがいを感じるのはどんな時ですか?

近、入社をして初めて入った現場をたまたま通るタイミングがあり、自分が関わった工事区間の現場が出来上がっているのを目にすることが出来ました。やはり自分が関わったものが現実で形になっていくのを見られると、とても嬉しく感じました。
もっと日常的なものだと、データを扱う中で、綺麗な均一なデータを取れた瞬間は楽しいと感じますね。同じ現場であってもスキャナをどこに置くかによって、データ取得の回数や時間が変わってくるので、経験を積めば積むほど効率的に進められるようになり、それは腕の見せ所かなと思います。

■難しいと感じるのはどんな時ですか?

本当に色々な現場があるので、それにより難しいなと感じることはたまにあります(笑)。狭い場所や、橋の高い場所を計測する際には、どのように機械を設置したらよいのか。また、寒かったり暑かったりすると、単純にしんどいなと思うことはあります。でもそれも良い思い出になりますし、チームの皆と「こんな現場だった」「大変だった」などと笑い合ったりもしています。

■仕事における今後の目標を教えてください。

最近、水中計測の案件が増えてきており、そのスキルを磨きたいと思っています。水中計測というのは、護岸や橋の下の部分などの計測を行うもので、最近ニーズがさらに増えてきています。陸の上の3Dレーザースキャナとは異なり、音波によって測る別の機械があり、扱いがやや難しいです。その技術を持っている者はまだ少ないので、自分がリードしていきたいと思っています。

また個人的な興味としては、文化財が好きなので、ひとつでも多く計測に関わってみたいという思いはあります。

■職場はどんな雰囲気ですか?

年齢や部署の垣根を越えたコミュニケーションが活発で、助け合う文化があると思います。技術職のメンバーは、職人気質がありそれぞれにこだわりやプライドがあったりもしますが、皆で良いデータを取ろう、支え合おうという雰囲気は常に感じます。

■どんな方と一緒に働きたいと思いますか?

一緒に働きたいと思うのは、色々なものに興味を持てる好奇心旺盛な方ですね。技術も機械も、年月が経てばどんどん新しいものが出てきます。そういったものに興味を持ち、学ぶことが好きと感じる方には、クモノスはとても面白い環境だと思います。今あるものや過去の慣習に囚われずに、新しいものをやってみよう、取り入れてみようとする姿勢の方は、一緒に仕事をしていて楽しいなと感じます。

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