【COVID-19遠隔聴診プロジェクト】インタビュー①なかたこどもクリニック院長中田先生 - AMI株式会社
【COVID-19遠隔聴診プロジェクト】インタビュー①なかたこどもクリニック院長中田先生AMI株式会社は2020年4月より「COVID-19遠隔聴診プロジェクト」を進めて参りました。今回は、本プロジェ...
https://ami.inc/news/20201027
AMI株式会社は、超聴診器という医療機器と遠隔聴診システムを開発するベンチャー企業です。今年の4月から「COVID-19プロジェクト」を立ち上げ、医療従事者の皆様の感染拡大予防に向けて、遠隔聴診システムを利用した取り組みを行ってきました。
そこで今回は、「COVID-19プロジェクト」にご参加いただいた医療機関の先生方へ、近況や院内の感染対策、遠隔聴診についてなどをインタビューした時の裏話を公開したいと思います。
インタビューにご協力頂いたのは、なかたこどもクリニック院長の中田先生と、国家公務員共済組合連合会枚方公済病院 循環器内科の守上先生です。
遠隔聴診について現場視点のニーズを聞ける機会は、開発側としてとても貴重です。ぜひインタビューをさせてほしい、とお願いをしたところ快く受け入れて下さった中田先生と守上先生には、心から感謝します!
有意義なインタビューになるよう、試行錯誤を繰り返して撮影の準備を進めました。まずは、インタビューでのストーリーを準備します。
注力したのは、遠隔聴診セットの改善点や活用方法を引き出すだけでなく、たくさんの方が気になっているであろう「現場の状況」についての話も交えることです。忙しい中お時間を頂くので、先生方にとっても良いインタビューになるには?を熟慮して構成を考えました。
次に、録画環境です。音声や映像にもこだわりました!
性能の高いWebカメラやマイクなどを事前に試して準備したり、先生とAMIインタビュアーのバーチャル背景を揃えたり・・・たくさん良いデザイン案が上がって、迷いました(笑)
この動画でインタビュアーを担当したCRO齊藤とプロジェクトリーダー吉永は、インターネットで「インタビューする上での心得」などの記事を読んだりと、事前勉強にも励んだそうです!
準備万端で迎えた当日は、AMI側はみんな緊張して、アナウンサーみたいには喋れませんでしたが、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
先生方からはとても興味深い話がたくさん聞けました!COVID-19患者様の受入状況も含めて、診療への配慮や実情も伺うことができて、大変参考になりました。
遠隔聴診セットについては、「管理・消毒のしやすさ等で感染を防ぐのに有効」や「発熱外来にも応用できそう」という貴重なご意見を頂き、研究や開発アイディアに活かせる情報が多くありました。これは、活用しない手はないということで、実際の企画に落とし込んでいかねばと気合が入ります!
中田先生の動画撮影シーン
守上先生の動画撮影シーン
AMIはこのインタビューを通じて、医療的ニーズや技術が急激に変わっていく現代社会を再認識しました。医療現場に役立つことを最速で届けられるように、ベンチャーならではのスピードで動いていく必要性を強く感じました。
そして、今回ご協力頂いた両院では、安心して患者様に来院してもらえるよう、感染対策にも力を入れているとのことです。世界的にも完璧な感染症対策ガイドラインができていない状況下で、とても迅速に、そして安全に診療を実施されており、感銘を受けました。
医療従事者の方々によって、様々な工夫や努力がなされていることを、このインタビュー動画を通じて出来るだけ沢山の方へ届けられたら嬉しいです。
※動画の内容は、今年8月時点の状況についてです。