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本当にやりたいことを仕事にする。妥協しない求職活動でやりがいを掴んだKYLAエンジニア社員インタビュー

――はじめに、簡単な自己紹介からお聞かせください。

迫田さん:迫田(さこだ )と申します。慶應義塾大学大学院で情報工学について学び、新卒でKYLA(キラ)株式会社に入社しました。大学時代は「ボードゲームにおける人工知能」について研究をしており、深層学習(ディープラーニング)を利用した完全情報ゲーム(*1)の開発に打ち込んでいました。

  • (*1)ゲーム理論におけるゲームの分類の一つ。プレイヤーがお互いの意思決定や行動を全て観察できるゲーム。将棋やチェスなどが該当する。

AIが人間を超えていく未来に感じた「やりがいと可能性」

――ITやテクノロジー関係に興味を持ったきっかけはどのようなものだったのでしょうか。

迫田さん:高校生のころから理系を専攻していたのですが、その時はプログラミングには全く知識がありませんでした。興味を持つ明確なきっかけになったのは、大学に入る前に観た将棋の電王戦ですね。プロ棋士と人工知能の対局で、部分的にではありますがAIが人間を超えていく姿がとても印象的で、この分野はこれから伸びていくだろうと感じ、興味を持ちました。今、人間が行なっている仕事をAIに置き換えたり、人間以上のパフォーマンスを発揮したりする可能性がある領域をもっと発展させていきたいと思っています。これが私のエンジニアとして働く意義になっています。

――現在取り組まれているお仕事の内容についてお聞かせください。

迫田:エンジニアとして、クライアント企業で業務を行なっています。専門的な分野なので簡潔にまとめるのが難しいのですが(笑)、今は深層学習を部分的に利用しながら、様々なプログラミングを高速で動かすようにする業務が中心です。KYLAは基本的には経験者採用しか行なっておらず新卒入社は例外だったのですが、学生時代から人工知能を学んでいたことやインターンで事前に業務に触れていたこともあり、経験者枠で採用していただきました。

納得のできないまま終わらない。本当にやりたいことをするために就活を継続

――企業探しの軸はどういったものだったのでしょうか。

迫田さん:自分の専門となる人工知能や深層学習の知識を活かすことができる場所であることを重視しました。また競技プログラムなども行なっていたので、プログラムの高速化という分野においても自分の力を発揮できると思い、自分に合った規模の会社で自身の強みを活かすことを軸に据えて就職活動を行っていました。

――KYLA株式会社と出会ったきっかけについてお教えください。

迫田さん:自分の興味のある「人工知能」というキーワードや、少人数で働ける環境を軸に企業を探している中で、KYLA株式会社と出会いました。エントリーして、すぐに面接が決まり、そのまま採用していただけることになって、自分が思っていたよりもスピーディーに話が進んでいきました。

――KYLA株式会社へ入社を決めた理由についてお聞かせください。

迫田さん:実はKYLAへの入社を決める前に、すでに内定をいただいている会社もありました。しかし、その企業が自分の就活の軸となかなか結び付きませんでした。そこはKYLAよりも規模の大きい会社で、自分のやりたい深層学習の分野の事業も手掛けてはいましたが、実際に携われるかがわからない状況でした。結果として、自分の納得のいかないまま就活を終えることはせず、卒業後も活動を継続するという決断をしました。そしてKYLAと出会いました。自分のやりたい深層学習の分野に携われることが面接の段階で明確で、新進気鋭のベンチャー企業だったこともあり、様々な環境に挑戦できると感じ、入社を決意しました。小規模の企業なので、会社としての安定性に不安も正直ありましたが、それ以上に自分の探している環境にぴったりで、とても魅力的な会社だと感じました。

――エントリーの段階と実際に面接をしてからで、会社の印象に変化はなかったのでしょうか。

迫田さん:大きな印象の変化はありませんでしたが、強いて言えばまだ創業から1年しかたっておらず、思った以上に会社自体が若い組織だったことが印象的でした。メンバーも自分と同世代が多く、働きやすい職場だということも感じました。

――では入社して実際に働き始めてからギャップを感じることはありましたか?

迫田さん:ギャップというほどではないですが、コロナウィルスの影響もあり、直接社員同士が集まる機会が少なくなってしまっているのが残念に感じますね。クライアント先に出向いての仕事ですし、案件が同じにならないとなかなか交流が生まれにくいです。ただ定期的に帰社日があり、勉強会などで社員が集まる機会が設けられているので、そういった場を利用して交流を深めていきたいと思っています。個性的な方が多くて面白いと聞いているのでこれからが楽しみです。

――KYLAで働くなかで感じるやりがいと、逆に困難なことがあればお聞かせください。

迫田さん:自分の能力に合った仕事を任せてもらっているので、働きながらとても面白いと感じることができています。私は競技プログラミングを長くやっていたのですが、そこで身につけた高速化のノウハウや適切なアルゴリズムの選択をそのまま業務に活かすことができていて、自分のやってきたことが実際の仕事に繋がるのは感動的でした。

一方で、これまで個人開発をずっと行なってきたのでチームでの開発にまだ慣れず、その部分を難しく感じています。開発時間の多くをチーム内での意思疎通に費やすので、個人開発との進め方の違いに早く適応していきたいですね。技術的な面では、自分の専門分野だったこと以外での経験不足を実感しています。私の場合組み込み系の作業の知識がまだまだ足りないので、これから時間をかけて自分たちの扱うコンピュータに詳しくなっていきたいです。

個人主義でも研究熱心。若い会社ゆえの自由さが魅力の「KYLA」

――では次は会社のことについてお聞きします。KYLAの社風はどのように感じていますか?

迫田さん:まだ私も入社して間もないのですが、今の印象としてはこれまで在籍していた大学の研究室のような感じでしょうか。優秀なエンジニアの集まりで個人主義気質なところも少しありますが、年齢も同年代の若い方が多くてみんな個性的なので、自然体でいられる自由な環境だと思います。私は大学院に進学し研究室に所属した後に働き始めましたが、KYLAのメンバーはもっと早くから仕事に打ち込んできた方も多く、自分の知らないことをたくさん経験されていてとても勉強になります。会社自体はまだ創業から日が浅く、社員の人数も多いとは言えませんが、少数精鋭で技術力の高い人たちと一緒に働いて成長していけるところが魅力的です。



――素敵な環境ですね。迫田さんご自身はどういったことを意識してお仕事をされていますか?

迫田さん:スキルアップのために「自分でやってみる」ことを大切にしています。私はあまり本を読んで学ぶタイプではないので、既存のプログラムを自身で改良したりして実践的に技術を勉強しています。私は人工知能に対する技術力を高めていくことを目標としているので、仕事以外に趣味でもプログラミングは行なっていきたいですし、自然言語の分野にも興味があるので積極的に学びを深めていきたいです。

――ズバリ、KYLA株式会社の魅力を一言で表すと?

迫田さん:”会社というより「技術者の寄り合い」のような雰囲気”でしょうか(笑)KYLAは個人主義的な部分もありつつもそれぞれが優秀で、プログラミングが好きで打ち込んでいる方が多い環境です。そして優秀な人が集まってくるのは、ここが自分のやりたいことを実現できる場所だからだと思います。本当に自分の興味のある分野になかなかアサインされないことも多いエンジニアの仕事ですが、専門分野にどんどん挑戦していけるKYLAはとても魅力的な環境です。本当にプログラミングが好きな人がやりがいを持って働ける場所だからこそ、「技術者の寄り合い」のような自由な風潮があるのだと思います。

――KYLAにはどういった方が合っているでしょうか。一緒に働きたい人物像などをお教えください。

迫田さん:私はこの会社がとても合っていると思っているので、自分のような人は向いていると思います。具体的に言うと、就職活動のようなコミュニケーションはあまり得意ではないけれどプログラミングが好きで技術力があるような人ですね(笑)自分のやりたいことや挑戦したいことに取り組んでいける環境があるので、もっと技術を磨いていきたい「職人気質」な方も合っていると思います。私自身も自分の苦手な分野を相談できる知識のある方が入ってきてくださると嬉しいですね。まだ創業から間もない新しい会社なので、枠にとらわれない自由さの中で働けることも大きな魅力です。自分のやりたいこととKYLAがマッチしているのなら、とことん自分のやりたいことに挑戦していける場所でもあります。そんなKYLAの魅力を利用して新しい技術やスキルをどんどん身につけていくような意欲のある方とぜひ働きたいと思っています。


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