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【INTERVIEW#4】デザイナーでの辛い経験があったからこそ今の社員を輝かせている取締役。グループの一角を担うタフデザインプロダクトのこれからとは。

野村 貴久
ヨシダ宣伝株式会社で空間デザインに従事した後、2000年、タフデザインプロダクトを設立(翌年法人化)。飲食、物販店舗などの空間プロデュース、プロダクトデザインを多数手がける。2003年4月当社取締役に就任。 株式会社タフデザインプロダクトがビューティガレージグループ入りした2004年以降、美容室の設計業務を多数手がけ、店舗設計事業をグループの中核事業として大きく成長させる。

自分オリジナルの作品を手掛けたいという想いから起業し、今ではグループの一角を担うデザイン会社へ。タフデザインプロダクトの野村CEOに、規模の拡大や今後やりたいことについて本音で語っていただきました。

ー起業したきっかけは何ですか?

元々、就職した会社で上司の作業の手伝いなど、デザインの修業をしておりました。
起業したきっかけは2つあり、
1点目は作業の内容が上司の手伝いメインでしたので、自分のデザインとして評価をされることがありませんでした。
2点目はお客様の要望を直に聞き、自分の手でデザインしたいと想ったことがきっかけです。


ー立ち上げ後、どのように規模を拡大してきたんですか?

若い時に立ち上げたので、前述の通り自分のデザインがしたいという想いがあり
全て自分の目が行き届くように、5人くらいの少数精鋭でやっていこうと思ってたんです。
ただ、2005年にビューティガレージのグループに参画してから多くのお問い合わせをいただけるようになり、リピートも増えたため、仕事のボリューム的に人を増やさないとパンクしそうでした。
その理由から採用を続けてきた結果、現在の50名くらいの規模まで増えました。
今考えると起業当初の想定からかなり大規模になってしまいましたが、
大人数でプロジェクトに取り組むやりがいや、楽しみを感じられるので今となっては良かったと思います。



ービューティガレージグループに入ったことが成長の要因だったのでしょうか?

そうですね。
ビューティガレージが美容室や理容室、エステなどの美容業界に特化した会社ですので、そのお客様と取引をさせていただいていることにより、「美容業界のデザインに強い」という武器を持つことができました。それが成長の大きな要因になってます。

ー今後の事業展開について教えてください。

おかげさまで、美容室やエステだったり美容系のサロンデザインのカテゴリの中では、ある程度知名度も含めて結果を残せてきているかなと思っていますが、やはりそこで養ったデザイン力をもっと他の分野でも活かしていきたいですね。
今も取り組んでいますが、クリニックやデンタルクリニック、カフェ、飲食店などに、サロンデザインで蓄えたデザイン力やノウハウを幅広く発信していきたいなと思っています。

あとは、現在全国5か所に拠点があるのですが、まだ拠点を置いてない大都市も多く、
今後は少なくともビューティガレージの拠点がある札幌や、仙台、広島などにも拠点を増やし、もっと多くの人に当社のデザイン力を認知してもらえるようにしていきたいです。


ーちなみに野村さん自身の今後の目標はありますか?

先程、ランチを食べながら考えていたのですが・・・今以上に風通しが良く、デザイン制作に対して切磋琢磨できる”環境=場”を作るのが目標ですね。
私のポジション的には当社のスタッフにデザインしやすい、働きやすい環境を作ることが仕事の一つになってます。

そういう会社の雰囲気や環境って、表情に出ると思っていて、例えばお客様と打ち合わせしているときに自信がなかったり、楽しくなかったら、お客様は大丈夫かな?と不安になると思います。
逆にデザイナーが自信を持った笑顔で打ち合わせをしていれば、自信あるんだな、全て任せて大丈夫だな、と思ってもらえたりするんですよね。

任せて安心感を与えられるようなデザイナーを育てたいので、そういう環境を作りたいです。
それから、おかげさまで弊社は多くのお問い合わせをいただけているのでデザイナーにかける負担が少し大きくなってきているのが現状です。そこはもう少し緩和させたいですね。
営業事務をもっと増やしたりとか、バックオフィスをもっと増やすなど、いろいろ思考しています。


ーデザイナーとして、タフデザインプロダクトで働く魅力を教えてください。

当社は新人や若手、中堅、ベテランとの分け隔てなくデザイン力やホスピタリティなど総合的に評価します。普通であれば新人はアシスタントとしてなかなか自分の思い描いたデザインを提案できないことが多いのですが、当社では1年目でもデザインが良ければ、クライアントに提案するチャンスが誰にでもあります。

それ以外にも、ホームページを見てもらえたら分かると思うのですが、どの店舗=作品を誰がデザインしたのかをわかるようにしております。
ホームページを見たお客様から「この店舗デザインが気に入ったからこの人にデザインしてほしい」といった問い合わせが来るんですが、直にお客様の声や評価が分かるので、すごくやりがいを感じられると思います。



あとは、技術的なことだけでなく社会人としても成長してほしいと思っていて、数字の管理や人の管理を含めたビジネススキルも強くしてあげたいなと思っています。
なので当社では数字の管理や、性別関係なく若いうちからマネジメント等にも挑戦させています。
実際に管理職の半分近くは女性ですし、大阪オフィスの代表は女性社員が努めています。
他にも未経験で入社した女性社員が20代後半の時にはグループデザイン部門のトップを務めてます。


ー社員はどのような方が多いですか?

純粋にデザインに対しての向上心が高い社員が多いです。
社内イベントで"デザインアワード"という1年間で各々がデザインした作品の中でベストだったものを提出してグランプリを決めるイベントがあり、賞金も出るのですが、みんなが切磋琢磨しながらデザインをしていて高い向上心を持って働いているなと感じます。

仕事中はみんな集中していますけど、オフィスの打ち合わせブースにポイントキッチンもあるので仕事終わりに鍋を囲ったり、スタンドバーにして立ち飲み会などをしたりしています。
カクテルバーで働いていた女性デザイナーがいて色んなカクテルを作ってくれるので、それをみんなで飲みながらコミュニケーションを取ったりしています。


ー今後どのような方に入社して欲しいですか?

やはりデザインが好きな人ですね。 自分のデザインがお店になり、そのお店が繁盛した時に喜びを感じられ、そのお店が2店舗目3店舗目を出す時にまたリピートでデザインを依頼される。 そしてどんどんお客様の事業が軌道に乗っていく、、、そういう過程を見て「お手伝いして良かった!」と思える。そういう想いに共感できる方と働きたいと想っています。

TOUGH design product(タフデザインプロダクト)
コーポレートサイト:tough-dp.jp/
公式Instagram:instagram.com/tough_design_product/

とても貴重なお話をいただきありがとうございました!
当社では、笑顔が溢れる職場で楽しんで仕事をしたいという方をお待ちしています!
皆様のご応募、お待ちしております!

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