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何もかも違う環境でやっていける⁉~新天地で奮闘する佐藤さんの挑戦

「メディコムの社員ってどんな仕事してるの?」「そもそも入社の決め手は?」など、なかなか見えてこなかったメディコムの「人」に迫る連載。川島さんからのバトンを受け取ったのは、人事総務の佐藤さんです。

何もかも違う環境に飛び込むという、私の選択

川島さんの話を読んで、改めて「転職先の選び方にもいろいろあるな」と思いました。というのも、“営業一筋”の川島さんとは逆で、私の場合は大きなキャリアチェンジ。何もかも、前職とは違う環境へ飛び込みました。

私は新卒から直近まで、何度か転職しながらも、基本、金融や不動産をベースにした会社の管理部門に所属し、そのなかでもファンド(オルタナティブ投資であるVCや不動産、事業再生のPE等を運用する資産運用会社)で、いわゆる“無形商材”を取り扱っていました。そこからメディコムジャパンに来て、衛生資材という“モノ”を製造し販売する立場になったわけです。

そうなると…みんなが分かっていて当然のことがまるでわかりません。

業種でいえば、それまで会社法と金商法で縛られていた世界から薬事法縛りとなり、ステークホルダーは投資家や銀行・証券会社から病院や卸問屋・一般消費者となりました。同業他社の名前も初めて聞く会社がほとんど。
滅菌バック??在庫調整??船が遅れる??粗利計算??
ファンドのスキームは理解できても、私たちの生活に欠かせない「物流の仕組み」すら理解していませんでした。

職種でいっても、人事総務領域とはいえ、総務が管轄する仕事も違えば、採用の仕方一つから違います。今までの同質性の高い組織から、異なる職階の方が多様に在籍している組織を初めて経験することになりました。社員からの質問や疑問も、今まで向き合ったことがないテーマが多くありました。
もちろん会社を選ぶ段階で覚悟していましたが、入社して今までの経験則がほとんど通用せず苦労の連続です(今でも…)

▲合同合宿でのアイスブレイクの様子です。前回登場の川島さんと前々回登場の杉谷さんと同班で楽しい時間でした。

見知らぬ土地で待っていた“ほぼゼロからのスタート”

ではなぜメディコムジャパン?というと、縁あって神戸に住み始め、最初は1年程度で東京に戻る予定が、神戸の居心地の良さについ居ついてしまい…そこで仕事を探しているとちょうどメディコムジャパンが総務人事ポジションを募集していたという…実はそれだけ。求人サイトを見て、総務人事であれば 「一応」今までの経験が生かせるかな…と応募して、縁が重なり今に至ります。

大学こそ関西でしたが、出身も仕事も家族も東京だった私にとって、神戸に住むのも、そこで働くのも、人生初。こうなってくると、人事総務という名前こそ被っていますが、業種も、仕事内容も働く場所、前職とは被るところが殆どありません!文字通りの「ほぼゼロからのスタート」をこの歳で身をもって体験することになりました。

でも幸いなのは、メディコムジャパンには良い人がすごく多い。当社は外資系ですが、今までの会社で一番日本企業のような雰囲気です。それと会社に限らず神戸という街がそうなのかもしれませんが、“来る者拒まず”の空気があります。色々な人を柔軟に受け入れる環境があるというか、必要以上のおせっかいは焼かないけれど、視界の端で暖かく見守ってくれます。この絶妙な空気感が大好きで、移り住んで3年で街にどっぶり浸かり、東京に帰りたいと思うこともほぼありません。

▲期末のキックオフミーティングでは社員の皆さんに意見を聞いて回るおせっかい役です。社員との対話を大切にしたいですね。

異業種からでも挑戦できると思ってもらえるように

具体的に何かをカッコよく成し遂げた話でもあれば良かったのですが、まだ目の前に必死なのが正直なところです。それに私が目下取り組んでいる人事評価や文化醸成は、必ずしもすぐ結果に結びつくものでもないですし、会社の規模もある程度になると毎日想定外のことが発生し、ゼロベースで考えることも多岐に渡ります(ここでは書けないようなことも?!)。

ただ、せっかくなら近いうちにうまく着地させたいですし、そのために日々考えてアクションを積み重ねたい。そして今後入ってくる人たちに対して「異業種や、異なる地域からの挑戦もOK!」と胸を張って言えるような存在になれたらいいな、なんて思っています。


あ、「神戸が大好き!」という方もご応募お待ちしています。


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