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社長インタビュー② ~今のPFM、これからのPFM~

前編はこちら:「社長インタビュー ①~パーソルファシリティマネジメント誕生までの歩み~

ー パーソルファシリティマネジメント(以下 PFM)は槌井さんがインテリジェンスに入社してから10年が経った2017年に分社して作った会社ですが、分社しなくてもマネジメントはできたと思います。わざわざ分社という選択肢を選んだ理由がありますか?

槌井:ビジョンになっている通り、働くことをポジティブな活動として捉える社会にしていきたい。そんな社会価値を提供できたらいいなって思っていたんですが、その時にいたパーソルは人材グループだったわけですよね。doda (デューダ)やテンプスタッフって、人と企業をマッチングするサービスを主にやっていて、マッチング後のサービスがその働くことをポジティブにする作用があるんだなと思ってこの会社を作ったんですよね。働き出した後にその人たちが仕事を有意義なものとして考えられるためのサービスが必要だと思い、その大きな要素の一つが『働き方』。ワークスタイルとワークプレイスの面から社会価値を作れる会社を作りたいというのが設立のきっかけです。

ー そういう槌井さんが設立したPFMはどんな会社ですか?

槌井:サービスとしては日本では珍しいFMサービスで企業経営活動に貢献するコンサル会社ですね。総合FMコンサル会社です。

サービス以外の面で僕から見えているPFMの特徴は、仕事を通じて一生懸命、お客さんに良いものを届けようって思っている人たちや、仕事自体を楽しくやろうって思っている人たちの割合が大きな会社だなと思っています。

― 会社の雰囲気はどんな感じですか?

槌井:ルールとか校則によって運営されているのではなく、自分たちの主体性で成り立っていると思っている。イメージでいうと校則のない学校的な。会社が決めたルールに基づいているわけではなくて、自分たちが主体的にどうするべきかを考える。

例えば休憩時間は何時から何時までにとるべしとか、遅刻するときは遅延証明出すとか、そういうルールに基づいて運営されてなくない?

ー そうですね。

槌井:そういうのが明文化されていなくても、自分たちで自主的に判断してやっているようなイメージかな。

ー プレーヤーと社長としての仕事へのやりがいは違うと思いますが、PFMの社長としてのやりがいはどうですか?

槌井:もちろんやりがいを感じられていますよ。今までにFM業で20年間働いていて世の中が自分の主戦場にフォーカスしてくれたことは全くなかった。でもアフターコロナの今は特に働き方や働く場所のあり方を考え始めてくれて。2017年に設立しましたが、僕はやっぱり”もってる”なと思っています(笑)

ー 総合FMコンサル会社のPFMを設立して5年が経ちましたが、そもそもこれからのFM業界の展望はどう予測していますか?

槌井:日本の外的環境を言うならば、労働人口は減っていきますよね。圧倒的に生産力は低下するので、それを補うためにテクノロジーを活用する。そしてあとは多様性を活用する。やっと働く場所や働き方も生産性に影響すると注目されはじめたから、昔からそれをやっていた者からすると自分たちのやりがいはもっと拡大する可能性を感じる。



ー 槌井さんのFM専門性が伝わってくるご返答ありがとうございました。今からはちょっと内容変えて会社メンバーのお話をしたいと思いますが、求める人物像や入社者に期待していることはありますか?

槌井:一言で表すと良い刺激を周りにくれる人!その人がいると周りが元気になるとか明るくなるとか、ポジティブさが一番いいですよね。今いる同僚たちに良い刺激を持ち込んでくれたらいいなと思っているので、できる限り今いない多様性は重視したいと思いますよね。

ー もう一つ求める人物像を挙げるとしたら?

槌井:いっぱいあるけどなー、共感性がある人かな。自分たちが事業としてやりたいこと、僕たちはまあ、FMサービスを使って世の中に価値提供したいってビジョンを掲げている。だから、そのビジョンとか目標に対して共感できる人でいて欲しいです。

ー 社長目線からPFMに入社したら大変だと感じることや、乗り越えた先のやりがいは何があると思いますか?

槌井:入社して大変なことは風通しが良すぎますよ(笑)ってことかな。一緒に働こうとしてるから、ひょっとしたら向こうからずかずか来ちゃったりとかする面も感じる人もいるかもなみたいな。例えばね、一人でちょっと離れてやりたいなって思う時も、なんか心配して“大丈夫?”みたいな声かけてくる。離れたいだろうと思っているところに”どう”みたいな”元気やってんの?”みたいな雰囲気はあったりしない?

― 確かに。私もそう思います。人によっては集中したいから一人にさせてくれよって思う人もいるかもしれないですね(笑)

槌井:あとは、与えられることに慣れている人は苦労するかもって思いますね。自分で選ぶとか自分で決めるっていうことが求められるじゃないですか。だから主体性を持たずに受動態でいると、なかなか一緒に並走をしづらいかもしれないですよね。だけど、それを楽しめる人になってもらいたい。世の中に仕事を楽しめる人を増やしたいって言っている会社だから自分たちもそうでありたいなって思うね。自分が主体性を持って事業に参画して、それを否定する人はいないし、こういうことやりたいんだって言ったときに、真っ向から前例がないからとか年齢が若いからとかで否定するってことは絶対ないですね。

ー 私がこの会社に入って感じたことは人間関係のストレスがないということですね。自分と同じ考えを誰かが話している場面も見たこともありますし。

槌井:風通しの良さがPFM独特の文化なのかな。派閥とかもないし、人間関係で悩んでいる人はゼロかどうかはわからないけど、少ないかもですね。あとは仕事の山(繁忙)と谷(次の仕事へ準備および休憩)を実施していこうという仕組みも僕たちのオリジナルですね。

ー おまけに、槌井さんの休みの日の話も聞きたいです!

槌井:まずは小学校のときからずっと続けているサッカーをだいたいしていますね。これからやろうと思っていることは、キャンプとバイクデビューです(笑)7月に初めてキャンプに行きます!あとは旅に出ることが好きで今年はもうすでにプライベートでフィリピン、韓国、台湾に行くことが決まっています。異文化を知りたいのが海外に行く理由です。それはキャンプも同じで普段都心で働いていると味わえない体験に興味がわきます。

ー 私もこの前、母国に帰省していて改めて文化の違いを感じました(笑)

槌井:なんか文化っておもしろいよね。当たり前は当たり前じゃないというか。

― 最後に今後のPFMの展望を聞かせてください。

槌井:ベーシックな基本戦略で言うと、成長エンジンは三つと捉えています。一つ目はデータ、二つ目はアセスメントの重視。会社の強みって、パーソルグループ内でやってきた大量のインハウス、FMサービスの実践ノウハウが蓄積されているわけじゃないですか。で、ここから生まれるものは何ですかと言われたらこのデータとアセスメントなんですよね。だからこそ、生まれてくる財産を成長エンジンの二つに。車のタイヤの前輪後輪のようにしていきたいって思っています。今までデータとかアセスメントっていうものが重視されず・・・。反省点を言うと、プロジェクトやったらプロジェクト終り。そこで終わってしまっていて、プロジェクトの結果、生まれてくるデータとか、そのプロジェクト後の評価とかっていうことがきちんと活用できていなかったから、これを活用するっていうことが重視したいポイント二つ目ですよね。三つ目の要素は、やっぱりこのデータとアセスメント結果を用いて、パーソルグループ外の会社へのサービス提供の拡大ですね。

特に2023年は大きくなった時にグラグラしないようにしっかりとした基盤作りをしたいですね。リソースの拡充と適材適所で、ひとりひとりの社員の成長。あとは社員の成長機会の増加ということも一緒に、土台をしっかり固めた上で、さっきの3つに成長を乗っけて行きたいなって思っています。基盤づくりされてない環境だと心の余裕を持てないし、他者理解とか、他社配慮にもつながらないし、実行してみようとか、興味を持って見ようとかならないじゃん。だからそういう意味で安定して持続的な成長をやるって言っている以上、適切なゆとりを持った経営をしたいですよね。


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