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【社長インタビュー前編】投資歴30年を超える東京総合研究所社長・大山充に聞いた10のコト

こんにちは!東京総合研究所広報担当です!

今回は株式会社東京総合研究所の社長であり、個人としては投資歴30年を超える大山充に「投資顧問業とは何なのか」・「投資をしていてよかったこと」・「東京総合研究所の強み」などの質問にお答えいただきました。


1.「東京総合研究所ではどんなことを行っているのですか?」


大山:金融庁登録の元、投資顧問を行っています。(関東財務局長(金商)第2507号)投資顧問の中でも、お客様の資金を預からず、テクニカル分析や30年以上の経験を生かしたアドバイスを専門としています。お客様にとって、資金を預けた投資顧問会社が倒産して資金を失うなどの心配をする必要がなく(社長は以前に、資金を預けたFX会社が倒産した経験があるため)、お客様の個人口座にアドバイスをするだけという透明性と安全性が高い方法を取っています。


下宮:最終的にお金を動かすのはお客様ご自身ということでしょうか。


大山:そうそう。


2.「東京総合研究所を立ち上げたきっかけはどんなことでしょうか。」


大山:通常、証券会社で口座を開くと、証券会社側は自社にとって手数料が多く取れる商品をなるべく多く薦める。それが業界の常識的なビジネスモデルになっていて、投資家側は不必要な売買を繰り返して収益に結びつかないことがある。また、その証券会社のノルマ的に売りさばかなければならない、本来、投資家があまり求めていないIPO(Initial Public Offeringの略で、ある企業が初めて株式市場に株を投資家に売り出すこと)も営業対象になってしまい、本当に良い銘柄を教えることがビジネスモデルの中心ではないので、本当に良い銘柄を紹介したい、手数料を稼ぐプロではなく「儲けさせるプロ」として、一人一人の投資家の役に立てるような仕事になれば良いな、と思って始めました。


下宮:社長は過去に、ご自身でも投資のアドバイスの業者に登録されたことはあるのでしょうか。


大山:ある。自分でも学生時代にいくつかの投資顧問に登録して、どこに専門性があり、どこがいい加減かということをすべて自分で経験してきた。その経験を踏まえ、自分が投資顧問としてどのようなアドバイスを送ることがお客様にとって最善かを常に考えてやっています。



3.「これまでの30年を超える投資家生活の中で、投資をやっていて良かったなと思った瞬間とエピソードをお教えください。」


大山:これは時々言ってるんだけど、断トツのエピソードは、株をやり始めてまだ半年くらいの頃に、生まれて初めてストップ高っていうのを味わったことだね。値幅制限一杯の上昇で、そのときその株を3000株持ってたから、合計で30万も勝ったの。ただ、そのニュースをラジオで聞く30分前に、当時の彼女と別れるということがあって(笑)

その二つの出来事の心の揺れ幅を比べたら、お金の力って大きいんだなぁって気付いた。お金は色々なものを救うのかもしれないって。


下宮:それは学生の頃ですよね。何系の業界の株だったのでしょうか。


大山:それはお砂糖だね。だから、精神的な苦しさもある程度お金が救ってくれる部分があるんだな、って思ったのよ(笑)



4.「今の質問は投資家としてのエピソードだったと思うのですが、投資顧問業をやっていてやりがいを感じる瞬間を教えてください。」


大山:それは、「今までどんなところに入ってもうまくいかなかった」と言っていた人から、「初めてうまくいった」・「相場が楽しくなった」と言われる時ですね。


5.「東京総合研究所の強みや他社との違いはどのようにお考えでしょうか。」


大山:まず他社に真似のできない部分としては、経験と統計的な解析力ですね。経験としては、デリバティブの市場に大きな影響を与えた、ブラックマンデー(1987)・湾岸戦争(1990~1991)・阪神大震災(1995)・アメリカ同時多発テロ(2001)・リーマンショック(2008)・東日本大震災(2011)といった混乱を、お客様を抱えながら対応したことが、今現在も日々の市場を見る際に役立っています。「緊急事態に投資家は何をすべきか」を学べたことは、日々の市場を見る力の礎になっています。

統計的な分析で言えば、まずは「普通の統計学」と「相場に対しての統計学」の違いをしっかり把握しているということが言えます。市場というのは天気や事故に合う確率などとは違って、観測者の行動がリアルタイムで反映される場所。「普通の統計学」がなかなか当たらなくなってくるというのはそういう理由がある。「人の心の動きが反映されるところが市場の難しさであり、面白いところでもあるよね。」


下宮:そうした分析は社長が学生時代に理系科目を専攻されていていたこととも関わってくるのでしょうか。


大山:そうそうそう。カジノでも、数学的には勝てない。それでも勝ち続ける人がいるのは、「運によって勝ち負けが決まるもの」と「実力によって勝ち負けが決まるもの」をはっきり区別できているから。そうした考え方ができるかできないか、ということも株式市場では重要になってくるよね。「どうして負けたのか」・「どうして勝ったのか」を総合的に分析しながら投資をする。ほぼ運で決まるものもあるけれど、「絶対にやってはいけないこと」をやり続けていると良い運には巡り合えないから、「やってはいけないこと」をやらないということを続けていくことが必要になってくる。


下宮:運に左右される部分ももちろんあるけれど、できる限り運に左右されるリスクを回避して、技術(分析と経験)で勝負できる状態に持っていこう、というのが社長のお考えなのでしょうか。


大山:そうだね。だから一つ言えることは、どんなに結果が良くても「調子に乗らない」ということ。


後編では、求める人物像、個人・会社としての今後の目標などについてお話していただきました!

この記事を読んで少しでも東京総合研究所の社風や雰囲気が伝われば嬉しく思います。
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