みなさん、こんにちは!株式会社EMOLVA(エモルバ)広報担当のインターン生です!
突然ですが、治療院・ヘルスケア業界の採用や集客が、今どれほど過酷な状況になっているかご存じでしょうか?
先日、治療院・ヘルスケア業界に特化した人材・経営支援を展開されている株式会社スリーサイズ様からのご依頼で、弊社代表の榊󠄀原清一が「『今』集客と採用を動かす、治療院のSNS戦略」と題した特別セミナーに登壇させていただきました!
セミナー会場には、現場の最前線で採用や集客に悩むオーナー様・院長様が多数集まり、熱気むんむんの雰囲気に。今回は、スリーサイズ様のセミナーでお話しした生々しい「業界のリアルな数値」や「福岡エリアの実測データ」を紐解きながら、『人財版 令和の虎』三代目主宰でもある代表の榊󠄀原清一社長に、広報インターンの私がじっくりとお話を聞いてきました!
1. 驚愕の「11.3院で1人の奪い合い」。治療院業界が直面する採用難のリアル
広報:「榊󠄀原社長、スリーサイズ様でのセミナー登壇、お疲れ様でした!参加者の方々がスライドの数値やグラフを食い入るように見つめられていたのが印象的でした。特に『業界の現在地』として提示されたデータは、かなりショッキングでしたね……。」
榊󠄀原社長:「お疲れ様です。そうですね、治療院業界は今、他業種と比較しても極めて厳しい採用環境に置かれています。スリーサイズ様のお客様である院長先生方とお話ししていても、一番の課題はやはり『欲しい人材が採れない』ということでした。セミナーでもお示ししましたが、数字を見ると現状が非常によく分かります。」
【セミナーで提示した治療院業界の凄絶なリアル】
■ 大卒求人倍率(従業員300人未満の中小企業):1.43倍
■ 柔道整復師の求人倍率:なんと【8.98倍】!
■ 10年前の環境:施術所 45,572か所 / 受験者 6,858人 ➔【6.6院で1人】
■ 現在の環境 :施術所 50,924か所 / 受験者 4,513人 ➔【11.3院で1人】
※施術所数は全国のコンビニ店舗数(約51,702店)とほぼ同等!
広報:「全国のコンビニと同じ数の治療院があって、いまや『11.3の院で1人の新人を奪い合っている』状態なんですね……!これは普通に求人を出しても採れないわけです。」
榊󠄀原社長:「その通りです。さらに求職者の行動様式も『タイパ(タイムパフォーマンス)』重視に劇的に変化しています。Indeedやジョブメドレーなどの求人媒体で『福岡 × 柔道整復師』で検索すると600件以上の求人が出ますが、求職者が『土日祝休み』という条件チェックを1つ入れただけで、求人数は一気に50件(9割減)まで絞り込まれてしまいます。求人サイトは今や“出会う場所”ではなく“条件を比べる場所”になっているのです。給与や休日、福利厚生の比べ合いになったら、規模の大きい大手企業に勝てるはずがありません。だからこそ、『条件で比較される前』にSNSで名前と認知を獲得しておくことが絶対に不可欠なのです。」
2. 「17万回再生で来院・応募0人」の罠。バズと成果の“あいだ”にあるもの
広報:「セミナーの第2章で登場した『17.5万回再生されたのに来院(応募)は0人だった院』と『700回再生で成果に繋がった院』の実例も、みなさん深く頷かれていましたね。」
榊󠄀原社長:「はい。同業の支援者様が公開されている兵庫県西宮市の事例ですが、17.5万回再生されたバズ動画からは来院が0人だったのに対し、わずか約700回再生の『変形性膝関節症』の解説動画からは70代女性の来院に繋がっています。多くの経営者様が『バズれば人が集まる』と勘違いされていますが、再生数と成果は比例しません。むしろ逆のことすらあります。」
広報:「なぜ、そんな逆転現象が起きるのでしょうか?」
榊󠄀原社長:「届いている『相手の場所(潜在層か顕在層か)』が違うからです。TikTokなどのショート動画が届くのは、まだ今すぐ困っていない『潜在層』です。人数は非常に多いのですが、その日すぐに転職や来院を決めるわけではありません。一方で、YouTubeなどで『脳梗塞 リハビリ』『肩 集中トレーニング』と検索して長尺動画を見る方は、今まさに困っている『顕在層』です。弊社が運用を担当している『脳梗塞リハビリセンター様』では、動画の再生数自体は数千回ですが、体験に来られた方の約15%が『YouTubeで知った』と回答されています。」
【SNSの「役割分担」と「導線設計」】
① TikTok(集める) :認知・拡散。潜在層に「存在を知ってもらう」
② Instagram(確かめる):ブランディング。世界観や働き方を見せて「惚れさせる」
③ YouTube/X(信頼) :深い情報量・親近感で「確信に変える」
④ 公式LINE/予約ページ :受け皿。面接なし・来社不要で「応募・予約へ運ぶ」
榊󠄀原社長:「『TikTokでバズったのに人が来ない』というお悩みは、ショート動画という“認知をつくる道具”に対して、“直接的な来院や応募”という右側の成果を求めてしまっていることが原因なのです。」
3. 福岡の治療院SNSを実測調査!「一次情報型」の椅子はまだ空いている
広報:「今回のスリーサイズ様セミナーに向けて、榊󠄀原社長は福岡エリアの治療院SNSアカウントを実際にリサーチ・分析されたんですよね!」
榊󠄀原社長:「はい、2026年7月末時点で福岡の院のアカウントを実際に徹底調査いたしました。その結果、治療院の発信は明確に3つのタイプに分かれていることが判明したのです。」
【福岡の治療院SNSアカウント実測調査結果】
① エンタメ型(ダンス・トレンド音源・キャラクター発信):ごく少数
② 一次情報型(施術者の知見・独自の手技・専門的解説) :そこそこ
③ 院の紹介・お知らせ型(院内写真・キャンペーン告知) :★一番多い!
榊󠄀原社長:「実は、福岡で一番多い③の『院の紹介・お知らせ型』が、最も伸びていないコンテンツなのです。『当院は〇〇です』という自社目線のお知らせは、ユーザーからすれば見たい情報ではありません。一方で、施術者の専門的な知見や現場の知識を発信する②『一次情報型』のポジション(椅子)は、福岡ではまだまだ空いています。ここに戦略的に参入すれば、後発の院でも十分に勝機があります。」
4. 業界特有の「3つの壁」を突破する!グリーン警備保障様の月100名応募の裏側
広報:「ですが先生方からは、『うちの業界には独特のルールがあって難しい』という声も聞こえてきそうです……。」
榊󠄀原社長:「おっしゃる通りです。治療院業界には、他業種にはない『3つの壁』が存在します。」
【治療院業界が直面する3つの壁】
壁① 広告規制 :柔道整復師法24条・あはき法7条による「限定列挙」。
「根本改善」「〇〇専門」等の誇大表現が禁止されている。
壁② 商圏の限界:100万回再生されても、遠方の人は通えない(再生数=売上にならない)。
壁③ 人手不足 :施術中は撮影不可。専任担当も置けず、継続できない。
広報:「この厳しい条件の中で、どうやってSNS運用を継続・成功させるのでしょうか?」
榊󠄀原社長:「その答えが、弊社が伴走支援している『グリーン警備保障様』の事例にあります。警備業界も、60歳以上が47%を占め、有効求人倍率が6.7倍〜14.4倍という超人手不足業界です。そこで私たちは、単に『警備員募集』と発信するのではなく、『100kg超え警備員のガチすぎる昼飯(大食い×現場のリアル)』というコンセプトを徹底設計いたしました。
『現場の日常×ギャップ』を狙ったこのアカウントは、1年で累計1億回再生を突破し、当初3年かかると想定していた採用目標をわずか1年で前倒し達成、毎月70〜100名のエントリー(応募)を獲得し続けています。一見、偶然のバズに見えるかもしれませんが、これは『業界を読む ➔ 隠れた武器(制服や現場の素)を見つける ➔ 役割分担 ➔ 導線設計 ➔ PDCAを回す』という徹底的な仕組みづくり(コンセプト設計)の成果なのです。」
5. AI時代に選ばれる唯一の武器。「一次情報(知識 × 主観)」を出せ!
広報:「最近は生成AIの進化が目覚ましいですが、これからのSNS発信で一番差がつくポイントは何でしょうか?」
榊󠄀原社長:「『一次情報』を出せるかどうか、これに尽きます。ネットで検索すれば出てくるノウハウや綺麗なまとめ記事は、AIが数秒で量産できる時代になりました。AIが作れる一般的な情報には、もはや何の付加価値もありません。」
広報:「社長ご自身のアカウントでも、それを証明する実験をされたんですよね!」
榊󠄀原社長:「はい。私個人のTikTokアカウント(アニヲタ榊󠄀原社長)で検証を行いました。誰でも調べられる『泣けるアニメTOP5』という知識動画(BEFORE)から、『このアニメキャラのビジネススキルは何点?』という【作品の知識 × 私自身の事業経営の経験(主観)】を掛け合わせた動画(AFTER)へ変更したのです。その結果、同じ人間・同じアカウント・同じアニメの投稿にもかかわらず、視聴数は61倍(97万回再生)、シェア数は55倍、新規フォロワー獲得数は23倍という圧倒的な差が出ました。」
【AI時代に勝つ「一次情報」の構造】
× 知識・ノウハウ(誰でも書ける・AIが量産できる)
〇 知識・知見 × 【あなたの現場の経験・独自の主観・物語】(あなたにしか出せない!)
榊󠄀原社長:「治療院の現場で働く先生方が毎日患者さんと向き合っている『施術の現場』『新人研修の空気』『患者様とのストーリー』こそが、AIには絶対に真似できない最強の『大砲(一次情報)』なのです。新しく特別なものを撮影する必要はありません。『いつもの院の日常』を正しく切り取って届けることが、最大のブランディングになります。」
最後に:スリーサイズ様と共に、治療院の未来を動かす
スリーサイズ様とのコラボセミナーを通じて、EMOLVAがご提供しているのは単なる「動画の編集・バズらせ支援」ではなく、「企業の信用を作り、事業成果(採用・売上)を最大化させるための戦略伴走」なのだと深く実感いたしました。
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「SNSマーケティングの本質を追求したい!」 「クライアントの事業課題を根本から解決するディレクションに挑戦したい!」
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