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心のブレーキを緩める物語~私の尊敬する人、祖母(父方)に関して~

はじめに

初めまして!Definer Inc.で代表をしています。

阪本 健太郎と申します。

Wantedlyは、共感採用というコンセプトを提言しているらしく、代表の価値観もしっかりと表明していこうと感じましたので、今回の記事を作成しました。(祖父に関する記事はこちらです。)


 掲題にある通り、私の父方の祖母に関してです。ちなみに、私は四人兄弟の末っ子でして、私が物心ついた時には、すでに祖母は60代後半でしたが、祖父と異なりエネルギーに満ち溢れた人でした。(祖父は仙人のような人でした。)

祖母の印象

 なんというか、、強烈な人でした。たまに遊びにいくと、途轍もない量の焼きそばとかお好み焼きとかすき焼きとか、何というか全てが桁外れな人でした。ですが、どことなく上品で独特の雰囲気を持った人でした。

 癇癪持ちの祖父に対して、全く引かない負けない勢いで、どぎつくエネルギッシュに喧嘩をしていたのを覚えています。アドレナリンが凄まじいな、うわぁ〜と子供心ながら感じていました。

 祖父と異なり、かなり主観的に物事を見ている印象はあったものの、やはり鋭い感覚や視座を持っていた印象です。特に、バイタリティ、エネルギーが凄まじく、やると決めたことは全てやり切る人でした。

祖母の運転免許証

 エネルギーに溢れた祖母は、文字が読めませんでした。これは、先天的なものではなく、幼少期に学校に通わせてもらうことができなかったため、教育を受けていないからです。この物語以上のことは、私は存じませんが、祖母が通ったであろう道を想像するだけで、とても心が痛みます。

 しかし、価値観がしっかりしていた祖父、自動車教習所で人気だった祖父と結婚したのだから、お婆ちゃん、おめでとう!と言いたいです。

 本題に戻ると、祖母は文字が読めません。ですが、自動車免許を持っています。え?マジで?テストどうすんの?と疑問に思うかと思いますが、一発合格だったそうです。

 祖母曰く、「絵のように覚えるんや」と家族に話していたそうです。これは、まさにDeep Learningの世界です。AI研究者もびっくりの世界で、自然言語処理を、画像処理で行なったのはまさに超人的な神業です!

 (ちなみに、私は一度免許証のテストを落ちました。小学校、中学校、高校と大学を卒業しているのに、祖母に負けていて、恥ずかしいです。)


 何か、障害があったり、困難がぶつかったときは、祖母の辞書を思い出すようにしています。祖母の辞書には三つの単語が登録されている、と父が語っていました。

「頑張る、頑張る、頑張る」と。

宝塚の家

 祖父と祖母は、一般的には中流?階級と呼ばれる所得者層だったと思います。しかし、ローンではなく、現金で2回、宝塚に家を建てた、と父から聞きました。想像を超える倹約と節約、その上での何かしらの工夫でそこそこの財を造ったのだと思います。祖母は、文字が読めなかったのですが、時給が高い仕事を探して、たとえばゴルフ場のキャディさん?などをしていたそうです。


さいごに

祖母の物語は、私に勇気を与えてくれます。人体と常識の限界を超えた事例をまざまざと見せつけられると「頑張る、頑張る、頑張る」の可能性を感じずにはいられません。我々は、自分が思っている以上にできるのだと。

読んでくれた方に向けて

ここまで、読んでくれた方は何かしら価値観を共有できるのかな?と思いますので、ぜひまずはカジュアルに話しましょう。

採用採用せず、フラットに楽しみながら。

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