公益財団法人 五島美術館
五島美術館は、東京都世田谷区上野毛の閑静な住宅街の中にある私立(財団法人)の美術館です。国宝「源氏物語絵巻」をはじめとする数々の名品を所蔵する美術館として、展覧会を中心に幅広い活動を展開しています。
https://www.gotoh-museum.or.jp/
こんにちは、AINEXT人事採用担当です。
GWに突入し、帰省や旅行をする方も多いのではないでしょうか?
今回はGW企画として、小生の趣味である陶芸&美術館で、おススメをご紹介します!
皆さんの中には美術館に行くことが好きな方は多いと思いますが、そもそもなんで美術館にいくようになったでのでしょうか?
小生のきっかけは、陶芸を始めたころに遡ります
陶芸を始めた当時(かれこれ6年前)
”わくわくする、これいいな~、と思える陶磁器を見つけることが陶芸を楽しむ秘訣”と
某銀座寿司屋の大将(コロナ後引退し、余生を楽しんでいる様子、御年80歳にて居合道にハマり中)に教えてもらい
自分が気に入る陶磁器を探し全国行脚しておりました
その行脚の中、東京世田谷区にある五島美術館にて面白いと思う作品を見つけました
五島美術館は、東急グループの礎を築いた五島慶太(1882年-1959年)が所蔵していた美術コレクションを保存展示している美術館で、小生はここに所蔵している銘”破れ袋”に感動して真に陶芸にはまりました
陶芸とは土を練って成型し窯で焼く陶器です
この”破れ袋”は、窯で焼いている際に焼成で土が爆ぜて亀裂の入った陶磁器なのですが、割れ目の質感は何とも大福のように柔らかそうな質感
これを見つけたときに”陶芸とは甘露な味がする芸当”と感動し、この世界にはまりました
この出会いが、小生の陶芸に対する探索の始まりでした
五島美術館の”破れ袋”を見つけた小生にとって、陶芸の面白さをさらに深める出会いがありました
「東の魯山人、西の半泥子」と呼ばれた実業家&銀行家であり陶芸家でもあった川喜田半泥子(1878年 - 1963年)という人が、”破れ袋”を模して”欲袋”というものを作ったという情報を入手した小生
半泥子の作品を展示している三重県の石水博物館へ急ぎ向かいました
川喜田半泥子は陶芸をしている70代以上の紳士淑女には人気の陶芸家で、美味しんぼ海原雄山のモデルとなった魯山人と並び、仕事&陶芸&芸事に生きた「昭和の光悦」と呼ばれていた人物です。
土本来の味のある作品を多く残しており、釉薬を使った作品も絶品で、特に小生が好んだのが”欲袋”
「人間の欲に限りはあるかしらん、爆ぜて破れた”欲袋”」
こうしたちょっとユーモラスな銘の付け方も半泥子作品の魅力です
小生は陶芸が大好きであり、本日ご紹介したのは、その中でもおススメの作品&美術館です
皆さんもお時間あれば、是非に寄って&鑑賞してみてください!
最後に
破れ袋、欲袋に真似て作った小生処女作品が、冒頭の写真の作品"巾着袋”です
真似して作ったので破れるほどの勢いはなく、こじんまりとしてしまった作品ではありましたが、愛嬌があったので、欲はなく小銭が入る程度の袋として"巾着袋”命名しました
まだまだこれから人生経験を積んで、バンバン面白い作品を作れるようになろうと思います
真似を超えて攻めに転じて挑んでいる物事ほど、結果として良い成果or経験ができるような気がします
AINEXTは、世の中に価値を出すために攻めて仕事をしたい方には非常に相性の良い会社です!
是非仕事でもワクワクしたい方がいれば、AINEXTで一緒に世界を目指しましょう!