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老舗ベンチャー企業⁉︎単なる和菓子屋で終わらない、攻めの第2創業期が始まる

未来の為にも今変わらなきゃならない理由

仙台でどら焼きを売り続けてきた、創業73年の老舗和菓子屋。地元ではすっかり認知され、「餅入りどら焼きのこだま」として親しまれてきました。

でも、これからもそれだけでいいのか?
目まぐるしい現代において、これまで同様、ただただどら焼きを作り販売する…たしかにそれでも、今まで築き上げてきた信頼感や知名度でやっていけるでしょう。
しかし、それは老舗としての暖簾の上にあぐらをかいているだけでは??

先々代、先代がお客様と作り上げてきた信頼と実績。では次の73年間を見据えた時、ただ今までのように製造販売していただけで、それらを守り、より豊かにしていけるのか??

私たちが出した答えは「NO」です。

多様に変化し速度を増す現代において、次の世代へと繋げていくためにも、老舗の守りに入るのではなく、時代の空気を感じ取りこちらも変化適応しなくてはならない。
もちろん今までの歴史など老舗として大切にしていく部分は疎かにしません。しかし同時に、未来へ向けて攻めの姿勢へと変化する。
それが、本当の意味で老舗として歴史を受け継ぎ伝承していくということになる。そう考えています。

まずはここから!第2創業期のスタートとなる『こだま部屋プロジェクト』

では、具体的にどう攻めていくのか?そのとっかかりとなるプロジェクトをご紹介します。

まずは、73年の長い歴史を振り返り、その思い出や記憶を一目で体感できる空間作り。
その空間を設ることで、取引先など商談にお越しいただいた方々への何よりのプレゼンテーションとなり、弊社がどういう会社なのかを言葉だけでなくイメージと共に理解することに繋がる。
そして、昔を知らない従業員へ向けても、自分達の職場をより深い意味で知ることに繋がる。
これは、対外的にも対内的にも重要なブランディングです。
なぜなら、それは73年の歴史の伝承となり、訪れたひとりひとりが語り部となることを意味し、未来へ繋がるストーリーの発信源となるからです。

これを実現したのが事務所兼応接間の大改装『こだま部屋プロジェクト』です。

過去の商品サンプルや資料が雑然と置かれ、誰の目の注意も引かなかった状態から、それぞれのアイテムが再び生命を得て、己が何者なのか語り出す。

貴重な過去の記憶となる写真や、今では使われなくなった道具も利用。

特に、この通称『記憶の壁』では、そういった昔の品々のディスプレイに、これまた昔使われていた番重という木製のトレイを利用。可能な限り思い出の品で構成する新しいアートとして仕上げることで、今までただの「物」だったものが「作品」として目に映り、息を吹き返したように語り出します。

第2創業期は始まったばかり

さて、今回ご紹介したのは、これから始まる新たなこだまのどら焼のほんの序章に過ぎません。
この『こだま部屋』の本当の完成へ向けて更に手を入れていくと共に、今後は発信にも力を入れて取り組んでいきます。
SNS等を利用したメディア戦略から、超ビッグプロジェクトの始動。老舗どら焼き屋なんてイメージには到底収まらないような、面白いプロジェクトばかりです。

そして、こういった取り組みが始まった以上、未来を生きる若い人たちは是非巻き込んで一緒に盛り上げていきたいところ。
老舗で現代的なブランディング戦略に携わるという、大変面白いフェーズが始まっています。
ご興味がある方は是非お気軽にお問合せください!

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