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なにをやっているのか

ファームノートデーリィプラットフォーム(FDP)では生産獣医療技術、機械・設備の自動化技術、デジタライゼーション技術の統合によって、牛の生活しやすさ・人の働きやすさ・収益性の高さを兼ね備えた牧場の開発と、その仕組みを離農した牧場に適応することで生産拡大と酪農生産の課題解決に取り組んでいます。 2019年8月に牧場運営会社として設立され、1年後の2020年8月には牧場設計、資金調達、JAへの加入、空き牛舎の改修工事を完了させ牧場牧場運営を開始しました。 2021年5月末現在で、平均個体乳量32kg、妊娠率25%と抜群の生産成績を継続しています。 また、牧場運営メンバーとしては、牧場長をグループ会社の元ソフトウェアエンジニアのメンバーが務め、スタッフとして女性2名の合計3名で構成しています。業界経験の有無や、男女を問わず働きやすい職場環境やオペレーションを構築しています。 今後は、酪農生産向上のために世の中の優れた技術のさらなる統合を進めていくとともに、第一牧場で培った「牧場を立ち上げるノウハウ」、「牛を健康に飼う牛群管理」、「働き方やすいオペレーション体系」を、ますます増える離農牧場に適応しFDP牧場グループとして生産の その中で、人と牛と地球環境に優しい持続可能な酪農生産を広げ、食糧生産基盤としての酪農業の発展に貢献していきます。

なぜやるのか

ファームノートデーリィプラットフォームは牧場開発・運営事業を通じて「人と牛の進化の礎となる」ことを理念として掲げ、自然の中で循環するシステムとしての酪農業をテクノロジーの力によって進化させ、酪農業に関わる人の生活と仕事の豊かさと、牛がその生命を全うするまでの生活の豊かさの向上に貢献します。 ファームノートグループは『「生きる」を、つなぐ。』をミッションとして掲げています。これは、人、動物、自然がそれぞれのありのままを表現して生き、存在していける状態を未来に繋いでいくということです。 牧場開発・運営事業を行うFDPでは、牧場を「牛がよりよく生活し、人が生き生きと働ける場である」と捉え、酪農業における『「生きる」を、つなぐ。』を実現する牧場を増やすことで、酪農業に従事する人、牧場で暮らす牛、酪農業が影響を与える自然に対して、あらゆる切り口でそれぞれの持続可能性を高めていきます。 酪農畜産業の役割は牛を飼い、乳製品やお肉を生産するだけではありません、生産者や牛の生活や仕事の場となり、食品・製薬・獣医療・機械設備・土木建築などの様々な業界を通じて、地域・日本そして世界と繋がり、お互いの発展を支え合っています。それは、お米よりも大きな生産額を誇る最大の農業生産品として、日本の食と経済を支える非常に大きなセグメントであることにも表れています。その一方で、最も環境負荷の大きな農業分野の1つであることも事実です。そのような分野であるからこそ、そこでの小さな進化が大きな変化となって社会やその基盤である自然環境の持続可能性につながると信じています。FDPでは、酪農畜産業の最もコアな部分である「牧場そのもの」にあらゆる角度からアプローチするために、多様なバックグラウンドや能力を持つ人たちの力が必要としています。

どうやっているのか

ファームノートグループではConnected、Bold、Professionalという3つのValueを掲げています。 Connectedとは、人とのつながりを大切にして、お互いを尊重し、感謝を忘れず、最高のチームワークで成果を求めていくことです。人との繋がりには自分自身も含まれます。本当の自分自身の姿に気づき、それを表現することを通じて人や社会にどのように貢献できるかを大切にしています。 Boldとは、より大きなインパクトに焦点を当て、大胆にチャレンジして大きな変化イノベーションを生み出すことです。Connectedな状態であるからこそ、人は不安を手放し大きなチャレンジをすることができます。その結果として社会に対して意義のある変化を起こすことができると信じています。 Professionalとは、仕事にオーナーシップを持ち、自身の成長を追い求め、考え抜いてベストを尽くすことです。Boldにチャレンジをすると、必ず今の自分自身の能力だけでは結果を出すことができなくなります。そこで必要なのは、困難にも立ち向かい、考え抜いてベストを尽くす中で自信を成長させ、結果を求めることです。その過程で、知識やスキルだけでなく人格も磨かれ、Professionalとして成長することができると考えています。 これらValueを軸に、チームづくりを行っています。