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なにをやっているのか

社員と会社周辺にある麦畑
弊社主力商品「金沢百万石ビール」
有限会社わくわく手づくりファーム川北は1998年に設立された農業法人です。 メンバーは正社員7名、パートを合わせて11名のとても小さな会社です。 県外出身者も在籍し、20代~60代まで幅広い年代が活躍しています。 現在は石川県川北町に拠点を置き、全国へ向けて地ビールを製造販売しています。

なぜやるのか

ホップ畑
醸造風景
“麦から手づくりの地ビール” 弊社製品は北陸が一大生産地である六条大麦を使用してビールを製造しています。 ビールを作る際は普通二条大麦を使うことが主流ですが、 あえて「地物」である六条大麦を使い、 そしてクオリティを下げることなくビールを作ることができました。 なぜ私たちがそこまで地物にこだわるのか… それは会社所在地「川北町」の基幹産業である「農業」を盛り上げたいからです。 弊社社長は農家の長男として生まれ、 大学進学のため上京した以外は川北町で過ごしました。 新卒でサラリーマンになりましたが、脱サラし 今から約20年前地元の有志を募って 「わくわく手づくりファーム川北」を設立しました。 なぜビールなのか… それは、転作で麦をつくることができるからです。 今では自社開発の「麦芽乾燥機」を使い、 自家製の麦芽を作ることが出来るようになりました。 しかし、最初は全く売れませんでした。 そんな時「北陸新幹線が開通する!」というきっかけから デザインをさらにレベルアップし、 より多くの方に金沢百万石ビールを知っていただくことになりました。 現在では輸出にも力を入れ、アメリカ、台湾、香港、シンガポールの 4ヵ国でも金沢百万石ビールを広げています。

どうやっているのか

麦刈り風景
ホップと六条大麦
“私たちの製品づくりのモットーは「手づくり」であること。” そのために麦づくりは一番力を入れています。 ところで、六次産業という言葉をご存じでしょうか。 六次産業とは、 《一次産業(麦づくり)×二次産業(醸造)×三次産業(販売)》 一次~三次産業を掛け合わせた産業です。 この全てが成り立つからこそ私たちはこだわりのビールを作ることが出来ます。 どれかがゼロになっては成り立ちません。 この特徴はどの地ビールメーカーにもない私たちにしかできないことです。 これからも、地物を生かした製品づくりで川北町から世界へ躍進していきます。