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「チャンスは、それを掴めるものにのみ訪れる」。社会の平和を支えるノビタスの3つの誇り

警察や官公庁のお客様に向き合うこと。事件の捜査に使われる、特殊かつ高度な監視カメラを扱うこと。どれもイメージのつきにくい事業ですが、ノビタスはその仕事にとても誇りを持っています。


ノビタスの代表である羽田野はこう語ります。
「チャンスは、そのチャンスをつかめる人の元にのみやってくる。だからこそ、プロフェッショナルとして、ポジティブに新しいことへ挑むことが成長への鍵です」

ノビタスの仕事はまさに、社会の平和を守る方々を裏から支えること。プロフェッショナルとしての仕事を提供し、お客様の満足以上のものを提供することをとても大切にしています。私たちだからこそ感じる悔しさ、私たちだからこそ感じられる喜び……そんな、”ノビタスだからこそ”が会社での日々にはあふれているのです。


今回は代表の羽田野に、ノビタスを象徴する「3つの誇り」についてインタビューしてきました。

・・・

ノビタスの誇り(1)「チャンスは逃さない。掴んでこそ、進化する」

――羽田野さんは、前職から警察や自衛隊の方向けの特殊資機材開発・販売のお仕事をされていたと伺いました。そもそも、なぜその業界に興味を持たれたのでしょうか?
小さい頃からとても意思の強い子供で、実は中学生の頃にはすでに「いつか起業しよう」と決めて学び続けていました。ノビタスでの事業に関する着想を得たのは、自衛隊や官公庁の方に向けて資機材を販売する商社に入社したという経験が大きいです。そこで初めて特殊資機材の世界に触れ、”これをレンタルすれば良いのではないか”とアイディアが浮かび、起業に踏み切ました。

――ノビタスの中では、”お客様に対してNoと言わない”という価値観が深く根ざしていますよね。
ノビタスで営業メンバーに話すのは、「お客様の御用聞きのプロになる」ということです。お客様に信頼していただき、ニーズを考え、先回りして価値を提供する。そして、Noと言わずお客様の欲しいものを実現する。それがノビタスの考える”御用聞き”としての営業です。


――御用聞き、ですか。なぜそのような思いが生まれたのでしょうか?
ノビタスは、監視カメラ業界のなかでもさらにニッチな、一部のお客様を専門とした会社です。だからこそ、ひとつひとつノビタスに舞い込むお話はとても大切なチャンスとなり得ます。
そこで、”No”というのは簡単です。できません、と言ってしまえばリスクは冒しません。でも、御用聞きとして、とても重要なチャンスを逃したことになる。お客様からの提案は全てチャンス。意見を受け取って、それを実現するために頭を働かせることが、個人や事業が進歩していく鍵だと考えています。


――小さなチャンスを逃さず、必ず掴むための重要なマインドが、”お客様の御用聞きになる”、”Noと言わない””というマインドにつながっているんですね。
まずは小さな依頼でも、それを大切に考えることが重要なんです。ディスカッションして、営業も技術もみんなを巻き込んで、良いものを作っていく。そこに仕事の面白さがあります。
その結果、ノビタスにしか作れない、世界で一つしかないものが作れる。それが会社の資産にもなりますし、「なんとかして成し遂げよう」とした試行錯誤は人間の厚みや深みになって来ます。仕事に対して多くの引き出しを持ち、信頼される人間になるために、チャンスを掴むことはとても大切なんです。


――ノビタスのお客様とのやりとりは、ほんの小さな失敗も許されない、徹底したプロ意識が必要です。そのようなプレッシャーに打ち勝つため、取り組んでいることはありますか?
もうこれに関しては、「プロとして、やると決める」ことです。プロとしてのプライド。プロとしての自信。そういうものがあれば、些細なことでも丁寧にやっていけるんです。
私自身は、プロとして「やりとげる」と決めています。できないかもしれない……とネガティブになっても仕方がない。できる方法をさがし、やり遂げること。そういう状況に自分自身を持っていくこと。
本当に強くそう思えるようになったのは、創業し、社員に対して責任を持つようになってからです。もちろん、全てにおいて”やりとげ”られているかといえば、決してそうではありません。「ラーメンは健康に悪いから食べない!」と思ったすぐ次の日に食べてしまうこともあるんですけどね(笑) 仕事に関しては、やりとげると決めたらやること。それがプレッシャーに勝つために必要なことでもあり、プロ意識を保つための秘訣です。


――お客様に向き合い、Noと言わず向き合って来た結果が今のノビタスを作っているんですね。羽田野さんから見る、”ノビタスだからそ得られる喜びの瞬間”を教えてください。
お客様と出会い、ニーズを聞いていく中で、深くわかりあい繋がり合う瞬間に出会うことがあります。その喜びは、何にも代え難いものです。
ノビタスは警察の方や官公庁の方とのお仕事を専門としており、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、”入札”という案件に参加することがあります。


入札とは、簡単にいうとお客様から「こういう商品が欲しい」という告示があり、それの要件を満たす商品を提供できる会社が、契約を目指して機能や価格を競い合うコンペティションのようなものです。
入札案件に参加するにあたり、お客様からあらかじめどのようなものが欲しいのか、どのような機能が必須なのか、詳しく伺うことがあります。それを伺い、お客様の理想通り、さらにはそれを超えるものを作ることができる瞬間。そういうとき、ノビタスからの一方通行だけでなく、お客様から「良いものを作っていきたい」というエネルギーを感じることがあります。全力でいいものを作ろうとする、不思議な熱い一体感が生まれるんです。


本当に必要とされている、その求めに本気で応えたい。そんな気持ちが社内を巻き込み、良いものを作り、お客様に喜んでいただく瞬間は、何にも代え難いです。
いまでも実は、とてもとても大切に保管している何年も前のお客様の名刺が手元にあります。一緒に何かを作り上げた喜びを忘れないため、大事な名刺入れにしまってあるんです。そうしてできたお客様との関係は、一生物。いまでもそのお客様がどこでどんな仕事をされているか気になりますし、何かあった時に駆けつけられるよういつでも準備をしているんです。
私のプロ意識の原点ですね。

ノビタスの誇り(2)「品質こそ全て。お客様の願いを素早く・完璧以上に叶えてこそのプロ」

――IoT化された監視カメラのニーズは年々高まっています。羽田野さんから見て、ここ数年の監視カメラや資機材の市場はどのように変化していますか?
まず大前提として、いわゆる”監視カメラ業界”とノビタスがいる”警察・官公庁向けの監視カメラ業界”は大きく異なっています。
時代の流れによって、人々のセキュリティに対する概念は大きく変わってきました。プライバシーを守ることも大切ですが、安全を守るために監視カメラを導入して、セキュリティを高めていくことへの意識が高まっているんです。監視カメラによって解決した犯罪も、今では数知れません。ドラマでよくあるような、「監視カメラに映っていたんです!」みたいなシーンって、本当にあるんですよ。
一方、多くの人が監視カメラを求めるようになったということは、市場が広がると同時に単価が落ちていく、ということでもあります。それに対しては、技術の努力や市場を切り開くこともとても重要になってくると思います。


――変化に対応していくのはものすごく大変なことだと思います。企業として努力していることがあれば教えてください。
ひとえに、品質にこだわり、お客様のニーズにあった商品を開発していくこと。これにつきます。
例えば、裁判員裁判がはじまって、いままで司法の世界にいなかった人たちが事件の解決に向けた証拠を目にするようになりました。何も知らない人たちに対してもはっきりと状況がわかるように、「もっともっと高画質の録画、もっと良い音声の録音、多くの情報が欲しい」という要望はノビタスのお客様からも耳にするようになっています。
先ほども言ったように、舞い込んだチャンスを逃さない。Noと言わずにノビタスとして、誇りを持ってニーズに応え、品質を向上する。刻々と変わるニーズや、求めるものの大きさに答えながら事業を展開していくことに対して、とても真剣に取り組み、努力しています。


――世の中の流れの変化、技術の進歩、お客様のニーズ……それらに真剣に向き合うことこそが企業努力なのですね。そんな中で、ノビタスが提供すべき商品も刻々と変化していると思います。その流れに対応した新しい製品や、ノビタスの主力商品はどんなものなのでしょうか?
IoTの監視カメラです。
いままでの監視カメラというと、当たり前のようにカメラ・レコーダー・それを繋ぐための配線がセットでした。しかしながらレコーダーは容量の限界があります。そのため、定期的なレコーダーの入れ替え、劣化した配線の交換などランニングコストがかかっていました。
それをIoT化し、すべての情報をネットワークを介してセキュリティが担保された場所に送り、保存することによって問題を解決しています。
一般的な監視カメラ業界では動画・音声のクラウドへの保存が主流になっています。しかしノビタスのお客様にお届けする商品においては、セキュリティの観点からこのような”ネットワークカメラ”と呼ばれる商品がメインです。
ノビタスのお客様の間でも、民間の監視カメラ業界でも、IoT監視カメラはまさにここから市場が大きくなっていきます。


――品質を守り、向上し、時代の流れに沿った商品を生み出すためには事業の舵取りがとても重要だと思います。羽田野さんは今まで、どのようにその流れを見極めてきたのでしょうか?
すべて事実から考えてきました。市場の動き、売れ行きの数字……いま集められるデータを全てかき集め、分解して、また組み直す。そうして見えてきたものに向かって舵を取っていき、それが結果的にお客様に本当に満足していただける商品を生み出すことに繋がっています。
まずはリサーチ。市場の動きを見極めること。そしてフィールド。お客様のもとへ出向き、実際の意見を聞く。この両方がとて大切なんです。
ノビタスの営業スタイルは、お客様に信頼されるパートナーとなり、共に社会をよくするものを作っていくこと。無理な営業や求められないものを届けるということを絶対にせず、お客様との信頼関係を何よりも大切にします。だからこそ、お客様も「こういうものが必要になると思う」という意見を信頼して教えてくださる。
実際、その意見が一番当たるんです。導いてもらったことも何度もあります。


――信頼関係から生み出される確かな品質、そして品質によって生み出される信頼関係……それがノビタスの真髄なのですね。

ノビタスの誇り(3)「全てはお客様のために。先端知識を身につけ、一流となる」

――扱っているプロダクトの難しさゆえに、求められる知識のレベルはとても高いですよね。最新の知識を常に学んでいるからこそ生まれた大きなアイディアやエピソードがあれば教えてください。
たくさんありますが、創業初期の印象的なエピソードをひとつ。
今では信じられないかも知れませんが、監視カメラの映像は長らく”ビデオテープ”への録画だったんです。なぜなら、デジタルのものだと改竄できてしまう懸念があったから。当時、ほぼ全ての警察・官公庁はテープによる録画を行なっていました。
でも、テープは管理がとても大変です。大きいし、重たい。それを、ノビタスではずっと「SDカードにしましょう」と伝え続けていました。まだテープが主流な時代に、です。
結果的に、あるお客様がSDカードを取り入れたことで、一気にSDカード式の監視カメラは主流になっていきました。
知識を身につけ、先を見据えることはお客様を助けることにも繋がると思っています。


――社内で最新の情報を取り入れるために、どのようなことをされていますか?
学習のスタイルは社員それぞれに任せています。私自身も、卒業したMBAのネットワークを駆使して情報を仕入れたり、学んだりは欠かしません。
営業としては、やはりお客様に提供できるトピックが多いことが一流の証です。「今はこんな技術が流行っています」とか、「こういう方法で実現できますよ」とか、それが強い信頼感に繋がることもあります。
全社的に学習意欲が高い人が多く、それがノビタスの基本的な営業スタイルと信頼されるプロの仕事を生み出しています。


――これからのノビタスをより良くしていくために、どのような人材が必要でしょうか?
情熱があり、意志が強く、お客様を大切にできる人です。
ポジティブな熱意がある人にはチャンスが舞い込んできます。チャンスに対してのめり込み、周りを巻き込めるエネルギーは本当に強いです。
また、やはりお客様を大切にできる、プロとして仕事ができるということは何よりも大切です。ノビタスのお客様の多くは、私自身が長くお付き合いをしてきている方々です。本当に大切なお客様なので、やはり私自身、そのお客様から離れるのは寂しくて辛いと感じることもあります。
でも今は、経営規模的にも私自身は経営者として全体を見渡せる立場に行かなくてはいけないと強く感じています。だからこそ、信頼して任せられる営業マンと一緒に仕事がしたいです。


――”意志が強い人”というのどのような人でしょうか?
一言で言えば大志を抱いている人です。”自分はこうなりたい”という強い意志が、仕事への情熱を生みます。
企業で仕事をしていて、共通の価値観の中で仕事をするのはとても大切ですが難しいことです。でも、仕事をし、お金を稼いで、自分の人生を設計していく……ということは、どの会社に行ってもやっていかなければなりませんようね。
そうであれば、自分の人生を設計することに責任を持ち、具体的でなくとも心の中で「こんな人間になりたい」という意志が強い人であれば、大きなことを成し遂げられると思っています。


――社員がそれぞれ自分の意思を持ち活躍できるようになるため、どのようなことに取り組んでいますか?
今は、それぞれに権限を持ってもらい、自由に仕事ができるように仕組みをつくったり、社内の構造を変えている最中です。組織をフラットにして、少ない人数でまずはやってみるというのが当たり前の環境を作っています。
仕事にも、自分の人生にも責任を持つことがプロ意識を作り、それがノビタスの事業を成長させてくれると確信しています。


――採用に力を入れ、営業・技術共により大きく育っていく過程のノビタス。これから5年、10年先、ノビタスをどのような会社にしていきたいですか?
今まさにノビタスは、様々な才能がそろってきている段階です。
お客様との信頼関係を作る営業。より良いものを開発し生み出す技術。そして、会社を作り、守る人事や内勤のメンバー。キャパシティは大きくなり、できることはどんどん増えて行っています。それぞれに活躍できる場を作り、より素晴らしい価値を提供できる会社にしていきたいです。
事業の面からいえば、警察や官公庁のお客様だけにとどまらず、民間向けの商品の開発も視野に入れています。私の仕事は、その方向性を定めること。
「言われたことだけをやる」「お客様に求められていないものを売る」……そんなことは絶対にせず、ノビタスが大切にする誇りを持って、事業を大きくしていきたいと思っています。

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ノビタスの事業は、これらの思いによって支えられています。
「お客様に求められるものを届けること」「社会の役に立ち、平和を支える仕事をすること」「プロとして品質や知識に責任を持つこと」。どれも簡単なことではありません。でもだからこそ、得られる喜びも成長も、とても大きなものです。
ノビタスは今まさに拡大のフェーズ。羽田野のいう通り、様々な才能が揃い多くのことにチャレンジできる環境が整い始めました。
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