「サウナ業界の営業って、具体的に何を売るの?」「ベンチャーの営業って仕組みがなくて大変そう…」
そんな懸念を抱いている方へ。今回は、HIDANEの営業統括部長である中村太一(テッド)に、全事業(メディア、マーケティング支援、広告代理店)を横断して売上を作る仕組みと、組織の立ち上げフェーズに関わる圧倒的な魅力について語ってもらいました。
ただの営業ではなく、サウナをフックに多様な商材を組み合わせて提案できる面白さ。そして、ゼロから「営業組織」を創り上げる熱狂を、ぜひ感じてください!
インタビュアー 今回は営業統括部長の中村さん(テッドさん)にお話を伺います。よろしくお願いします!
中村 よろしくお願いします!
大企業からベンチャーへ。当たり前を追求した先に見えた「ゼロイチ」の魅力
インタビュアー まずは中村さんのこれまでのキャリアについて教えてください。学生時代はどんなことをされていて、新卒ではなぜNTTコミュニケーションズに入社されたのでしょうか?
中村 学生時代はラクロスというカレッジスポーツに熱中していて、4年間体育会でラクロス一色の生活を送っていました。高校まではずっと野球をやっていて、スポーツを通じて「日々の練習を継続し、当たり前のことを当たり前にやること」がパフォーマンスを出すために一番大事だと実感していました。
そこで、就職活動でも「当たり前を作る」インフラ業界に興味を持ち、その中でもグローバルな展開や法人営業に強みを持つNTTコミュニケーションズに入社を決めました。最初の3年間はエンジニアとしてプログラミングなどを経験し、その後はずっと法人営業として、支店から大企業まで幅広く担当してきました。トータルで約9年半ほど在籍しましたね。
インタビュアー そこから、なぜサウナにハマり、HIDANEにジョインすることになったのでしょうか?
中村 サウナにハマったのはコロナ禍のタイミングでした。友達と昼から飲もうという話になり、その前にサウナに行こうと誘われたのがきっかけです。最初は「5分入れるかな?水風呂なんて無理」と思っていたんですが、友達の真似をして入ってみたら、外気浴での圧倒的な解放感にすっかり魅了されてしまって。その後のビールの美味しさも相まって、完全にサウナの虜になりました。
HIDANEとの関わりは、会社になる前から「サウナコレクション」というメディアに関わっていたことが始まりです。その縁が生まれた背景には、前職でのある体験がありました。
NTTコミュニケーションズでの法人営業もやりがいがあったのですが、組織が大きい分、自分が動かしている「手触り感」が薄れていくのを感じていました。また、ドコモ社内の新規事業創出プログラム『ドコモアカデミー』で新規事業の楽しさに触れ、ゼロから価値を生み出すことや、組織を立ち上げることに強く惹かれるようになりました。
ドコモアカデミーではサウナ施設とフリー熱波師をつなぐマッチングプラットフォームを事業テーマとしてプレゼンしました。その検証活動として実際にサウナ施設へ営業をかけ、あらゆるサウナイベントにも顔を出し続けました。そんな中で参加したサウナコレクションのオフラインイベントで、HIDANEの代表と初めて出会いました。当時のサウナコレクションはまだフォロワー3万人ほど。HIDANEという会社も、まだ存在していませんでした。その後、副業で熱波師として、イベントのタイミングで企画や盛り上げ役を担いながら、HIDANEとの関わりを深めていきました。
それから約3年。サウナコレクションは15万フォロワーに成長し、HIDANEは3つの事業を展開するスタートアップへ。その成長を間近で見続けてきたからこそ、「今が自分の入るタイミングだ」という確信がありました。
また、前職ではドコモ社内に『ドコモサウナ部』を立ち上げ、160人規模のコミュニティに育てました。最初は自分一人で始めたものが、仲間が増えるにつれて『自分だけのサウナ部』から『みんなのサウナ部』へと変わっていった。組織はゼロから作れる、という手応えをそこで初めて実感しました。HIDANEで営業組織をゼロから立ち上げるという仕事に迷いがなかったのは、この経験があったからだと思っています。
急速に伸びているHIDANEという環境で、自分自身が売上を伸ばし、組織を作っていくフェーズに挑戦したいと思い、入社を決断しました。
全事業を横断する営業統括部長の役割と「ヒリヒリ感」
インタビュアー 現在、営業統括部長として具体的にどのような役割を担っているのでしょうか?
中村 HIDANEには現在4つの事業(メディア、SNSマーケティング支援、広告代理店、実店舗サウナ)がありますが、私は実店舗以外の3つの事業における新規売上の責任を持っています。
プレイヤーとして数字を上げることはもちろんですが、事業全体で目標を達成するためには1人では限界があります。そのため、各事業部長と連携しながら戦略を立て、営業組織をゼロから立ち上げていくことが私の大きなミッションです。
インタビュアー 大企業からベンチャーへ移り、責任範囲も大きく広がったと思いますが、難しさややりがいはどのように感じていますか?
中村 正直、毎日ヒリヒリしています(笑)。自分が動いた分だけダイレクトに数字に反映されますし、逆に動かなければ未達という現実が突きつけられます。でも、そのヒリヒリ感が「生きている実感」に繋がり、非常に楽しくもありますね。
前職では自分で数字を上げるところまでがメインでしたが、今は組織全体で数字を上げるための戦略を考え、実行していく必要があります。強制的に視座が上がり、走りながら考え、行動しながら修正していくという高速なPDCAサイクルを回している感覚です。
サウナをフックに多様な商材を組み合わせる。ダイナミックな提案営業
インタビュアー 具体的な営業内容について教えてください。各事業でどのような提案を行っているのでしょうか?
中村 まずメディア事業では、15万フォロワーを抱える「サウナコレクション」を武器に、全国のサウナ施設に対してPRの提案を行っています。
次にマーケティング支援事業では、サウナ施設のアカウント運用や継続的な発信のお手伝いをしています。
そして広告代理店事業では、大企業のメーカーなどに対して、サウナ施設や銭湯を「商品を体験できる新しいメディア(場)」として捉え、施設をジャックするようなPR施策を提案しています。
インタビュアー サウナ施設とメーカー、それぞれどのような課題を抱えていることが多いですか?
中村 サウナ施設の場合は、現場の対応に追われていてSNS周りに力を入れきれていないことや、新しい年齢層を取り込めていないといった課題が多いですね。
一方、メーカー企業の場合は、Web広告などで認知は獲得できても、実際に商品を購入したり体験したりするところまで繋がっているか検証しづらいという課題があります。商品をリアルに体験できる場所が少ない中で、サウナ施設は非常に魅力的な体験の場になり得るんです。
インタビュアー メーカー企業とは、具体的にどのような企業への提案があるのでしょうか?
中村 例えば、花王さんのようなシャンプーなどの日用品メーカーや、サウナ上がりの乾燥を防ぐ化粧品メーカーなどがあります。最近では、寝具メーカーのブレインスリープさんと連携し、外気浴スペースにベッドを設置するといった全く新しい文脈での提案も行っています。捉え方次第で、ほぼ全ての業界に提案できるポテンシャルがあると感じています。
ゼロから市場をつくる面白さと、圧倒的な成長環境
インタビュアー HIDANEでの営業のやりがいは、どんなところに感じていますか?
中村 前職では、ある程度勝ちパターンが決まっていて、戦略をしっかり練り上げてから提案に持っていくスタイルでした。しかし今は、そのスピード感では目標達成に間に合いません。自分で考えたアイデアをすぐに提案し、ダメならすぐに改善する。この高速PDCAを回し、自分の考えがダイレクトに結果に反映されるプロセスは、非常に難易度が高いですが、その分大きなやりがいを感じます。
また、自分が企画・提案した内容がプレスリリースとして世に出ていき、サウナをメディアとして捉える新しい市場をゼロから創り出しているという実感は、このフェーズならではの圧倒的な魅力ですね。
インタビュアー 現在、営業組織を立ち上げる中で、どのような課題があり、どんな仲間を求めていますか?
中村 最大の課題は「圧倒的な人手不足」です。私自身がプレイヤーとして動きながら、3事業の戦略を立てて実行していますが、戦略を一緒に考え、実行してくれる仲間がまだまだ足りません。
求めているのは、「自責で動ける人」です。スタートアップなので、仕組みが整っていなかったり、うまくいかないこともたくさんあります。そんな時に環境のせいにせず、「仕組みがないなら自分で作ろう」というマインドを持った方に来ていただきたいです。
また、「考えながら走れる人」も重要です。戦略を立てるだけでも、何も考えずに突っ走るだけでもなく、仮説を持って行動し、失敗したらすぐに修正できる。そんな高速PDCAを一緒に回せる仲間を探しています。
インタビュアー 今のタイミングでHIDANEの営業組織にジョインすることで、どのようなスキルや経験が得られると思いますか?
中村 メディア、SNSマーケティング支援、広告代理店と、複数の商材や提案先を組み合わせて、自分のアイデアベースで新しい営業パッケージや仕組みを創り出していく力が身につきます。単なるルート営業ではなく、ゼロから市場を開拓し、組織を立ち上げていく経験は、他ではなかなか得られない圧倒的な成長に繋がるはずです。
サウナ業界に関わる全ての企業が「最初に相談する会社」へ
インタビュアー 最後に、営業統括部長として、今後どのような営業組織を創っていきたいか、ビジョンを教えてください。
中村 「サウナ業界に関わる全ての企業が、最初に連絡をする会社」にしていきたいです。
サウナ施設や温浴施設はもちろん、大手メーカーや宿泊業界など、様々な企業とのコラボレーション実績が増えてきていますが、まだまだ道半ばです。どんな企業であっても、「まずはHIDANEに相談すれば何とかしてくれる」と頼られるような、最強の営業組織を創り上げていきたいと思っています!
インタビュアー ゼロから市場と組織を創り上げる熱狂が伝わってきました。本日は熱いお話をありがとうございました!
中村 ありがとうございました!
中村 太一|営業統括部長
東京都台東区出身。立教大学文学部卒業(体育会ラクロス部所属)。2017年にNTTコミュニケーションズに新卒入社後、NTTドコモに転籍。エンジニアとして3年、法人営業として約6年半、計9年半在籍。副業で熱波師として活動する中でHIDANEと出会い、2026年1月にジョイン。現在は営業統括部長として、メディア・マーケティング支援・広告代理店の3事業を横断した新規営業と、営業組織の立ち上げを牽引する。