マーケティングって既存顧客には関係ないの?→めっっちゃ関係あります。というお話【上】
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こんにちは。7260です。
早速ですが皆さんの考える「マーケティング」の定義はどのようなものがありますか?
今回はマーケティングの中でも特に「リテンションマーケティング」について2回シリーズ(予定)で皆さんとシェアしてみます。
それでは行ってみましょうぅぅ👉👉👉
そもそもマーケティングとは?
先日知り合いからこんな質問を受けました。
「マーケティングは新規のお客さんを獲得するために広告をうつことだよね?」
ん〜、3点です!!!笑
新規のお客さんを獲得する、そのために広告をうつ・・・などはマーケティングの中でもごく一部の活動に過ぎません。
そもそもどのような商品やサービスを展開していくか、どのようなユーザーに届けていくかなどの根本のところから、完成した商品やサービスをどのような広告施策で広げていくかなど、マーケティング活動は実に多岐にわたるものです。
なお私は石井賢介さん(Marketing Demo代表取締役)が言われている
Jobの発見から解決に至るHolistic(包括的)なプロセスそのものがマーケティング活動
【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書より
という言葉が非常にしっくりきています。
なぜ、リテンションマーケティングなのか?
そして数年前からSaaSの拡大により注目されているのが「リテンションマーケティング」です。
リテンションマーケティングとは、既存の顧客との良好な関係性を維持していくための施策を指します。
リテンションマーケティングのもう1つ上の概念として「カスタマーマーケティング」がありますが、これはまた今度紹介できたらと思います。
私たちSABUもサブスクモデルで提供しているサービスがあるので、リテンションマーケティングは切っても切り離せない考えになってきます。
サブスクモデルのサービスに契約した顧客は、毎月(毎年)支払いを行います。
この毎月(毎年)支払いをしているユーザーに対して
・他社の活用事例紹介
・新たなアップデート情報や新商品のお知らせ
・お得なクーポンやポイント制度での還元
などをしていくことで一顧客から企業のファンになってもらえるわけです。
1:5の法則って?
なお、マーケティングコストの有名な話として「1:5の法則」というものがあります。
新規顧客に販売(獲得)するコストは、既存顧客に販売(維持)するコストの5倍かかるという法則です。
新規顧客は獲得コストが高く利益率が低いので、新規顧客の獲得以上に既存顧客の維持が重要になるわけです。
そのためSaaSはじめ月額制のサービスを提供している会社は必然と「リテンションマーケティング」に注力をすることになります。
ただしタイミングにより既存顧客へのマーケティング活動ではなく、新規顧客へのマーケティング活動が大事な場面も当然やってきます。
その際に鳥の眼を持ち、客観的に、冷静な判断ができる人が本当の意味でのCRO(最高売上責任者)と言えるのかもしれませんね・・・!
では今回はこの辺りで。
次回はリテンションマーケティングの具体例について紹介予定です♪