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ビジネスサイドと共に事業を主導する、名古屋拠点の魅力的なマネージャーたち

KINTOテクノロジーズ最初の拠点は、KINTOと場所を同じくする名古屋オフィスでした。事業を担う「KINTO」と、テクノロジーでビジネスを実現する「KINTOテクノロジーズ」。名古屋拠点のメンバーはKINTOと共にどのような働き方をしているのでしょうか。

今回は名古屋拠点で働くマネージャーの西口さん、山下さん、及川さんの3名にインタビューを実施。役割やチーム間の連携の仕方に加え、仕事の面白さなどについてもたっぷりお伺いしました。

データ分析、システム構築、新規事業立ち上げ…。各分野のエキスパートが集結

―最初に、皆さんのこれまでのキャリアについて簡単に教えてください。

西口:私はもともとカタログ通販の会社に勤めていました。通販業界は「どこに住んでいる人が、いつ、何を買ったか」という情報をお客様から自然に取得できるため、20年以上前からデータベースマーケティングがかなり進化していた分野で、そこで長年高度なデータ分析に携わってきました。

KINTOに転職したのは、2019年10月のことです。現在KINTOテクノロジーズの取締役副社長である景山さんからのリファラルを受けて入社しました。ジョインしてからはデータ分析部門を立ち上げ、20名のグループにまで規模を拡大しています。その後、KINTOテクノロジーズ発足と同時に転籍しています。

及川:私はインターネットプロバイダ企業の映像配信エンジニアとして、地上波やBS、CS放送を含めた100チャンネル以上の番組を配信するためのシステムを構築していました。多様な放送網を手掛けるうちにグローバルな仕事がしたいと思い、次はグローバル展開をしている総合商社のIT戦略部にジョインしています。

そのうち、「自分は誰かの役立つ仕事が合っている」と感じるようになり、事業に共感してKINTOテクノロジーズに応募を決めました。現在はコーポレートITグループに所属し、コーポレートITグループ管轄のインフラ管理とマネジメントを行っています。

山下:ベンダーで経験を積んだ後、西口さんと同じくカタログ通販・ECの事業会社に転職。主に新規サービス、新規事業の立上げに関与してきました。ベンダーと事業会社の双方の立場を体験・理解をし、ビジネスの企画から運用までに何度も上流から下流まで携わってきたことになります。

トヨタを基盤とした新規事業の立ち上げに期待感があった

―皆さんが入社を決めた理由について、詳しく教えてください。

西口:私が入社した当時は、まだ名古屋拠点しか存在していませんでした。もちろん組織自体も立ち上がったばかりで、初期フェーズにしか味わえない体験を通して成長機会を得られることが第一の魅力でしたね。

しかも、トヨタという大きなバックボーンがあります。KINTOのみならず、トヨタファイナンスなどトヨタグループと広く太く関わりながら多様な仕事ができそうな点にも、面白みを感じました。

山下:元々は西口さんからのリファラルでKINTOに入社し、KINTOテクノロジーズに転籍しました。前職から西口さんの事を尊敬していたので、その西口さんが入社を決めた会社は面白いに違いないと想像していました。

まずは会社の話を聞いてみようとしたところ、取締役副社長である景山さんがわざわざ大阪まで会いに来てくれたのです。その際、システム開発部隊と名古屋のビジネス部門間のコミュニケーションを円滑にする役割が必要だという話を伺いました。

トヨタグループにとって新しいチャレンジ分野だということで期待していましたし、他では味わえないような規模でありながらスピード感のある仕事ができるということにワクワクし、入社を決めました。

及川:私は単純に「トヨタグループのWebサービスの先駆者として、モビリティサービスを支えるプロダクトを次々と作り、育て、世界のお客様にご利用いただくことを目指しています。」というミッションに惹かれました。KINTO及びKINTOテクノロジーズには「Breakthrough」「Unique」「Flexible」という3つのバリュー(価値基準)があるのですが、この言葉からも確かな軸を持って価値貢献をする意志とビジョンがよく伝わってきました。

ちょうど自分自身の家庭環境が変わるタイミングだったことも大きかったです。子供のために車を購入すべきか悩んでいたため、「KINTOテクノロジーズが解決するのは社会的に求められている課題だ」と素直に実感できました。

チーム・拠点間と密に連携しながら、ビジネスサイドに近い場所で働く

―名古屋拠点は、KINTOテクノロジーズの中で主にどんな役割を担っているのでしょうか?

山下:各領域のプロフェッショナルが、よりビジネス側に近い距離、立ち位置で企画ベースから早期に関与・支援をすることで品質、納期、コストに対してダイレクトに寄与しています。名古屋は事業部門であるKINTOが主体となってビジネスを動かしているので、発生した案件をどのように進めていくべきかを上流工程から一緒に考えています。テクノロジーを扱うチームでありながら、よりビジネスに近い場所で仕事をしているわけです。

―名古屋拠点ならではの「ユニークな働き方」があれば教えてください。

西口:名古屋拠点は異なるチームメンバーが一つの島で働いています。物理的に相談しやすいので、よく別チームの山下さんや及川さんとやり取りをさせていただいています。隣のデスクで聞いていた他のメンバーを巻き込んで動く、なんていうこともよくあります。それはKINTOテクノロジーズだけでなく、KINTO側のメンバーも同じで、席まで相談に来てくれます。

山下:KINTOからも、KINTOテクノロジーズのメンバーからも「ちょっといいですか」と社内で声が掛けられやすく、掛けやすいコミュニケーションは抜群に良い職場環境ではあると思います。その影響なのか、在宅勤務を選択できるにも関わらず、出社するメンバーが多いのも特徴ですね。同じオフィスで働くKINTOのメンバーから素早く情報を得られた上で、その本質を理解してビジネスに反映させることができることは、間違いなくメリットかなと。ベンダーという立場ではなく、継続して事業に関与・貢献する仕事がしたい、言われたことや保守の身をする情報システム部から脱却をしてビジネス軸よって起案するシステム開発に携わりたい人にとって、名古屋拠点は絶好の場所です。

及川:私のチームでは東京、大阪拠点との連携も密に行っていますね。例えばZoomを繋ぎっぱなしにして、必要時はブレイクアウトルームを利用したり、個別に1on1をしたりして情報をキャッチアップできる仕組みを作っています。


いかに顧客視点を持って価値提供をするかが問われる現場

―仕事の面白さは、どんなところにあるのでしょうか?

西口:「KINTO」というサービス自体はECではありますが、商品の価格帯も購入頻度も、Amazonや楽天とは性質が全く異なります。いわゆるビジネスの成功パターンや他社事例が存在しないのです。自分自身の過去の経験も役に立たないからこそ、試行錯誤をしながら事業を作っていけるのが非常に面白いです。

山下:新しいサービスを次々と展開していくためには今まで通りのやり方ではだめですからね。受け身ではいられないからこそ、ですので「言われたものを作る」という思考や動きには絶対にならないです。反対に「それはやる必要はありません」ともなりますし、過去の経験を生かして逆提案を行うこともしばしばあります。発生した案件に対して本当に実施する価値があるのかを精査し、必要であれば新しい方向性を模索、提案する。それが実現できるKINTO⇔KINTOテクノロジーズの関係が確立し、実現できていることに「Breakthrough」を感じます。

及川:コーポレートITを担当している立場からすると、KINTOテクノロジーズの内製部隊が培った知見をそのままKINTO側に横展開できるのが魅力的です。ベンダーに任せる場合に比べると、圧倒的なスピード感がありますね。

例えばKINTOが使っているコミュニケーションツールはTeamsやメールがメインで、当社はZoomやSlackです。そういった異なる文化特性を持つ会社同士がお互いを理解し合いながら同じ目標に向かって歩むためには、やはり内製部隊でなければできないことが多数あります。

また、エンジニアやデザイナーの方々の活動しやすいプラットフォームをいかに提供するかという部分にも、大きなやりがいを感じます。

―最後に、KINTOテクノロジーズで働く上で求められるマインドや姿勢について教えてください。

西口:先ほど及川さんのコメントにも出てきた KINTOおよびKINTOテクノロジーズの「Breakthrough・Flexible・Unique」という3つのバリュー、これに尽きると思います。チャレンジングな課題を突破していくうえでも、この価値基準は求められます。また、分析グループでいうと、ビジネス・顧客をしっかり理解し、データの背後にある因果関係を読み取ることもメンバーにはこだわってもらうようにしています。

山下:KINTO⇔KINTOテクノロジーズの一体運営という関係性や、トヨタグループ内での立ち位置からテクノロジーを極めたいという人もいます。その一方で、サービスやビジネスにどれだけ寄与できるか、という視点は明確に求められますね。また、一番大事なのは顧客目線です。これは経営陣の想いでもあります。

及川:「最終的な提供先であるお客様が喜ぶかどうかを意識して事業やプロダクトを創ることが重要」という価値観をトップ層がしっかり伝えてくれているので、メンバーにもしっかり浸透していると感じます。当社はベンダーではないからこそ、自分たちが目指す方向性を理解した上でテクノロジーを活かした開発をしないと、お客様の喜びにつながらないのです。

そういう意味では、テクノロジーとビジネス、両方に興味を持ってパワフルに立ち回れるような方が、向いていると思います。


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