「公務員だった経験が、今になってすごく価値になっていると感じます」
そう話すのは、公務員予備校CAMPUS™で受験生支援からセールス、マーケティング、業務改善まで幅広く担う林 宗弘さんです。
公務員として働いた経験も、受験生として試験に苦しんだ経験もある林さん。現在は、その一つひとつを、挑戦の途中にいる受験生の力に変えています。
なぜ公務員からスタートアップへ進んだのか。どのような思いで受験生と向き合っているのか。そして、CAMPUS™で働くやりがいと大変さとは。仕事のリアルについて聞きました。
▪︎ 林 宗弘
大学卒業後、特別区職員として区役所に勤務。公務員として働くなかで自身のキャリアを見つめ直し、民間企業への転職を考え始める。LINEマーケティングを学びながら仕事を探すなかで、株式会社セレクトエージェントと出会い、CAMPUS™に参画。現在は、自身の受験経験と公務員経験を活かした面接指導やエントリーシート添削に加え、受験生相談会、セールス、マーケティング、業務改善など、幅広い業務を担っている。
「オンライン公務員予備校」には、最初は惹かれていなかった
––– セレクトエージェントと出会ったきっかけを教えてください。
民間企業への転職を考え始めた頃、知人から「何かスキルを身につけた方がいい」と言われ、LINEマーケティングを学んでいました。コンサルティングを受けながら仕事を探すなかで、セレクトエージェントの募集を見つけたのがきっかけです。
正直に言うと、オンラインの公務員予備校には、最初はそこまで魅力を感じていませんでした。公務員として働いた経歴も、自分では特別なものだと思っていませんでした。
––– CAMPUS™に対する印象が変わったのは、なぜですか?
代表の一星さんとお話したことが転機となったなと思います。公務員試験の市場性や、合格実績に伴ってサービスの価値が高まる事業の可能性に惹かれました。それ以上に、CAMPUS™が提供する受験生支援のあり方に共感しました。
私自身、受験生時代は大手予備校に通い、多額の費用を払っていました。しかし、筆記対策は充実していても面接練習は一度きりで、講師一人に対し大勢の受講生がいる環境でした。
一方、CAMPUS™では受験生と双方向でやりとりしながら、面接やエントリーシートまで一人ひとりに向き合い、合格まで伴走しています。それを比較的手の届きやすい価格で提供している。純粋に、「良いサービスだ」と感じ、入社を決めました。
受験に苦しんだ経験も、誰かを支える力になる
––– 現在は、どのように受験生を支援していますか?
面接対策を中心に、エントリーシートの添削や模擬面接などの個別指導を行っています。
特別区職員としての経歴を伝えると、受験生が真剣に耳を傾けてくれるようになります。しかし、私が価値を感じているのは職歴だけではありません。
私自身も公務員試験で苦しんだ経験があります。その挫折や苦労を、今まさに挑戦している受験生のために還元できることに、大きなやりがいを感じています。
––– ご自身の受験経験は、現在の指導にどう活きていますか?
私は受験生時代、コミュニケーションに苦手意識がありました。そこで「このままでは面接を突破できない」と考え、あえて接客業のアルバイトに変えた経験があります。
受験生のなかには、「筆記試験さえ頑張ればいい」と考えている方もいます。ただ、コミュニケーションに苦手意識がある人が面接を乗り越えるには、実際に人と話す機会を増やすことも必要です。
自ら試行錯誤してきたからこそ、単なる精神論ではなく、具体的に何をすれば変われるのかを一緒に考えられるのだと思っています。
一方で、試験内容や最新の傾向については、過去の経験だけに頼らないようにしています。CAMPUS™の教材を読み込み、AIも活用しながら学び直す。そのうえで、自分の受験経験や公務員経験を踏まえ、「合格する人に求められる基準」を見極め、受験生をそこまで引き上げることを意識しています。
その人の経験を、「自信を持って話せる言葉」に変える
––– 面接指導で大切にしていることは何ですか?
その人のなかにある経験や強みを見つけることです。
まずは、大学卒業から現在までにどのような経験をしてきたのか、丁寧に聞いていきます。一つひとつを掘り下げながら、本人が見落としている強みや、面接で活かせる経験を探し、公務員を志望する理由までをストーリーにつなげていきます。
経歴に不安を持つ受験生は多いですが、掘り下げれば必ず強みは見つかります。それを面接官に伝わる言葉へ変換していくのが私たちの役割です。
「こんな考え方はなかった」「これなら自信を持って話せます」と言ってもらい、表情が変わっていく瞬間は、すごく嬉しいですね。
––– 特に印象に残っている支援はありますか?
面接で本来の力を出しきれずにいた受験生に対し、内容ではなく話し方に課題があることを伝え、合格者の動画と本人の録画を見比べて一緒に改善点を確認しました。
すると、自分でも改善点を理解できるようになり、受け答えが見違えるほど変わりました。
受験生が自らの課題に気づき、見違えるように変わる瞬間があります。合格という結果だけでなく、自信を持って本番に臨めるようになるまでの変化に伴走できることが、この仕事の醍醐味だなと思います。
受験生支援から、セールス、マーケティングまで
––– CAMPUS™では、受験生への指導以外に、どのような仕事をしていますか?
受験生相談会で人前に立つことや、セールス、マーケティング、業務改善、トラブル対応など、本当に幅広い仕事をしています。
日々状況が目まぐるしく変化するため、一日の計画通りに進むことは稀ですが、未経験の業務にも次々と挑戦できる環境です。
最初は苦手だった人前での話や新しい仕事も、積み重ねることで自信に変わりました。これまで経験したことがない仕事にも挑戦できます。人前で話すことも、セールスも、マーケティングも、ここに入ってから経験しました。できることが増えると、自信にもつながっていきます。それは、自分にとってすごく大きな変化でした。
変化が多く、正解がない。それが現在のCAMPUS™。
––– 仕事のなかで、しんどいと感じることはありますか?
スタートアップなので、仕組みやルールがまだ整っていない部分もあります。新しいツールを使う機会も多く、想定していなかった問題が起こることもあります。
決められた仕事だけをしたい人や、変化を負担に感じる人にとっては、しんどい環境かもしれません。
一方で、決まっていないからこそ、自分たちでつくっていける面白さもあります。課題に気づいたら、改善方法を考え、提案し、実行する。誰かの指示を待つのではなく、自分で仕事を見つけて動くことが求められる環境です。
––– どのような人が、CAMPUS™で活躍できると思いますか?
チームやサービスに問題が起きたとき、「自分には関係ない」と切り離すのではなく、「自分にできることはないか」と考えられる人です。
受験生の人生に関わる以上、サービスに不備があれば、すぐに原因を考え、改善しなければいけません。目の前の相手に誠実に向き合いながら、自分たちの仕事や仕組みも変え続ける必要があります。
変化に柔軟で、自分自身も成長したいという気持ちがある人なら、すごく面白い環境だと思います。
公務員という枠の外へ、一歩踏み出したい人へ
––– 最後に、未来の仲間へメッセージをお願いします。
私自身も、最初から明確にやりたいことが決まっていたわけではありませんでした。それでも「自分を変えたい」「できることを増やしたい」という思いで、向き合ってきました。公務員としての経験は、受験生の不安を理解し、背中を押すための強力な武器になります。
CAMPUS™では、その経験を活かして誰かの挑戦を支えながら、セールスやマーケティング、組織づくりなど、自分自身の新しい可能性も広げられます。
誰かの挑戦を支えながら、自分自身も変わっていく。そんな環境で、次の一歩を踏み出したい方と一緒に働けることを楽しみにしています。