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島さん
第二ERP本部 東日本ソリューション部 第四グループ所属
2019年 4月~ テクノスジャパンに新卒入社
2019年 8月~ 調味料メーカーにてSD(販売管理)領域のSEとして参画
2020年 1月~ 飲料メーカーにてPM事務補佐として参画
2020年 7月~ 調味料メーカーにてSD領域のSEとして参画
2020年 11月~ 船舶運航会社にてFI(会計)領域のSEとして参画
2022年 4月~ 同PJにてFI領域の運用保守Jrコンサルとして参画
2023年 4月~ 同PJにてFI領域の運用保守コンサル兼サブリードとして参画
社会人7年目。現在、船舶運航会社のERP導入PJにてサブリードを任されている。大人しいという印象を持たれつつも、実は意外とフットワークが軽い一面も・・?
――まずは、ERPコンサルの業務内容について教えてください。
2022年から現在に至るまで、船舶運航会社の会計領域のプロジェクトに携わっています。主な業務は、顧客折衝や運用保守です。
顧客折衝に関しては、クライアントとの会議のファシリテートや稼働している会計システムに関する改善要望のヒアリング、お問い合わせへの対応業務を担っています。
運用保守に関しては、会計システムのメンテナンス、不具合の対応や内容整理、またSAPがバージョンアップするたび、クライアントの業務に合わせて適用させるのが主な業務です。
――去年からはサブリード(マネージャー)の役割も担っているとお伺いしました。
サブリードとは具体的にどのような役割なのでしょうか?
メンバーのタスクや進捗管理、PJアサインメンバーの調整が主な役割です。単にメンバーをアサインすればいいというわけではなく、その人自身のスキルや経験値なども踏まえて決定していきます。
プロジェクトを円滑に進めることが求められるポジションなので、責任や緊張感もありますが、同時にやりがいも感じています。
――SEとコンサル両方の経験がある島さん。ERPコンサルだからこそ必要なスキルは何だと思いますか?
ユーザーのニーズを読み解く「読解力」、そしてそのニーズを自分が持っているSAPの知識と結びつける「変換力」ではないでしょうか。
クライアントの要望や課題を聞き、本質的な解決要素を読み解く力はコンサルタントとして必要不可欠です。また同時に、自分やメンバーが持っている知識、スキルと紐づけて課題解決していくことが大切だと思います。
またSEの経験もあるからこそ、クライアントに対しては技術寄りの会話をして、コミュニケーションが一方通行にならないように気をつけています。
実際にコンサルタントを経験してみて、SEの知識はベースで持ちつつも、クライアントに寄り添いながら話すことで、認識の相違を生まないことが大事だと気づきました。
私の場合、直接コミュニケーションを取るのは経理や財務のご担当者さまです。なのでSAP用語をそのまま使うのではなく、一般的な会計用語に変換して話すようにしています。
もともと会計の知識はありませんでしたが、入社前に取得した簿記3級の知識や、実務を進める上で自然と身についた知識が役立っていると実感しています。
――島さんが思う、ERPコンサルに向いている人を教えてください。
どのような人が読解力や変換力を持っていると思いますか?
「会話が得意な人」や「俯瞰で全体を見られる人」が向いていると思います。
ERPシステムはそれ1つで、会計、物流、勤怠、購買管理に至るまであらゆる領域を扱います。プロジェクトのなかで各領域にいるメンバーとの連携が求められるので、全体を見渡しながら各所と円滑にコミュニケーションを取らなければいけません。
私個人の考えにはなりますが、必ずしも論理的思考や探求心の深さといったシステム寄りのスキルが、最重要なスキルではないと思っています。
むしろ、そういったシステム寄りのことが得意なメンバーとクライアントの架け橋となり、両者の方向性を一致させられる人が向いているのではないでしょうか。
――では島さんのようにシステムエンジニアからコンサルタントへ転身するとき、エンジニアとしての経験はどのように生かすことができますか?
エンジニアの方は、すでに製品知識や現場の実例を押さえているところが大きなアドバンテージです。ERP製品はあらゆる領域で使われますが、ご自身の経験領域から他領域へチャレンジする際、その経験値はきっと足掛かりになります。
コンサルタントとして大事なのは、その足掛かりをもとにERP製品の全体領域まで視野を広げていくことです。
業務のなかにユーザー業務のフロー書き起こしがありますが、システム実現性をベースに考えながらも、クライアントが日常使いしやすいように整えなければいけません。その使いやすさを考える際に、ERPの各領域のつながり方を把握していることが重要なのです。
ずっとシステムエンジニアをやってきて次のキャリアとしてERPを検討する方でしたら、SAPへ落とし込むときにも、エンジニア時代の業界知識が大きく役立ちます。
案件としてSAPに切り替える企業を担当する際には、もともと使っていたシステムに対してすでに知見がある、なんて場面もあると思います。
――ERPコンサルの魅力ややりがいを教えてください。
あらゆる業界の構造や知識を深く学べるのは、やはり魅力的なポイントですね。
今は船舶運航会社を担当していますが、船舶業界って日常生活とは馴染みのない業種だと思います。普段関わることのない業界を知れるのは面白いと思います。
もちろん、食品や化粧品など身近な業界に深く関わるのも面白そう!
いずれにせよ、クライアントの業界構造を学べるのは魅力ではないでしょうか。
また、ERP製品を導入する企業は比較的規模が大きいのが特徴です。目に見える形ではないけれど、その企業が経営を続けるうえで重要なシステムを私たちが動かしている。これもまたやりがいを感じる部分ですね。
現在会計領域のERP導入を担当しているので、クライアントが無事決算報告書を公開できたときはやはり安心します(笑)。自分もその会社のメンバーのような意識が芽生えます。
――ここ数年、DXというワードが広く浸透しています。ERP製品へのニーズはやはり感じられますか?
非常に感じます!
ERPを導入したとしても、現場ユーザーが業務で使用する情報は集めきれないという課題があります。またリアルタイムで状況を把握するために、より細かい単位やアクセスしやすい環境でのデータも求められます。
それらの情報を整理しやすくしたり、情報統制しつつもデータへのアクセスを容易にして分析に役立てたりすることが、次のDXへのニーズ、トレンドになるのではないでしょうか。
――テクノスジャパンでは、スキルアップするためにどのような制度が設けられているのでしょうか?
SAPでいうと、SAPジャパン社の公式研修を受講し、社内のナレッジやテキストを生かしてSAP認定コンサルタント資格取得の勉強ができます。また、メンバーが有志でSAP勉強会を開催することも!
SAP社主催のハッカソンに参加して最新ツールのSAP BTP(Business Technology Platform)※に触れることもでき、SAPを知らない状態でもしっかり学べる環境が整っています。
※SAP BTPとは?
SAP BTP(Business Technology Platform)は、データ管理、アナリティクス、人工知能、アプリケーション開発、自動化、統合の機能を統一された環境にまとめたプラットフォームです。SAP Analytics Cloud(SAC)を組み合わせることで、データ分析によるビジネスインテリジェンスや予測分析を提供します。
知識がなくて不安という方も、入社後もちゃんとスキルを伸ばしていきたいという方も、ぜひテクノスジャパンが提供する環境をたくさん活用してほしいなと思います。
皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!