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【メンバーインタビュー】2年間のインターンを経て独立|HP制作を中心にディレクターとして活躍するフリーランスの働き方に迫る

◆プロフィール
児島 和樹(こじま かずき)
2018年8月から株式会社LimeにSEOライターとしてジョイン。その後、経営陣に参画し、執行役員となる。また、新規の人材紹介事業の責任者として新規事業の立ち上げを担う。その後、既存事業の広告運用を担当。2020年、Webコンサル/ディレクターとして独立。フリーランスとして独立して約半年後、合同会社SAWLを設立。

前職のインターンについて

松久:前職はどのような仕事をしていたのですか?

児島:インターンとして、事業会社でマーケティング関連の仕事をしていました。その会社はフィットネスを軸にした事業会社で、中でも私はSEOや広告、退職前は経営にも携わっていました。

松久:マーケティングに興味を持ったきっかけはありますか?

児島:起業したいと思ったきっかけがあり、そのために色々しているうちに身についた感じです。

大学3年生のときに、私の好きなプランナー兼DJの方がTwitterで飲み会の参加を募集していて、興味本位で参加したのですが、蓋を開けると起業家と若者が交流するためのイベントでした。軽い気持ちで参加したイベントでしたが、起業家の方や私と近い世代で起業を志している方の話を聞いて、私も起業に興味を持ちました。

起業をするといっても、当時はスキルもお金もないただの大学生。自分で何かを始めることは難しかったため、まずはインターンとして働ける企業を探しました。

ベンチャー企業含め、さまざまな企業のインターンを申し込んだのですが、ボコボコにされましたね。唯一、その会社が僕を拾ってくれました。

松久:ボコボコにされたというのは面接を通して?

児島:そうです。今思うと当たり前なのですが、本当に何もできないただの大学生という感じだったので。面接で将来起業したいという話をすると、質問攻めにあいましたね(笑)。

「なんで起業したいの」「どんなことをしたいの」とか。そこでうまく答えられずにボコボコにされました。

松久:逆に唯一、児島さんが勤めていたインターン先に採用してもらえた理由は何だと思いますか?

児島:当時、フィットネスクラブでアルバイトをしていたので、フィットネスに関する知識は多少あったこと。あとはほぼフィーリングで拾ってもらった印象です。今でもその社長とお付き合いはあるのですが、ロジカルに選んでいるタイプではないので(笑)

松久:大学でも経営学を専攻していたのですか?

児島:理系の工学部で化学を専攻していたので、経営については疎い状態でした。

松久:インターンを始める際に、経営について学びたいと伝えていたのですか?

児島:いいえ。サービスやアプリを作りたいと思っていたので、エンジニアとしての仕事を志望していました。とはいえ、エンジニアとしてのスキルはまだ未熟。そのため、最初はほかの仕事をやりつつ、隙間時間でプログラミングを教えてもらうという形で採用していただきました。

入社当初はポータルメディアのライティングやライターのディレクションを担当しつつ、隙間時間でプログラミングを教えてもらっていましたね。

ただ、さまざまな仕事をする中で、サービスやアプリを作るなら自分がやるより誰かに作ってもらう方が体制としていいのではないかと感じ始めました。そこから自身がプログラミングを習得する必要はないと考えて、マーケティング関連を中心に携わるようになりました。

コロナの影響による事業縮小がきっかけで独立

松久:インターン先の会社で何年ほど勤めたのですか?

児島:大学3年から大学卒業してすぐくらいまでなので、2年ほど勤めていました。

松久:インターン先の会社を辞めてからすぐに独立したのですか?

児島:そうですね。

勤めていた会社がコロナの影響で、事業縮小と人員削減を余儀なくされて。その影響で一時的に会社を離れることになりました。業績が回復したら復帰して欲しいとは言われていたのですが、ちょうど起業や転職を考えていたので、そのまま独立するという意思決定をしました。

松久:その会社に残るという選択肢はまったくなかったのですか?

児島:選択肢としてはありました。

ただ、当時はパーソナルジムの広告運用やSEOの改善など、ジムの運営全般を担当していると同時に、そこで学べることに限界を感じていました。会社の規模は当時まだ小さく、他のことができるわけではないので。そろそろ転職して他のスキルを身につける、ないしは独立することを考えていた矢先にコロナで経営が傾いたこともあって、その会社を離れて独立することを決めました。

独立してすぐにケタ違い株式会社に参画

松久:ケタ違い株式会社と関わることになったきっかけを教えてください。

児島:独立して会社を立ち上げた頃に、川口さんから直接ご連絡をいただいたことがきっかけです。

松久:ケタ違いではどのような案件を担当していますか?

児島:ほとんどがHP制作です。

最初は採用サイトを作りました。ほかにも、川口さんがコンサルティングしているAGAクリニックのサイト制作の案件が多いです。シンプルにコーポレートサイト制作の案件もあります。

松久:児島さんのキャリア形成としては、制作やSEO、広告運用が一番大きいというイメージですか?

児島:そうですね。スキルセットという意味では、制作・SEO・広告かなと思います。

フリーランス同士での働き方

松久:フリーランス同士で一緒に働く際に意識していることはありますか?

児島:認識のずれが起きないように意識しています。

会社というと、会社の文化や評価基準に沿って全員が同じ考えで向かっていくという印象があります。一方でフリーランスは全員が個人なので、当たり前の基準や何が正しくて悪いかの認識はバラバラです。

認識のずれが起きないように、チャットでの連絡もできるだけ丁寧に伝えることを意識しています。

松久:ケタ違い株式会社での働き方で感じることはありますか?

児島:プライベートで遊びに行くときは仲がいいけど、仕事に関しては意外とさっぱりしているというか、淡白というか。フリーランス集団だなという印象です。

仕事において「信用できない」となった人には仕事が来なくなるイメージがあって。フリーランスだからこそ信用は大事にしているので、スキルや人間性を総合的に担保できる人であればいい意味でゆるく働けると思います。

知識のインプットと仕事のモチベーション

松久:知識のインプットはどのように行っていますか?

児島:ディレクターとしてさまざまな仕事に携わっていると、大体困りごとが生じます。その度にインターネット検索をしたり、最近はChatGPTに聞いたりして解決しています。

SEOや広告に関しては、一緒に仕事をするメンバーのやり方を見つつ、真似できるところは盗むという感じです。

松久:では、仕事のモチベーションはどのようにして保っていますか?

児島:できれば仕事をしたくないと思っているので、維持するほどのモチベーションはないですが(笑)

仕事仲間が成長していく姿を見ることがモチベーションに繋がっている気はしています。

サブディレクターとして私のもとで働いてくれる方が増えてきたことと同時に、自分が人に教える機会も増えました。仕事を通して関係を持った人が育っていく・スキルアップしていく姿を見ることがモチベーションになっている気はします。

人との繋がりにおいて、仕事で信用がないとプライベートでも楽しく遊べないので、楽しく一緒に遊ぶためにというのも大きいですね。

松久:結論、児島さんがやりたいことのために仕事を頑張るという感じですかね。

児島:遊びという意味ではそうなりますね。意外と会社員思考だと思います。

仕事をする上で大切にしていること

松久:仕事をする上で大切にしていることはありますか?

児島:できているかできていないかは置いといて、やり続けることは意識しています。

「お金よりも信用の方が価値は高い」という言葉に共感していて。仕事を放棄してしまう人や面倒臭くてやらなくなる人もいるかと思いますが、正直もったいないです。信用を失わないように、日ごろから信用の貯金を溜めていくことを意識しています。

松久:信用はお金じゃ買えないという話も聞きますしね。

児島:そうですね。それに信用があればお金に困ったときもお金にできたりとか、いろいろできると思うので。ミスしたときも誠心誠意対応することが重要かなと思います。

今後の目標

松久:今後伸ばしていきたいスキルや目標はありますか?

児島:制作・SEO・広告を小さい会社でやっていたので、スキルが充分かといわれるとそうではなくて。最近になってようやくスキルとして備わってきたと感じてはいますが、まだジャンルは狭く経験も少ないので、引き続き伸ばしていきたいと思っています。

あと、今の仕事とはまったく関係ないこともやっていきたいです。

コロナ前はシーシャ屋さんを起業しようと思っていたのですが、コロナの影響で踏み出せずにいました。今でもシーシャ屋さんやバーのような人が集まる場所を作りたいと思っているので、いつか挑戦したいです。あとは個人的にゲームが好きで、最近はゲーム配信もしているので動画配信関連も伸ばしていきたいと思っています。

ケタ違い株式会社で活躍できる人物像

松久:ケタ違い株式会社で働くことが「向いている」と思う人物像を教えていただきたいです。

児島:目的がはっきりしている人がいいかもしれないですね。

私自身、ディレクターとしてメンバーをアサインする際の面談で、どういう案件をやりたいか、どういうキャリアプランを描いているかを聞くようにしています。

やりたいことが明確であれば、それに合う案件を紹介できる。スキルを伸ばすためには何を意識した方がいいかというアドバイスや、足りていないスキルを補うような知識の共有もできる。

お金を稼ぎたいとか、こんなスキルセットを揃えたいとか、さっさと仕事を終わらせて遊びたいとか。なんでもいいので、自分の目的がはっきりしている人がいいと思います。

松久:児島さん自身はどのような人と働きたいですか?

児島:笑顔が素敵な人ですかね。

松久:一緒に仕事をしていて自分も元気になる人だと嬉しいですよね。

児島:仕事もそうだし、プライベートも含めて笑顔がいいですね。仕事でも笑える人は、仕事がうまくいっている人だと思うので。笑顔が素敵な人なら担保されていると思います。

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