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【新卒3期生】弁護士になりたかった私が、ロースクールに行かずにヘルスベイシスを選んだ理由

はじめまして!株式会社ヘルスベイシス新卒3期生の谷川ひとみ(たにかわひとみ)です。

この記事では、私の人物像、就活の経緯を中心に、最終的にヘルスベイシスに決めた理由をお話しします。

こんな方は、ぜひお読みください。

✔コンプレックスを抱えている人
✔不安な気持ちを抱えている人
✔誰かを救える人になりたいと思っている人
✔本当の自分と向き合えずに悩んでいる人
✔大学院に行くか、就活するか悩んでいる人


最後までお読みいただければ嬉しいです。

<プロフィール>
名前:谷川ひとみ(たにかわ ひとみ)
大学:創価大学
見ていた業界:人材、広告
出身:東京都
趣味:歌うこと、ライブに行くこと、ゲームをすること、アニメを見ること

人見知りだった小学校時代

私は三姉妹の末っ子として東京に生まれました。父はプロのギタリストで、その父の姿を見て育ってきたため、音楽が大好きになることも必然でした。幼少期は歌手への憧れが大きかったものの、父の大変さを知る母からは反対され、そこに反抗してまでやりたいとも言えず諦めたこともありました。

他方、性格は人見知りかつ引っ込み思案で大人しい子でした。小学校では、授業で当てられることが嫌で、わざと背中を丸くして目立たないようにしていました。今思うと、確かに目立つことが嫌だったから当てられないようにしていましたが、それだけでなく、間違っていたら嫌だという失敗を恐れる思いもありました。小学生ながらプライドが非常に高かったように思います。

人見知りだったため友人も少なく、特定の子と話す以外は1人で読書していました。

しかし、小学校を卒業した私は「心を許しあえる友人が欲しい、自分を変えたい」と強く思うようになりました。そこで、中学校に入学したら、もっと積極的に人と関わろうと決心しました。

人生で1番悔しい思いをした中学校時代

中学校に入学し、最初のホームルームで委員会を決めることになりました。様々な委員が決まる中で、学級委員がずっと決まらないでいたため、自分を変えるために意を決して学級委員に立候補しました。学級委員に立候補するという、今までの私からは想像もできないような目立つことをやったため、確実に自分の殻を破った感覚がありました。

そこから、私はどんどん自分を主張するようになりました。私が話したいと思う人に話しかけることや、所属していた吹奏楽部で意見を言うことにも抵抗がなくなっていきました。そんな中、中学1年生の夏休みの部活動中、吹奏楽部が出場するコンクールのメンバーを選抜することになり、1人1人顧問の先生に演奏を見てもらい、その日の練習の最後に選抜メンバーが発表されました。

発表された選抜メンバーの中に、私はいませんでした。この日は人生で1番悔しかった日でした。ですが、メンバーに選ばれなかったことで、自身の練習に対する姿勢や意識の低さを高いプライドで隠していたことを実感しました。

それからは、日々の基礎練習の大切さを改めて感じ、誰よりも時間をかけて基礎練習をすることを決め、通常60のテンポで行うロングトーンの練習を30のテンポで行うことで、他の部員の2倍練習しました。

その結果、2・3年生のコンクールには選抜メンバーとして出場し、自身が出場できなかった1年生のコンクールよりも良い結果を残すことができました。これらの経験は、私の高すぎるプライドを捨てると同時に、自分への自信につながりました。

1年生にして、軽音楽部の部長に?!

中学を卒業し、高校時代には、中学から引き続き学級委員を務めながら、父の影響でずっと興味があった軽音楽部に所属しました。軽音楽部では、高校1年生の秋に、当時の部長が転校することになり、多数決で新たに部長を決めることになったのですが、1・2年生全員対象で投票を行った結果、私が部長として選出されました。

1年生で部長というのは異例ではあったものの、決まったからにはやりきろうと決心しました。

そんな中、来年の文化祭が例年より1か月早まることが決まりました。文化祭は軽音楽部の見せ場でもあるため、部員から「練習時間を確保するために合宿がしたい」という声が上がりました。

そこで私は、1から1人で合宿を計画し、合宿所や交通費なども候補をまとめた上で、顧問に相談しました。その結果、無事合宿を開催することができ、文化祭でも軽音楽部全体が練習の成果を十分発揮することができました。また、その年の文化祭では、1日目の夜に行われる中夜祭で、軽音楽部代表として体育館で演奏を行いました。中夜祭の最初が軽音楽部の演奏だったこともあり、私たちの演奏は非常に盛り上がりました。私たちがこの熱気の中心にいることが快感で、間違いなく人生で1番楽しい瞬間でした。

勉強面では、得意科目で学年1位になったり、総合点でクラス1位になったりと、好成績を残していました。しかし、これらの結果は、勉強が好きでやっていたから得られたのではなく、点が取れなかったときに周りの評価が下がるのが嫌だという気持ちが大きくて勉強していたから得られたものでした。高すぎるプライドは中学生で捨てられたものの、人の目を気にするという性格は未だに残っていました。

そして、高校3年生になり、周りの友人も進路について考えている中で、私は行きたい大学が決まっていた上に、大学では日常生活に密接に関わっている法律を学びたいと思っていたため、すぐに目標が定まりました。行きたい大学では、法律を深く学ぶことができる法曹コースというものが存在しており、そのコースは大学院への進学後に司法試験を目指す学生向けだったため、親に相談したところ、「弁護士向いてそう」という後押しもあり、弁護士志望として第一志望の大学に進学し、法曹コースに所属しました。

弁護士に向けて、猛勉強をしていた大学時代のある日の出来事

大学では、1年生から法曹コースで、がむしゃらに法律の勉強をしていました。元々法律の勉強がしたいという動機で法曹コースに所属したため、将来弁護士になるために勉強するというより、法律の勉強が面白かったから勉強しているという感覚でした。そのため、あまり進路や将来のことを考えず勉強する日々を送っていました。

そんな中、大学2年生の秋頃、姉が号泣しながら家に帰ってきました。話を聞くと、仕事上のストレスが原因で、「電車のホームドアが無ければ飛び降りていた」と話していました。

私は姉と仲が良かったため、そこまでストレスが溜まっていたのに気付くことができなかった不甲斐なさと、いつどこで身近な人が死ぬかわからないという恐怖をダイレクトに受けました。姉は心身ともに疲弊して働くことができなくなりました。

姉が働けなくなって、大学院への進学を目指すべきなのか、早く社会に出た方が良いのか、自身の進路について悩み始めました。そんな中で、学年が上がるとともに、大学院の大変さを仲の良い先輩や友人から聞く機会が増え、そこまでして弁護士になりたいのか、自分がやりたいことは何なのかを考えました

ここで私の人生を振り返ると、私の人生は他人軸だったと思います。

誰かに「この職業向いてそう」と言われたらそれを目指したり、「これはやめといた方がいい」と言われたらそれを避けたり、失敗を恐れたりと、周りの目をすごく気にしていました。

そのため、自分が本当にやりたいことは何なのか、明確に「これだ」と言えるものがありませんでした。だからこそ、弁護士が全てをかけてまで叶えたい夢ではないことを実感したため、大学院への進学ではなく、就職することを決めました。

私の就活

私は大学3年次の2月頃に0から就職活動を開始したため、インターンなどにも一切参加しておらず、周囲と比べると遅めのスタートでした。最初は右も左も分からない状態で、冬休み中だったこともあり、誰にも相談せずにとりあえず応募していました。応募していた企業としては、大学時代にやってきたことを活かせるところでなければいけないという固定概念から、法律の知識を活かせる法律事務職や法務部を募集している企業を選んで選考に進んでいました。

しかし、選考を進めていくうちに、法律の知識を活かすことが自分のやりたいことなのか、疑問に思うようになりました。

そこで、一度自分の固定概念をまっさらにして、様々な企業を見ようと思い、業界を絞らずにたくさんの会社説明会に参加しました。その中で、魅力を感じた企業の共通点や、自分が仕事に求めているものは何かを分析・検討し、就職活動の軸を立てました。

最初は、
①自分の長所のコミュニケーション能力が活かせる
②人材価値を高めるために様々な経験ができる

というような抽象的な軸から始まりました。

そこから深堀りしていき、
①のコミュニケーション能力はどの企業に行っても活かすことができるから軸として成り立たないと思い、別の軸を立てるために自分が仕事で何をしたいのかを考えました。

その結果、私が人生で1番楽しかった高校2年生の文化祭のステージを思い出し、自分の表現によって様々な人の心を動かすことで人を幸せにしたいと思うようになりました。

そのため、私の立てた1つ目の軸は、「自分の表現によって様々な人の心を動かすことができること」に変化しました。

次に、②の様々な経験ができるとは具体的に何を指すのかを明確にし、

私のいう様々な経験とは、職種に縛られず、営業も採用も何でもできるというように、様々なスキルを身につけることができることだと考えました。よって、2つ目の軸は、「職種に縛られず様々なスキルを身につけることができる環境があること」に変わっていきました。

私のありたい姿

私は、就職活動を通して、自分の理想像を考えたときに、真っ先に漠然と浮かんだのは、
「ヒーローのような人になりたい」でした。

これは、幼少期から少年漫画が好きだったこともあり、「少年漫画に出てくるようなかっこいいヒーローになりたい」と憧れていたことが影響しています。

この「ヒーロー」を分解していくと、私の中で、
①物語の主要キャラクター
②人を助けられる
③強い

にたどり着きました。

それぞれを深掘りすると、
①について、ヒーローはその物語の主人公として物語の中心にいる人物だと考えます。これを仕事に置き換えると、事業の中心人物として高い介在度で働くことができることと言えます。

確かに、私は、中高時代の学級委員の経験や、高校時代の部活動の経験から、自分自身が中心となって何かを進めていくことにやりがいを感じていました。よって、ヒーローの1つ目の要素は「事業に高い介在度で関われる人」として具体化されました。

次に、②について、ヒーローは困っている人を助ける人物だと考えます。困っている人を助けるためには、その困っている人よりできることが多くなければいけません。なので、できることが多い人、すなわち、「様々なスキルを身につけている人」が理想像の要素だと明確になりました。

最後に、③について、強さとは人によって指すものが異なると思いますが、私の思う強さとは、信念です私が思う信念とは、自分の決断に覚悟をもって挑んでいくこと、芯があることです。私は、他人軸で生きていた自覚があるため、良く言えばフットワークが軽くて柔軟ですが、悪く言えば信念がないとも捉えられます。

そのため、「信念がある人」が私のなりたい理想像の1つだと実感しました。

したがって、私のなりたい理想像は、
①事業に高い介在度で関われる人
②様々なスキルを身につけている人
③信念がある人

だと言えます。

ヘルスベイシスを選んだ理由

私がヘルスベイシスを選んだ理由は、2点あります。

1つ目は、私が掲げる就職活動の軸に合致していたからです。

私の就職活動の軸は、自身の理想像と関連していて、
①事業に対して高い介在度で関われること、
②様々なスキルを身につけられる環境があること、の2点を掲げていました。

その中で、ヘルスベイシスでは、内定者インターン時に活躍した社員の方が入社1日目からリーダーに任命された実績があるため、事業に高い介在度で関わることができると考えました。

また、営業と採用の両方を担当している方がいることから、様々な業務の経験を経て多くのスキルを身につけることができると考えました。よって、私の掲げる就職活動の軸に合致すると考えたため、ヘルスベイシスを選びました。

2つ目は、人です。

私はヘルスベイシスを知った当初、正直あまり興味がありませんでした。ITや医療の業界をよく知らなかったため、事業への興味が薄かったからです。

しかし、いざ選考を受けてヘルスベイシスを知っていくと、私の掲げる軸に合致するだけでなく、どの社員の方も「就活生の1人」としてではなく、「谷川ひとみ」を知ろうとしてくれました。志望動機やガクチカを一切聞かず、「あなたはどういう人なのか」を深堀りしてくれました。

このような選考方法で進んでいくうちに、私だけでは気付けなかった視点からの私を見つけてくれました。実は、私の最終的な就職活動の軸は、ヘルスベイシスの社員の方と話していくうちにできあがったものなんです。

社員の方々と話すことで、「こんなに私自身を見てくれるんだ」と感激したと同時に、「この人たちと働きたい」と思うようになりました。

また、私自身、この人たちと働くことで、自身の理想像に近づくことができるのではないかと感じていることも決め手の1つです。

私が理想像に掲げる「信念がある人」は、他人軸で生きてきた今の私からは程遠いと言わざるを得ません。しかし、面接を繰り返して、社員の方々と深く話していくことで、社員の方々が持っている信念の強さが何度も垣間見えました。

そのため、この場所で、この人たちと働くことで、自分の信念を見つけることができるかもしれないと思ったことから、私はヘルスベイシスを選びました。

最後に。就活生へのメッセージ


就職活動を「大変」「辛い」と思う方も多いかもしれません。

周囲と比べて、焦ってしまう方もいるのではないでしょうか。

ですが、私は、就職活動は「自分自身を改めて知ることができる機会」だと思います。現在はSNSが発達していることもあり、様々な情報が数多く回ってくる時代だと思います。

ですが、私は、取り繕った姿で就職活動をすることは非常にもったいないと考えます。

取り繕った姿で内定を得た企業は、本来の自分には合わないかもしれません。であれば、最初から本来の自分で勝負していけば、仮に選考結果が思うようにいかなかったとしても「そこの企業とは合わなかったんだな」「逆に企業側から自分とこの企業は合わないと教えてくれてラッキー」と納得できるのではないでしょうか。

せっかく自分のことを深堀りすることができる時間が与えられているのならば、自分が今まで生きてきた過去を振り返り、これから、仕事や人生において、何を求めていて、何を大切にしているのか、将来どうしていきたいのかを明確にできるこのチャンスを存分に使い、自分自身が心から納得のいく就職活動を最後までやり遂げてください。応援しています!


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