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なにをやっているのか

 当社の事業を一言でまとめてしまうと、「保育業界に特化した人材紹介業」です。この言葉だけをみると、世の中に数多ある人材紹介業者の中で、「何が違うのか」がわかりずらいかと思います。  やっていることが同じ中で、いったい何が違うのかというと、当初にもっている「問題意識」です。保育業界では、近年の保育園開設ラッシュの中で、「保育士不足」が叫ばれるようになりました。いわば「売り手市場」です。その中で、以下のような問題点が生まれるようになりました。 【施設側の目線】 ①保育士がとにかく足りない、極端に言えば資格があれば誰でもいい! ②給与を高く&休みを増やし、とにかく応募をしてもらうしかない。 ③すぐに保育士が退職してしまうため、常に現場が疲弊している。 【求職者の目線】 ①条件を選ばなければ、すぐにでも仕事が見つかる ②自分のキャリアプランが明確に持てず、目先の給与の良さや休日の多さを優先してしまう。 ③面接時の会話での施設の理想と、現実の乖離が大きくてウンザリしてしまう。 結局、これらはすべて「ミスマッチ」という言葉で言い表されるものだと思います。そのミスマッチを防ぐため、しっかりと施設と求職者の双方の想いを受け取り、仲人をすることができる、人材紹介業者になっていきたいという信念で、事業を進めていきます。

なぜやるのか

『日本を笑顔にする』 これは、親会社であるスマイルファクトリーの企業理念です。 正直にお伝えすると、まだクルーズファクトリーとしての企業理念、経営理念というものを深く突き詰めるところまで進んでいません。ただ、『日本を笑顔にする』ために始めたスマイルファクトリーでの保育園&学童保育事業の経験から、その根幹になる『保育園で働く職員を笑顔にする』ことを、追いかけていきたいです。 では、なぜ人材紹介業へと歩みを進めているのか、その理由は、以下2点です。 ①お互いの理解が、ミスマッチを防ぐ  親会社は従業員数50名の企業。多くの保育士さんを迎え入れて、事業を行っています。一方で、残念ながら離職率がゼロかと言えば、そうではありません。  以前は、1人でも多くの子どもに入園してもらうため、必死に採用活動をしてきました。そして、求人に応募があればすぐに、採用前提での面接を行い、なんとか不足を埋める、という流れになっていました。やっぱり離職率は下がりませんでした。「なぜだろう?」そう思い悩んできた結果が、「ミスマッチ」を防ぐ、ということでした。  ある日から、「とにかく深く話をする面接」を行うように心がけました。保育への考え方からパーソナリティ、弱点まで、一方的に面接で質問を投げかけるのではなく、お互いに話をして「ここで働いてほしい」、「ここで働きたい」が、一致する人材を採用する、そういう方向性にしたのです。欠員がでていても、「落とすことがあるよ」と現場の保育士さんに伝えました。本当に申し訳なかったのですが。 すると、離職率がストンと下がりました。理念や方針、文化が合う人材が仲間になること、それはとても大切なことだと、改めて気づかされました。 ②人材紹介業者が、「ただの名簿屋」になっていませんか?  上記の通り、欠員が出ると補充のための求人を行います。当然、人材紹介業者を利用することもあります。その中で、とても疑問に思うことが出てきました。それは、「とりあえず紹介して、採用してもらえればそれでOK!」と考える紹介業者が、あまりにも多くないか、ということでした。  もちろん、業界として100%悪いことだとは思いません。結果として採用につながり、長年働いてくれる人材となることもあります。でも、「もうちょっと、求職者の話を聞いておいてよ」、「もうちょっと、ウチの園のこと下調べしてよ」、「もうちょっと、業界のこと知っておいてよ」なんて思うことが、多々あります。それでは、ただの面接設定業者「名簿屋さん」です。  それぞれの保育士さんには、それぞれの性格や経験、キャリアのイメージや保育に対するこだわりがあります。一方でそれぞれの園にも、それぞれの理念や方針、こだわりがあります。お互いに100%満たすことはおそらくはできないのでしょうか、もうちょっと丁寧に、少しでも詳しくお話を聞いて、「ミスマッチ」を防いでいきたい、そう思っています。

どうやっているのか

 実はいま、この事業に携わっている人材は「ゼロ人」です。昨年度に一度事業を立ち上げましたが、コロナの影響で、保育園での対応に大きな力を割かれることになり、事業を進めていくことができていませんでした。ようやくある程度落ち着き、事業の再開の目途が立ち、歩みをすすめていくことになりました。 いわば「0.5からのリスタート」、という感じです。  ご存知の通り、日本人の働き方は大きく変わっていきます。残念ながら「リモート保育」ができるかと言えばそうではないので、保育業界での働き方の変化は限定的ですが、人材紹介業は違います。もちろん、直接お会いすることの意義はあるでしょう。しかし、会社として毎日出社して、オフィスで働く、そんなことは考えていません。  やりがいをもって働くこと、1人でも多くの人材のミスマッチを防ぎ、企業として継続していける、その環境を一緒につくっていきませんか。