【人財版令和の虎】野口社長が1,500万を即決したZEN大学18歳・井上幹太さんの正体。主宰・榊󠄀原清一が目撃した「不登校秀才」の劇的変貌と、EMOLVAが求める真の覚悟。
Wantedlyをご覧の皆さん、こんにちは。
株式会社EMOLVA代表の榊󠄀原清一です。
私が主宰を務める「人財版令和の虎」も、回を重ねるごとに熱量を増しています。
日々、多くの志願者と対峙していますが、中には「この出会いは一生忘れないだろう」と確信させるほどの衝撃を放つ若者が現れます。
今回ご紹介したいのは、まさにその一人、井上幹太さん。
彼は18歳という若さでありながら、12年間の不登校、そしてフリーランスエンジニアとしての実績、さらには「受験版令和の虎」での挫折と再起など、あまりにも濃密な人生を歩んできました。
しかし、私がこの記事で本当に伝えたいのは、彼の華々しい経歴ではありません。
収録という限られた時間、虎たちの鋭い問い、そして張り詰めた空気の中で、一人の人間が殻を破り、「覚悟」という名の変貌を遂げた「瞬間」についてです。
私自身の言葉で、あの日起きたドラマを振り返ってみたいと思います。
(1) 18歳の「不登校プロエンジニア」、井上幹太という異才
井上幹太さん。初めて彼と対峙した時、その「落ち着き」に驚かされました。
18歳、ZEN大学の一期生。
そして現在進行形でエンジニアとして活躍している。
彼は自身のバックグラウンドを語り始めました。
「不登校を12年やっておりました。
思いに寄り添うことができるのが僕たちのバリューになる。」
彼の希望は、社内ベンチャーとして「不登校の学生を支援するラボ」を設立すること。
希望年収は1,500万円。
一見すると、非常に大きな数字です。
しかし、彼は淡々と、そして流暢に自分のプランをプレゼンしていきます。
中学2年生からウェブライターを始め、そこからエンジニアへ転身。
すでに大人たちと対等に渡り合い、リモートで稼ぐ力を持っている。
その佇まいは、並の社会人よりも遥かに洗練されていました。
「今のところマネタイズポイントは考えていません」
そう言い切る彼に、虎たちはざわつきました。
ビジネスとして成立するのか、それとも単なるボランティアなのか。
しかし、彼は「R&D(研究開発)として10年、20年の単位で見てほしい」と、長期的なビジョンを語るのです。
ここまでの彼は、まさに「完璧な志願者」に見えました。
言葉に淀みがなく、知識も豊富。
しかし、その「完成度の高さ」こそが、私に一つの疑念を抱かせたのです。
(2) 現状打破への挑戦:理論武装の裏にある「危うさ」
彼がかつて「受験版令和の虎」に出演していたことは、視聴者の皆さんもご存知かもしれません。当時の彼は「京都大学合格」を掲げ、見事に「条件付きオール」を勝ち取りました。
しかし、蓋を開けてみると、その後、志望校を東大に変え、最後には慶應SFCを受験して不合格になっています。
結果として、今の彼はZEN大学という新しい選択肢の中にいます。
私は、彼の流暢なプレゼンを聞きながら、どうしてもそこが引っかかっていました。 「優秀であることは間違いない。でも、彼は本当に最後までやり遂げる男なのか?」
野口社長(株式会社CBTソリューションズ)が、
「出した人にはどんなメリットがあるのか?」
と鋭く突っ込みます。
それに対し、井上さんは
「エンジニアとしてSaaSやウェブアプリの開発ができる」
「会社側の要求するテーマで研究ができる」
と、ここでも理路整然と答えます。
しかし、どこか「他人事」のような、冷めた効率性を感じてしまったのも事実です。 「学生だから稼ぐこととやりたいことを両立できない」
「引っ越したばかりで生活費も必要」
理屈は通っています。
でも、そこに「熱」があるのか。
私は主宰として、彼のメッキを剥がし、その奥にある本質を曝け出す必要があると感じていました。
(3) 虎たちの「問い」が引き出す本質
後半戦、私は彼に最も聞きたかった問いを投げかけました。
「見かけの優秀さとそのやりきるところに、ちょっと僕はギャップを感じてる。
その辺、自分なりに説明できるところはありますか?」
この時、場の空気が一変しました。彼は一瞬、言葉を呑み込みました。
これまでの「スマートな井上幹太」が崩れ始めた瞬間です。
彼は、慶應に落ちた理由を話し始めました。
留学、仕事、そして受験。あまりにも多くのことを同時に抱え込みすぎた。
「言い訳がましくなるんですけど……」と前置きしながら語る彼の言葉は、初めて、18歳の等身大の弱さを孕んだものに聞こえました。
ここで岡田社長(株式会社ミライユ)から厳しい指摘が入ります。
「自分でも動けるはずなのに、なぜ1500万を会社に求めるのか。」
「ビジネスモデルが聞き慣れない」
それに対し、井上さんは必死に食らいつきます。
「学生という軸はズラしたくない」 「ビジネス、ビジネスさせたくない」
この「ビジネスを否定したいけれど、資金は欲しい」という矛盾。
ここに彼の葛藤が詰まっていました。
彼が守ろうとしているのは、自分のプライドなのか、それとも、本当に不登校の学生たちの未来なのか。
虎たちの問いは、さらに深淵へと向かいます。
「なぜ、不登校の学生を救いたいのか。君自身の経験だけが理由なのか?」
そこで語られたのは、亡くなったお姉さんの話でした。
学校のトラブルに巻き込まれ、悩み、亡くなってしまったお姉さん。
「姉のような学生も、自分のやりたいことが実現できる場を経験してほしかった」
その言葉が出た瞬間、彼の声のトーンが変わりました。
それまでの「効率」や「ロジック」ではなく、心の底から湧き上がる「祈り」に近い感情が、言葉に乗ったのです。
(4) 「変わる瞬間」:覚悟が未来を切り開く
物語が大きく動いたのは、ラストステートメントの直前でした。
虎たちの中には
「社内ベンチャーではなく、もっと大きな枠組みでやるべきだ」という意見も出ました。しかし井上さんは、頑なに「学生というコミュニティの純粋さ」を守ろうとします。
この時、彼の瞳に宿ったのは、迷いではなく「覚悟」でした。
誰に何を言われようと、自分は不登校の子供たちが安心して挑戦できる場所を、企業の論理に染められずに守り抜く。
そのために自分は虎の前に立っているのだという、強い自負。
その姿を見て、野口社長が力強く言い放ちました。
「相性が良すぎる。僕はやりたいこととほぼ一致している。少なくとも俺とはやろう。」
野口社長は、自身の娘さんも不登校で悩んでいた経験、そして今の教育システムへの課題感を重ね合わせ、彼に全額1500万円のオファーを出したのです。
さらに、山本社長(株式会社やまもとくん)からも全額オファー。
当初、彼の「やりきる力」を疑っていた私ですが、この時の彼の変貌には目を見張るものがありました。 批判を恐れず、自分の弱さを認め、その上で「譲れない一線」を明確にする。 その瞬間、彼は単なる「優秀な学生」から、一つのプロジェクトを背負う「リーダー」へと変貌を遂げたのです。
最終的に、彼は野口社長を選びました。
その理由は、「かっこいいおじさんが好きなので」という、彼らしいユーモアを交えたものでしたが、その根底には、不登校という社会問題に真摯に向き合う野口社長の姿勢への、深い共鳴があったはずです。
(5) 榊󠄀原社長が語る「人財版令和の虎」の真価:覚悟ある「虎」を待っている
今回の井上幹太さんの回を振り返って、私が改めて確信したことがあります。
それは「人財版令和の虎」の真価は、単なるマッチングや条件の提示ではなく、対話を通じて一人の人間が「覚悟」を決め、その瞳に宿る色が劇的に変わる「瞬間」を創出することにある、ということです。
収録の序盤、彼はどこか「冷めた秀才」でした。
エンジニアとしてのスキルを盾に、効率的な理論武装で自分を守っていた。
しかし、虎たちの容赦ない問いに晒され、自分自身の「言い訳」や「弱さ」と向き合ったとき、彼は初めて自分の心臓を動かしている真の動機——「亡き姉への想い」と「不登校の子供たちを救いたいという祈り」——を言葉にしました。
あの瞬間、彼の佇まいは完全に変わりました。
18歳の学生ではなく、一人のリーダーとして、人生のオーナーシップを握った男の顔になった。
私が経営する株式会社EMOLVAも、求めているのはまさにそんな「瞬間」を共に創り、駆け抜けていける仲間です。
今の時代、SNSマーケティングのスキルやエンジニアリングの知識を持っている人は、探せばいくらでもいます。しかし、自分の仕事の先に誰の幸せがあるのかを考え抜き、泥臭い現実を「やり切る」覚悟を持った人は、驚くほど少ない。
井上さんのように、一度は挫折したり、周囲と違う道を選んだりした経験があっても構いません。むしろ、その葛藤をエネルギーに変えて「世界にインパクトを与えたい」と本気で思っている人を、私たちは求めています。
EMOLVAは、SNSマーケティングのパイオニアとして、常に新しい挑戦を続けています。
- 圧倒的なスピード感で成長したい
- 自分の個性を武器に、市場価値を最大化したい
- 「自分がこのプロジェクトを動かしている」という手応えが欲しい
そんな野心や気概を持った方は、ぜひ一度、私たちの門を叩いてください。
「人財版令和の虎」で私が志願者たちの本質を見抜こうとするように、私はEMOLVAの採用においても、あなたの「履歴書」ではなく、その奥にある「魂」を見たいと思っています。
完璧である必要はありません。ただ、あなたが自分の人生に対して「覚悟」を持っているなら、EMOLVAにはそれを爆発させるための最高の舞台が整っています。
新しい時代を創る方たちの挑戦を、私は心から待っています。
代表取締役|榊原清一(さかきばらせいいち)
東京理科大学大学院卒業後、サイバーエージェントにてインフラエンジニアとして勤務。
その後、企業のSNSアカウント運用代行や、インフルエンサーを活用したプロモーションを含む、SNSマーケティングの総合戦略立案から実行までを手がける株式会社EMOLVAを創業。
2025年現在、10期目を迎える。自身も50万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーとして活動し、これまでに500社以上の企業にSNSマーケティングサービスを提供。
顧客はベンチャー企業から中小企業、大手企業、地方自治体、さらには国まで多岐にわたる。